国家の不祥事

2022年8月4日
埼玉県幸手市で現職の木村治夫市議が、有権者に対してアベノマスクを無償で提供したとして、公選法抵触の可能性が浮上しました

埼玉県幸手市の木村治夫市議は2022年4月頃、新型コロナウイルス対策で政府が調達して余剰在庫となっていた布製マスク（通称アベノマスク）を厚生労働省から受け取り、その後少なくとも約1万4千枚を地元自治会関係者に無償で供与していたことが発覚しました。

埼玉県幸手市の木村治夫市議は、政府が調達した布製の「アベノマスク」に関して、在庫分の配送を受け付けていた厚労省に申請して、約3万枚を入手したということです。


埼玉県幸手市の木村治夫市議コメント
「マスクが欲しいという地元の要望に応えただけだ。」
「ただ、誤解を招く行為でうかつだった」


法律専門家のコメント
「選挙区内の有権者への物品寄付を禁じた公選法に抵触する可能性がある」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
この市議は、自民党の元法務大臣が、選挙民に団扇を配布して問題になった事案を知らないのでしょうか