国側が違法に原告と裁判官の会話を録音していたことが発覚しました
国が被告となっている民事裁判の弁論準備手続きの際に、国側が法廷内にICレコーダーを持ち込こみ、原告の代理人弁護士と裁判官の会話を録音していたことがわかりました。
裁判所の中での録音は法律で禁止されています。
国が違法に録音していたのは、2014年7月から9月にかけ毎月100時間を越える残業でうつ病になったとして、国の労災認定を受けた米軍横須賀基地の元従業員の女性が、国に対して損害賠償を求めている裁判です。
2022年10月11日、横浜地裁横須賀支部での非公開の弁論準備手続きで、国側の指定代理人が一時退席した際に書類のファイルとスマートフォンの間にICレコーダーが挟まっているのが見つかったということです。
裁判所書記官がICレコーダーを調べたところ、ICレコーダーの中には弁護士と裁判官が話している様子が録音されていました。
国の指定代理人は法務省と防衛省の複数の職員らが務めており、国は誰がICレコーダーを持ち込んだのかを明らかにしていません。
ICレコーダーには、この裁判に関する以前の弁論準備手続きの様子も録音されていました。
横浜地裁横須賀支部は録音されていたデータを全て消去したということです。
原告の代理人弁護士のコメント
「ICレコーダーを持ち込んだ代理人の処分と再発防止などを求める抗議文を、国側と横浜地裁横須賀支部に提出する。」
国側のコメント
「裁判の前に打ち合わせがあり録音していた。録音を停めるのと、法廷から持ち出すのを忘れた」
「録音をしたのは今日だけだ」
横浜地裁のコメント
「裁判体の許可を得ることなく、弁論準備手続期日において、録音がされたことは遺憾である」
カルト政権とその支持者である公務員は、憲法も法律も遵守しない
しかし、国民には悪法を押し付ける
そんな連中が、為政者を縛るための憲法を、カルトや為政者の都合よく改悪しようとしています
国側は「録音は今回だけ」としていますが、ICレコーダーには過去の公判中の録音データも見つかっているようです
国や公務員に対する法規制の強化を実施しなければ、国による違法行為はこれからも続くでしょう
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