国家の不祥事

2023年7月21日
北海道桧山振興局保健環境部に勤務する20代の男性職員が、高齢者施設を対象とした交付金の募集業務を怠り、不適切な処理をしていたことが発覚しました

北海道桧山振興局保健環境部の職員が2023年4月に、高齢者施設を対象としたスプリンクラーの設置など防災設備に関わる交付金の募集について、施設側への告知を怠った上で、決裁を通さずに「該当なし」として本庁に虚偽の報告をしていました。

桧山振興局保健環境部の職員は、その後、交付金があることを知った施設から申請書の提出があった際にも、申請の処理をすることなく放置していました。

2023年7月になって、提出した施設から問い合わせがあり、一連の不適切な処理が発覚しました。


北海道桧山振興局の職員のコメント
「ほかの事業もあり、忘れていた」


北海道桧山振興局の山田哲史桧山振興局長コメント
「道民の皆様の信頼を損ね、お詫び申し上げます。」
「今後、同様の事案が発生しないように再発防止に努めてまいります」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
公務員の仕事が遅く不正確であることには理由があるようです

公務員は、各種申請を受け付けた際に、通常の処理に要する日数を予め告知する必要があります
公務員による職務の放置を抑止するには、他に方法が無いでしょう