兵庫県明石市消防局に勤務する34歳の男性消防士長が、救急出動先の住所や地図が表示された画面を撮影したうえで、LINEを利用して知人に送信したとして、2023年9月4日付で停職2カ月の懲戒処分となりました
兵庫県明石市消防局の消防士長は2022年9月7日未明に、仮眠時間中にLINE上で知人とメッセージを送り合っていた際に救急出動がかりました。
この消防士長は出動を相手に伝える目的で、救急車の運転席と助手席の間にある「車両動態表示システム」の画面をスマートフォンで撮影したうえで、知人に送信した疑いがもたれています。
送信された画面には、目的地の番地までの住所と位置が表示されていました。
2023年7月下旬に、市役所にこの画面が添付されたメールで匿名の通報が寄せられたことで事態が発覚し、明石市が本人に事実を確認すると「送ったことがある」と容疑を認めたということです。
救急出動先の住所入り画像を知人に送る 仮眠時間中にLINEでやりとりか
明石市消防局は4日、男性消防士長(34)を懲戒処分にしたと発表した。
処分は4日付。同消防局によると、
兵庫県明石市消防局のコメント
「現時点で画像の拡散や悪用は確認されていない」
「個人情報保護などコンプライアンス徹底を全職員に周知した。」
「引き続き研修などで再発防止に向けて取り組みたい」
公務員による個人情報の漏洩事案が発生すると、「拡散や悪用は確認されていない」などのテンプレ発言が飛び出しますが、調査能力を持たない連中が「何を言うものか」と思わざるを得ません
個人情報を漏えいした連中が、「拡散や悪用を確認していない」からと言って、拡散や悪用が無いという事にはなりません
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