海上自衛隊呉基地所属の護衛艦「かが」に乗務する30代の男性1等海曹が、同僚の女性隊員にキスをするなどのセクハラ行為におよんだとして、2024年3月6日付で停職6か月の懲戒処分となりました
護衛艦「かが」乗務員の1等海曹は、2018年11月20日に広島県呉市にある飲食店内で、部隊の同僚女性隊員に対して腕や脚のもも部分を触ったり、顔や唇に2〜3回キスをしたりするなどのセクハラ行為におよんだ疑いがもたれています。
セクハラ事案が発生した日は部隊の懇親会が開かれており、他にも複数の同僚隊員が同席していました。
被害者の女性隊員が拒否する様子を見ていた同僚隊員らが、1等海曹を引き離して退席させたということです。
被害を受けた女性隊員が、懇親会の翌日に上司に相談してセクハラ行為の調査が開始されました。
護衛艦かがの國分一郎艦長コメント
「ハラスメントを含めて服務事案の防止について取り組んでいる中で、本事案が発生したことを重く受け止めております。」
「今後さらに服務指導を徹底し、厳正な規律維持及び再発防止に努めてまいります」
呉地方総監部のコメント
「発覚から処分まで5年以上かかったことについては、当事者が飲酒していいたこともあり、目撃者や当事者の主張が食い違っていたため、調査に年月を要した」
「護衛艦かが」は、いずも級護衛艦の2番艦で、海上自衛隊が保有する艦船では最大級の護衛艦です。
現状はヘリコプター空母ですが、将来的には軽空母として運用できるように飛行甲板の改修中です。
海自虎の子のかがの乗組員による不祥事にはがっかりです
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