国家の不祥事

2024年4月26日
福島県税務署に勤務する20代の男性財務事務官が、中古車のネット販売による副業で2億円を稼ぎだしていたとして、国家公務員法違反により2024年4月26日付で停職1か月の懲戒処分となりました

福島県税務署の財務事務官は、2022年8月から2024年2月までの間に所得した育児休業中に、承認を得ずに副業を行い、車62台と携帯電話4台を売却するなどして約2億円の利益を得ていました。

財務事務官は、車両をインターネットで購入するなどして仕入れ、買取店やオークションで転売して利益を得ていたという事です。

財務事務官は、懲戒処分の同日付で辞職しました。


福島県税務署の財務事務官コメント
「もともと車が好きだった。中古車が高騰していて、もうかると考えた。悪いと分かっていても、やめられなかった。」


仙台国税局のコメント
「本件を厳粛に受け止め、再発防止に努めるとともに、職員のさらなる服務規律の遵守を図っていく」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
継続して収益を得ており、販売品が日常的な動産ではないということで、業として認定されます
税務署の職員がそれを分からないという事はありませんから、極めて悪質な副業といえます

金額的にも、懲戒処分が相当ではないでしょうか