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2018年10月12日
会社と地位にしがみつくおじさんたちの悲しい末路、、、
こんにちは!
ぺぎそんです。
●「三種の神器」を失いたくない
こうした「しがみつくオジサンたち」は、経済界にも政界にも山といるが、働き続けなければならないほど金銭的に困っているわけではないだろう。仕事など辞めて、趣味でもなんでも、悠々自適、自分の好きなことを楽しめばいいのに、と思うのだが、そうもいかないようだ。
アメリカなどではある程度の成功を収めたエグゼクティブは、退職後、その有り余る財産で、慈善事業にいそしみ、名誉欲を満たしたり、贅沢なリゾートライフを送ったりと、人生のもう一つのステージを楽しむが、日本では、そういった華やかなリタイヤメントライフの話を聞くことはあまりない。
代わりに、相談役や顧問、財界活動などを通じて、何とか一年でも長く「現役」を続けたいと思う人が多いようだある調査によれば、1071 社中、62.4%にあたる668社が相談役や顧問制度を設けており、30人以上の顧問や相談役を抱える企業もあった。
報酬だけが目的ではなく、「黒塗りの車」「秘書」「個室」の「三種の神器」を失いたくないという動機もあるらしい。
就労を希望する高齢者の割合は71.9%
こうしたおじ様たちの高い「勤労意欲」はエグゼクティブレベルの話だけのものではない。
内閣府の調査で、60歳以上の高齢者に何歳まで収入を伴う仕事をしたいか聞いたところ、「働けるうちはいつまでも」が28.9%と最も多く、次いで「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」と、就労を希望する高齢者の割合は71.9%に上った。「仕事をしたいと思わない」という人はわずか10.6%に過ぎなかった。もちろん、経済的理由で働き続けなければいけない人も多いし、精神的にも肉体的にも働き続けることのメリットは大きいだろう。政府の進める「働き方改革」においても、「高齢者の就業促進」が課題として掲げられており、人出不足の折、退職した人が、再び生き生きと仕事を楽しみ、活躍できる環境は望ましい。一方で、「会社や地位にしがみつく」メンタリティには問題も多い。
男性の就業希望者は女性よりはるかに多く、独立行政法人労働政策研究・研修機構のレポートによれば、「男性の引退年齢が女性よりも高い一つの要因は、『仕事人間』『会社人間』とも呼ばれる仕事中心的な現役時代の職業生活にある。仕事以外にすることがないから高齢も継続して働くというわけである」と分析されている。
一方で、「女性は現役時代から家庭だけでなく、地域の活動や趣味など、仕事以外の生活領域と幅広く関わっているため、仕事に固執する必要がない」わけで、「仕事しかない」という日本のオジサンたちの生きざまが浮かび上がってくる
同レポートによれば、就業希望理由としては、「収入が欲しい」(46.8%)が最も多かったが、「働くのは体によい、老化を防ぐ」(26.4%)「仕事が面白い、自分の活力になる」(19.2%)という人も多い。
仕事があることで、自分が役に立っている、必要とされているという「自己有用感」を与えてくれている側面もあるだろう。窮屈なサラリーマン生活に辟易とし、文句を言いながらも、実際には、オジサンたちにとっては、仕事が「レゾンデートル」(存在理由)や「生きがい」となってしまっているところは否めないのだ。
オジサンたちが失いたくないのは実は「仕事」だけではなく「名誉」と「名刺」、そして、「生きがい」「自分の存在価値」「居場所」でないだろうか。
趣味や職場以外のコミュニティを持たない日本人男性にとって、仕事を失うということは、人の根源的欲求である「人として認められたい」「必要とされたい」という承認欲求を満たす場がなくなることを意味する。仕事に様々な不満を持ちながらも、職場で認めてもらうこと、評価されることが、人生の大きな駆動力になってきた部分は否定できないだろう。
また、仕事における肩書や地位こそが自らのアイデンティティであり、「名刺」という「ドアノックツール」がなければ、知らない人とどう話すのかわからない、という人もいるかもしれない。「〇〇会社元専務」などという「昔の名前」名刺を持って回る人がいる、という「都市伝説」もまことしやかに伝わる。
●同じ電車に乗り続けてきた人に、突然「降りてください」
日本の男性の場合、欧米のように、職を転々とするわけでもなく、一生を一つの会社に捧げる人が圧倒的で、正規労働者の転職比率は5%にも満たない。定年退職とは、ただの一度も乗り換えることもなく、ずっと同じ電車に乗り続けてきた人がいきなり、「降りてください」と言われるようなものだ。
「仕事」と「家庭」以外の「居場所」を作ることができないまま、勤め慣れた会社を離れることへの恐怖感・喪失感は、「外の世界」を知らない人間にとって、例えようのないものに違いない。
農業や漁業に携わる人や職人のように、一生続けられる仕事であれば、「居場所」を失うことはないが、就業者に占める雇用者、つまり会社によって雇われている人の割合は、1953年にはわずか、42.4%だったものが、2016年には89%にまで達している。
つまり、かつては仕事をする人の半数以上が、体が続く限り、働き続けることができていたわけだが、現在は10人に9人が会社員となり、「定年」という人為的なシステムによって、「同じ場所で働き続ける」権利を自動的に剥奪される対象となってしまった。
●「孤独」は健康に甚大な悪影響を与える
こうして、会社という仕事、地位、肩書、居場所に「依存」してきた人たちを待ち受けるのが、「孤独」である。拙著『世界一孤独な日本のオジサン』の中で、会社というムラ社会のしきたりにどっぷり染まった日本のオジサンたちが、退職後に孤独になりやすいことを紹介した。
日本では「孤独はかっこいい」などと肯定的にとらえられがちだが、実は認知症や心臓病などのリスクを高めるなど、健康には甚大な悪影響を与えることがわかってきた。たばこや酒を控え、運動をしたり、食生活に気を付けたところで、「孤独である」ことによって、その効果は相殺されてしまう。
「孤独」の「孤」とは、「みなしご」という意味であり、不安で寂しい様をさす。
「人間関係はめんどくさい」「一人の方が気楽」、そう思うことはあっても、人と触れ合わず、頼ったり、支えあう人もいない、といった孤独状態を長期間続けることは、精神的にも肉体的にも非常に危険なのだ。
1960年代には60代半ばだった日本人男性の平均寿命は2017年には81.09歳まで伸びた。人生百年時代となれば、仕事を辞めて、20年も30年も「孤独でいい」などと悦に入っている場合ではないのである。
●職場やSNSの「仮想つながり」にいる限り、真のつらさはわからない
では、将来、「孤独」にならないためにどうしたらよいのか。まずは、徹底的に「“個”独」を極めることだ。「個独」とは、「個人としての独立・自立」のこと。
短絡的に会社を辞めて独立しろ、ということではない。職場やSNSの「仮想つながり」に身を置いている限り、「孤独」の真のつらさを実感することはないだろう。望まぬ関係性や同調圧力に身をゆだねるのではなく、「個」としての独立を確保し、自分に向き合ったときに、人は自分の弱さに気づき、本当の「つながり」の重要性を再認識できるはずだ。そして、与えられた関係性だけに甘んじることなく、自らの意思で、居心地のよいつながりを主体的に作り出したり、選び取っていくことができる。
会社の名前や肩書が自分のアイデンティティ、身の回りのことは自分で何一つできない、などという「会社依存」「妻依存」の状態になってはいないだろうか?「依存」と「孤独」は反対語ではない。
「何かに依存する人が孤独になる」「孤独な人ほど依存する」のである。趣味やボランティア、地域での活動、近所づきあいなど、ゆるやかで自主的なつながりの中で、自分の存在価値を見出し、頼ったり、支えあう仲間を見つけておくことはこれからの重要なサバイバルスキルとなる。
もう一つ、おすすめしたいこと。それは「鎧を脱ぐ」ことである。日本の会社というものは、競馬場に似ている。
男性の「競争心」と「プライド」を掻き立てて、競争をさせる。報酬というニンジンの量は、ほかの馬と大した差はないのだが、「やりがい」というニンジンをぶら下げられ、気が付くと、ブリンカー(目隠し)をはめられて、何週も何週もひたすらに、走らされている。
そうした競争環境の中で、まさに企業戦士と化し、プライドや、男らしさといった分厚い鎧をまとい、気が付くと、人と胸襟を開いたつながりを作ることができなくなっているというわけだ。「会社」という小さなターフの中で、「自立」した気になっていても、「社会」から「孤立」している可能性もある。
「しがみつくオジサン」は極端な事例だが、そうした人たちを生み出す“豊かな”土壌が日本にはあるということだ。女性も含め、会社という閉鎖社会に長らく身を置くすべての人の中にある、その「萌芽」を早めに摘み取る意識が大切ぺんっ!
ぺぎそんです。
●「三種の神器」を失いたくない
こうした「しがみつくオジサンたち」は、経済界にも政界にも山といるが、働き続けなければならないほど金銭的に困っているわけではないだろう。仕事など辞めて、趣味でもなんでも、悠々自適、自分の好きなことを楽しめばいいのに、と思うのだが、そうもいかないようだ。
アメリカなどではある程度の成功を収めたエグゼクティブは、退職後、その有り余る財産で、慈善事業にいそしみ、名誉欲を満たしたり、贅沢なリゾートライフを送ったりと、人生のもう一つのステージを楽しむが、日本では、そういった華やかなリタイヤメントライフの話を聞くことはあまりない。
代わりに、相談役や顧問、財界活動などを通じて、何とか一年でも長く「現役」を続けたいと思う人が多いようだある調査によれば、1071 社中、62.4%にあたる668社が相談役や顧問制度を設けており、30人以上の顧問や相談役を抱える企業もあった。
報酬だけが目的ではなく、「黒塗りの車」「秘書」「個室」の「三種の神器」を失いたくないという動機もあるらしい。
就労を希望する高齢者の割合は71.9%
こうしたおじ様たちの高い「勤労意欲」はエグゼクティブレベルの話だけのものではない。
内閣府の調査で、60歳以上の高齢者に何歳まで収入を伴う仕事をしたいか聞いたところ、「働けるうちはいつまでも」が28.9%と最も多く、次いで「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」と、就労を希望する高齢者の割合は71.9%に上った。「仕事をしたいと思わない」という人はわずか10.6%に過ぎなかった。もちろん、経済的理由で働き続けなければいけない人も多いし、精神的にも肉体的にも働き続けることのメリットは大きいだろう。政府の進める「働き方改革」においても、「高齢者の就業促進」が課題として掲げられており、人出不足の折、退職した人が、再び生き生きと仕事を楽しみ、活躍できる環境は望ましい。一方で、「会社や地位にしがみつく」メンタリティには問題も多い。
男性の就業希望者は女性よりはるかに多く、独立行政法人労働政策研究・研修機構のレポートによれば、「男性の引退年齢が女性よりも高い一つの要因は、『仕事人間』『会社人間』とも呼ばれる仕事中心的な現役時代の職業生活にある。仕事以外にすることがないから高齢も継続して働くというわけである」と分析されている。
一方で、「女性は現役時代から家庭だけでなく、地域の活動や趣味など、仕事以外の生活領域と幅広く関わっているため、仕事に固執する必要がない」わけで、「仕事しかない」という日本のオジサンたちの生きざまが浮かび上がってくる
同レポートによれば、就業希望理由としては、「収入が欲しい」(46.8%)が最も多かったが、「働くのは体によい、老化を防ぐ」(26.4%)「仕事が面白い、自分の活力になる」(19.2%)という人も多い。
仕事があることで、自分が役に立っている、必要とされているという「自己有用感」を与えてくれている側面もあるだろう。窮屈なサラリーマン生活に辟易とし、文句を言いながらも、実際には、オジサンたちにとっては、仕事が「レゾンデートル」(存在理由)や「生きがい」となってしまっているところは否めないのだ。
オジサンたちが失いたくないのは実は「仕事」だけではなく「名誉」と「名刺」、そして、「生きがい」「自分の存在価値」「居場所」でないだろうか。
趣味や職場以外のコミュニティを持たない日本人男性にとって、仕事を失うということは、人の根源的欲求である「人として認められたい」「必要とされたい」という承認欲求を満たす場がなくなることを意味する。仕事に様々な不満を持ちながらも、職場で認めてもらうこと、評価されることが、人生の大きな駆動力になってきた部分は否定できないだろう。
また、仕事における肩書や地位こそが自らのアイデンティティであり、「名刺」という「ドアノックツール」がなければ、知らない人とどう話すのかわからない、という人もいるかもしれない。「〇〇会社元専務」などという「昔の名前」名刺を持って回る人がいる、という「都市伝説」もまことしやかに伝わる。
●同じ電車に乗り続けてきた人に、突然「降りてください」
日本の男性の場合、欧米のように、職を転々とするわけでもなく、一生を一つの会社に捧げる人が圧倒的で、正規労働者の転職比率は5%にも満たない。定年退職とは、ただの一度も乗り換えることもなく、ずっと同じ電車に乗り続けてきた人がいきなり、「降りてください」と言われるようなものだ。
「仕事」と「家庭」以外の「居場所」を作ることができないまま、勤め慣れた会社を離れることへの恐怖感・喪失感は、「外の世界」を知らない人間にとって、例えようのないものに違いない。
農業や漁業に携わる人や職人のように、一生続けられる仕事であれば、「居場所」を失うことはないが、就業者に占める雇用者、つまり会社によって雇われている人の割合は、1953年にはわずか、42.4%だったものが、2016年には89%にまで達している。
つまり、かつては仕事をする人の半数以上が、体が続く限り、働き続けることができていたわけだが、現在は10人に9人が会社員となり、「定年」という人為的なシステムによって、「同じ場所で働き続ける」権利を自動的に剥奪される対象となってしまった。
●「孤独」は健康に甚大な悪影響を与える
こうして、会社という仕事、地位、肩書、居場所に「依存」してきた人たちを待ち受けるのが、「孤独」である。拙著『世界一孤独な日本のオジサン』の中で、会社というムラ社会のしきたりにどっぷり染まった日本のオジサンたちが、退職後に孤独になりやすいことを紹介した。
日本では「孤独はかっこいい」などと肯定的にとらえられがちだが、実は認知症や心臓病などのリスクを高めるなど、健康には甚大な悪影響を与えることがわかってきた。たばこや酒を控え、運動をしたり、食生活に気を付けたところで、「孤独である」ことによって、その効果は相殺されてしまう。
「孤独」の「孤」とは、「みなしご」という意味であり、不安で寂しい様をさす。
「人間関係はめんどくさい」「一人の方が気楽」、そう思うことはあっても、人と触れ合わず、頼ったり、支えあう人もいない、といった孤独状態を長期間続けることは、精神的にも肉体的にも非常に危険なのだ。
1960年代には60代半ばだった日本人男性の平均寿命は2017年には81.09歳まで伸びた。人生百年時代となれば、仕事を辞めて、20年も30年も「孤独でいい」などと悦に入っている場合ではないのである。
●職場やSNSの「仮想つながり」にいる限り、真のつらさはわからない
では、将来、「孤独」にならないためにどうしたらよいのか。まずは、徹底的に「“個”独」を極めることだ。「個独」とは、「個人としての独立・自立」のこと。
短絡的に会社を辞めて独立しろ、ということではない。職場やSNSの「仮想つながり」に身を置いている限り、「孤独」の真のつらさを実感することはないだろう。望まぬ関係性や同調圧力に身をゆだねるのではなく、「個」としての独立を確保し、自分に向き合ったときに、人は自分の弱さに気づき、本当の「つながり」の重要性を再認識できるはずだ。そして、与えられた関係性だけに甘んじることなく、自らの意思で、居心地のよいつながりを主体的に作り出したり、選び取っていくことができる。
会社の名前や肩書が自分のアイデンティティ、身の回りのことは自分で何一つできない、などという「会社依存」「妻依存」の状態になってはいないだろうか?「依存」と「孤独」は反対語ではない。
「何かに依存する人が孤独になる」「孤独な人ほど依存する」のである。趣味やボランティア、地域での活動、近所づきあいなど、ゆるやかで自主的なつながりの中で、自分の存在価値を見出し、頼ったり、支えあう仲間を見つけておくことはこれからの重要なサバイバルスキルとなる。
もう一つ、おすすめしたいこと。それは「鎧を脱ぐ」ことである。日本の会社というものは、競馬場に似ている。
男性の「競争心」と「プライド」を掻き立てて、競争をさせる。報酬というニンジンの量は、ほかの馬と大した差はないのだが、「やりがい」というニンジンをぶら下げられ、気が付くと、ブリンカー(目隠し)をはめられて、何週も何週もひたすらに、走らされている。
そうした競争環境の中で、まさに企業戦士と化し、プライドや、男らしさといった分厚い鎧をまとい、気が付くと、人と胸襟を開いたつながりを作ることができなくなっているというわけだ。「会社」という小さなターフの中で、「自立」した気になっていても、「社会」から「孤立」している可能性もある。
「しがみつくオジサン」は極端な事例だが、そうした人たちを生み出す“豊かな”土壌が日本にはあるということだ。女性も含め、会社という閉鎖社会に長らく身を置くすべての人の中にある、その「萌芽」を早めに摘み取る意識が大切ぺんっ!
会社と地位にしがみつくおじさんたちの悲しい末路、、、
こんにちは!
ぺぎそんです。
●「三種の神器」を失いたくない
こうした「しがみつくオジサンたち」は、経済界にも政界にも山といるが、働き続けなければならないほど金銭的に困っているわけではないだろう。仕事など辞めて、趣味でもなんでも、悠々自適、自分の好きなことを楽しめばいいのに、と思うのだが、そうもいかないようだ。
アメリカなどではある程度の成功を収めたエグゼクティブは、退職後、その有り余る財産で、慈善事業にいそしみ、名誉欲を満たしたり、贅沢なリゾートライフを送ったりと、人生のもう一つのステージを楽しむが、日本では、そういった華やかなリタイヤメントライフの話を聞くことはあまりない。
代わりに、相談役や顧問、財界活動などを通じて、何とか一年でも長く「現役」を続けたいと思う人が多いようだある調査によれば、1071 社中、62.4%にあたる668社が相談役や顧問制度を設けており、30人以上の顧問や相談役を抱える企業もあった。
報酬だけが目的ではなく、「黒塗りの車」「秘書」「個室」の「三種の神器」を失いたくないという動機もあるらしい。
就労を希望する高齢者の割合は71.9%
こうしたおじ様たちの高い「勤労意欲」はエグゼクティブレベルの話だけのものではない。
内閣府の調査で、60歳以上の高齢者に何歳まで収入を伴う仕事をしたいか聞いたところ、「働けるうちはいつまでも」が28.9%と最も多く、次いで「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」と、就労を希望する高齢者の割合は71.9%に上った。「仕事をしたいと思わない」という人はわずか10.6%に過ぎなかった。もちろん、経済的理由で働き続けなければいけない人も多いし、精神的にも肉体的にも働き続けることのメリットは大きいだろう。政府の進める「働き方改革」においても、「高齢者の就業促進」が課題として掲げられており、人出不足の折、退職した人が、再び生き生きと仕事を楽しみ、活躍できる環境は望ましい。一方で、「会社や地位にしがみつく」メンタリティには問題も多い。
男性の就業希望者は女性よりはるかに多く、独立行政法人労働政策研究・研修機構のレポートによれば、「男性の引退年齢が女性よりも高い一つの要因は、『仕事人間』『会社人間』とも呼ばれる仕事中心的な現役時代の職業生活にある。仕事以外にすることがないから高齢も継続して働くというわけである」と分析されている。
一方で、「女性は現役時代から家庭だけでなく、地域の活動や趣味など、仕事以外の生活領域と幅広く関わっているため、仕事に固執する必要がない」わけで、「仕事しかない」という日本のオジサンたちの生きざまが浮かび上がってくる
同レポートによれば、就業希望理由としては、「収入が欲しい」(46.8%)が最も多かったが、「働くのは体によい、老化を防ぐ」(26.4%)「仕事が面白い、自分の活力になる」(19.2%)という人も多い。
仕事があることで、自分が役に立っている、必要とされているという「自己有用感」を与えてくれている側面もあるだろう。窮屈なサラリーマン生活に辟易とし、文句を言いながらも、実際には、オジサンたちにとっては、仕事が「レゾンデートル」(存在理由)や「生きがい」となってしまっているところは否めないのだ。
オジサンたちが失いたくないのは実は「仕事」だけではなく「名誉」と「名刺」、そして、「生きがい」「自分の存在価値」「居場所」でないだろうか。
趣味や職場以外のコミュニティを持たない日本人男性にとって、仕事を失うということは、人の根源的欲求である「人として認められたい」「必要とされたい」という承認欲求を満たす場がなくなることを意味する。仕事に様々な不満を持ちながらも、職場で認めてもらうこと、評価されることが、人生の大きな駆動力になってきた部分は否定できないだろう。
また、仕事における肩書や地位こそが自らのアイデンティティであり、「名刺」という「ドアノックツール」がなければ、知らない人とどう話すのかわからない、という人もいるかもしれない。「〇〇会社元専務」などという「昔の名前」名刺を持って回る人がいる、という「都市伝説」もまことしやかに伝わる。
●同じ電車に乗り続けてきた人に、突然「降りてください」
日本の男性の場合、欧米のように、職を転々とするわけでもなく、一生を一つの会社に捧げる人が圧倒的で、正規労働者の転職比率は5%にも満たない。定年退職とは、ただの一度も乗り換えることもなく、ずっと同じ電車に乗り続けてきた人がいきなり、「降りてください」と言われるようなものだ。
「仕事」と「家庭」以外の「居場所」を作ることができないまま、勤め慣れた会社を離れることへの恐怖感・喪失感は、「外の世界」を知らない人間にとって、例えようのないものに違いない。
農業や漁業に携わる人や職人のように、一生続けられる仕事であれば、「居場所」を失うことはないが、就業者に占める雇用者、つまり会社によって雇われている人の割合は、1953年にはわずか、42.4%だったものが、2016年には89%にまで達している。
つまり、かつては仕事をする人の半数以上が、体が続く限り、働き続けることができていたわけだが、現在は10人に9人が会社員となり、「定年」という人為的なシステムによって、「同じ場所で働き続ける」権利を自動的に剥奪される対象となってしまった。
●「孤独」は健康に甚大な悪影響を与える
こうして、会社という仕事、地位、肩書、居場所に「依存」してきた人たちを待ち受けるのが、「孤独」である。拙著『世界一孤独な日本のオジサン』の中で、会社というムラ社会のしきたりにどっぷり染まった日本のオジサンたちが、退職後に孤独になりやすいことを紹介した。
日本では「孤独はかっこいい」などと肯定的にとらえられがちだが、実は認知症や心臓病などのリスクを高めるなど、健康には甚大な悪影響を与えることがわかってきた。たばこや酒を控え、運動をしたり、食生活に気を付けたところで、「孤独である」ことによって、その効果は相殺されてしまう。
「孤独」の「孤」とは、「みなしご」という意味であり、不安で寂しい様をさす。
「人間関係はめんどくさい」「一人の方が気楽」、そう思うことはあっても、人と触れ合わず、頼ったり、支えあう人もいない、といった孤独状態を長期間続けることは、精神的にも肉体的にも非常に危険なのだ。
1960年代には60代半ばだった日本人男性の平均寿命は2017年には81.09歳まで伸びた。人生百年時代となれば、仕事を辞めて、20年も30年も「孤独でいい」などと悦に入っている場合ではないのである。
●職場やSNSの「仮想つながり」にいる限り、真のつらさはわからない
では、将来、「孤独」にならないためにどうしたらよいのか。まずは、徹底的に「“個”独」を極めることだ。「個独」とは、「個人としての独立・自立」のこと。
短絡的に会社を辞めて独立しろ、ということではない。職場やSNSの「仮想つながり」に身を置いている限り、「孤独」の真のつらさを実感することはないだろう。望まぬ関係性や同調圧力に身をゆだねるのではなく、「個」としての独立を確保し、自分に向き合ったときに、人は自分の弱さに気づき、本当の「つながり」の重要性を再認識できるはずだ。そして、与えられた関係性だけに甘んじることなく、自らの意思で、居心地のよいつながりを主体的に作り出したり、選び取っていくことができる。
会社の名前や肩書が自分のアイデンティティ、身の回りのことは自分で何一つできない、などという「会社依存」「妻依存」の状態になってはいないだろうか?「依存」と「孤独」は反対語ではない。
「何かに依存する人が孤独になる」「孤独な人ほど依存する」のである。趣味やボランティア、地域での活動、近所づきあいなど、ゆるやかで自主的なつながりの中で、自分の存在価値を見出し、頼ったり、支えあう仲間を見つけておくことはこれからの重要なサバイバルスキルとなる。
もう一つ、おすすめしたいこと。それは「鎧を脱ぐ」ことである。日本の会社というものは、競馬場に似ている。
男性の「競争心」と「プライド」を掻き立てて、競争をさせる。報酬というニンジンの量は、ほかの馬と大した差はないのだが、「やりがい」というニンジンをぶら下げられ、気が付くと、ブリンカー(目隠し)をはめられて、何週も何週もひたすらに、走らされている。
そうした競争環境の中で、まさに企業戦士と化し、プライドや、男らしさといった分厚い鎧をまとい、気が付くと、人と胸襟を開いたつながりを作ることができなくなっているというわけだ。「会社」という小さなターフの中で、「自立」した気になっていても、「社会」から「孤立」している可能性もある。
「しがみつくオジサン」は極端な事例だが、そうした人たちを生み出す“豊かな”土壌が日本にはあるということだ。女性も含め、会社という閉鎖社会に長らく身を置くすべての人の中にある、その「萌芽」を早めに摘み取る意識が大切ぺんっ!
ぺぎそんです。
●「三種の神器」を失いたくない
こうした「しがみつくオジサンたち」は、経済界にも政界にも山といるが、働き続けなければならないほど金銭的に困っているわけではないだろう。仕事など辞めて、趣味でもなんでも、悠々自適、自分の好きなことを楽しめばいいのに、と思うのだが、そうもいかないようだ。
アメリカなどではある程度の成功を収めたエグゼクティブは、退職後、その有り余る財産で、慈善事業にいそしみ、名誉欲を満たしたり、贅沢なリゾートライフを送ったりと、人生のもう一つのステージを楽しむが、日本では、そういった華やかなリタイヤメントライフの話を聞くことはあまりない。
代わりに、相談役や顧問、財界活動などを通じて、何とか一年でも長く「現役」を続けたいと思う人が多いようだある調査によれば、1071 社中、62.4%にあたる668社が相談役や顧問制度を設けており、30人以上の顧問や相談役を抱える企業もあった。
報酬だけが目的ではなく、「黒塗りの車」「秘書」「個室」の「三種の神器」を失いたくないという動機もあるらしい。
就労を希望する高齢者の割合は71.9%
こうしたおじ様たちの高い「勤労意欲」はエグゼクティブレベルの話だけのものではない。
内閣府の調査で、60歳以上の高齢者に何歳まで収入を伴う仕事をしたいか聞いたところ、「働けるうちはいつまでも」が28.9%と最も多く、次いで「65歳くらいまで」「70歳くらいまで」と、就労を希望する高齢者の割合は71.9%に上った。「仕事をしたいと思わない」という人はわずか10.6%に過ぎなかった。もちろん、経済的理由で働き続けなければいけない人も多いし、精神的にも肉体的にも働き続けることのメリットは大きいだろう。政府の進める「働き方改革」においても、「高齢者の就業促進」が課題として掲げられており、人出不足の折、退職した人が、再び生き生きと仕事を楽しみ、活躍できる環境は望ましい。一方で、「会社や地位にしがみつく」メンタリティには問題も多い。
男性の就業希望者は女性よりはるかに多く、独立行政法人労働政策研究・研修機構のレポートによれば、「男性の引退年齢が女性よりも高い一つの要因は、『仕事人間』『会社人間』とも呼ばれる仕事中心的な現役時代の職業生活にある。仕事以外にすることがないから高齢も継続して働くというわけである」と分析されている。
一方で、「女性は現役時代から家庭だけでなく、地域の活動や趣味など、仕事以外の生活領域と幅広く関わっているため、仕事に固執する必要がない」わけで、「仕事しかない」という日本のオジサンたちの生きざまが浮かび上がってくる
同レポートによれば、就業希望理由としては、「収入が欲しい」(46.8%)が最も多かったが、「働くのは体によい、老化を防ぐ」(26.4%)「仕事が面白い、自分の活力になる」(19.2%)という人も多い。
仕事があることで、自分が役に立っている、必要とされているという「自己有用感」を与えてくれている側面もあるだろう。窮屈なサラリーマン生活に辟易とし、文句を言いながらも、実際には、オジサンたちにとっては、仕事が「レゾンデートル」(存在理由)や「生きがい」となってしまっているところは否めないのだ。
オジサンたちが失いたくないのは実は「仕事」だけではなく「名誉」と「名刺」、そして、「生きがい」「自分の存在価値」「居場所」でないだろうか。
趣味や職場以外のコミュニティを持たない日本人男性にとって、仕事を失うということは、人の根源的欲求である「人として認められたい」「必要とされたい」という承認欲求を満たす場がなくなることを意味する。仕事に様々な不満を持ちながらも、職場で認めてもらうこと、評価されることが、人生の大きな駆動力になってきた部分は否定できないだろう。
また、仕事における肩書や地位こそが自らのアイデンティティであり、「名刺」という「ドアノックツール」がなければ、知らない人とどう話すのかわからない、という人もいるかもしれない。「〇〇会社元専務」などという「昔の名前」名刺を持って回る人がいる、という「都市伝説」もまことしやかに伝わる。
●同じ電車に乗り続けてきた人に、突然「降りてください」
日本の男性の場合、欧米のように、職を転々とするわけでもなく、一生を一つの会社に捧げる人が圧倒的で、正規労働者の転職比率は5%にも満たない。定年退職とは、ただの一度も乗り換えることもなく、ずっと同じ電車に乗り続けてきた人がいきなり、「降りてください」と言われるようなものだ。
「仕事」と「家庭」以外の「居場所」を作ることができないまま、勤め慣れた会社を離れることへの恐怖感・喪失感は、「外の世界」を知らない人間にとって、例えようのないものに違いない。
農業や漁業に携わる人や職人のように、一生続けられる仕事であれば、「居場所」を失うことはないが、就業者に占める雇用者、つまり会社によって雇われている人の割合は、1953年にはわずか、42.4%だったものが、2016年には89%にまで達している。
つまり、かつては仕事をする人の半数以上が、体が続く限り、働き続けることができていたわけだが、現在は10人に9人が会社員となり、「定年」という人為的なシステムによって、「同じ場所で働き続ける」権利を自動的に剥奪される対象となってしまった。
●「孤独」は健康に甚大な悪影響を与える
こうして、会社という仕事、地位、肩書、居場所に「依存」してきた人たちを待ち受けるのが、「孤独」である。拙著『世界一孤独な日本のオジサン』の中で、会社というムラ社会のしきたりにどっぷり染まった日本のオジサンたちが、退職後に孤独になりやすいことを紹介した。
日本では「孤独はかっこいい」などと肯定的にとらえられがちだが、実は認知症や心臓病などのリスクを高めるなど、健康には甚大な悪影響を与えることがわかってきた。たばこや酒を控え、運動をしたり、食生活に気を付けたところで、「孤独である」ことによって、その効果は相殺されてしまう。
「孤独」の「孤」とは、「みなしご」という意味であり、不安で寂しい様をさす。
「人間関係はめんどくさい」「一人の方が気楽」、そう思うことはあっても、人と触れ合わず、頼ったり、支えあう人もいない、といった孤独状態を長期間続けることは、精神的にも肉体的にも非常に危険なのだ。
1960年代には60代半ばだった日本人男性の平均寿命は2017年には81.09歳まで伸びた。人生百年時代となれば、仕事を辞めて、20年も30年も「孤独でいい」などと悦に入っている場合ではないのである。
●職場やSNSの「仮想つながり」にいる限り、真のつらさはわからない
では、将来、「孤独」にならないためにどうしたらよいのか。まずは、徹底的に「“個”独」を極めることだ。「個独」とは、「個人としての独立・自立」のこと。
短絡的に会社を辞めて独立しろ、ということではない。職場やSNSの「仮想つながり」に身を置いている限り、「孤独」の真のつらさを実感することはないだろう。望まぬ関係性や同調圧力に身をゆだねるのではなく、「個」としての独立を確保し、自分に向き合ったときに、人は自分の弱さに気づき、本当の「つながり」の重要性を再認識できるはずだ。そして、与えられた関係性だけに甘んじることなく、自らの意思で、居心地のよいつながりを主体的に作り出したり、選び取っていくことができる。
会社の名前や肩書が自分のアイデンティティ、身の回りのことは自分で何一つできない、などという「会社依存」「妻依存」の状態になってはいないだろうか?「依存」と「孤独」は反対語ではない。
「何かに依存する人が孤独になる」「孤独な人ほど依存する」のである。趣味やボランティア、地域での活動、近所づきあいなど、ゆるやかで自主的なつながりの中で、自分の存在価値を見出し、頼ったり、支えあう仲間を見つけておくことはこれからの重要なサバイバルスキルとなる。
もう一つ、おすすめしたいこと。それは「鎧を脱ぐ」ことである。日本の会社というものは、競馬場に似ている。
男性の「競争心」と「プライド」を掻き立てて、競争をさせる。報酬というニンジンの量は、ほかの馬と大した差はないのだが、「やりがい」というニンジンをぶら下げられ、気が付くと、ブリンカー(目隠し)をはめられて、何週も何週もひたすらに、走らされている。
そうした競争環境の中で、まさに企業戦士と化し、プライドや、男らしさといった分厚い鎧をまとい、気が付くと、人と胸襟を開いたつながりを作ることができなくなっているというわけだ。「会社」という小さなターフの中で、「自立」した気になっていても、「社会」から「孤立」している可能性もある。
「しがみつくオジサン」は極端な事例だが、そうした人たちを生み出す“豊かな”土壌が日本にはあるということだ。女性も含め、会社という閉鎖社会に長らく身を置くすべての人の中にある、その「萌芽」を早めに摘み取る意識が大切ぺんっ!
今日は、秋本番の空気で晴れる所も長袖活躍?
おはようございます!
ぺぎそんです。
本格的な秋の空気が流れ込んできました。今日は、西日本から晴れてきますが、気温はそれほど上がりません。暑さはなく、長袖のシャツで快適に過ごせる所が多いでしょう。
きのう広い範囲に雨を降らせた前線は東へ離れつつあり、大陸から涼しい空気をもった高気圧が張り出してきました。
今朝は、沖縄や西日本で、気温がグッと下がっています。那覇では今季初めて20度を下回っています。九州から近畿は平地も所々で10度くらいまで下がり、寒い朝となっています。晴れてくる日中も、長袖が活躍しそうです。
沖縄は海から涼しく湿った空気が流れ込むため、雲が多く、ときおり雨が降るでしょう。
九州と中国、四国はおおむね晴れる見込みです。
近畿と東海は、朝のうちは雨の所もありますが、昼頃から晴れてくるでしょう。
関東と北陸、東北は、午前中は所々で雨。午後も雲が主役で、日の差す時間は短いでしょう。
北海道は気圧の谷や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。雨が降ったり止んだりで、日本海側を中心に雷を伴いザッと強く降る所もあるでしょう。
全国的に平年並みか低いでしょう。
沖縄は朝からほとんど上がらず、那覇は23度と11月下旬並みの予想です。
晴れる九州から近畿、東海も、25度に届かないでしょう。福岡で21度、高知で24度、広島で22度、大阪で21度、名古屋で23度と、日中も長袖シャツ1枚で快適なくらいでしょう。
東京都心と仙台で21度、金沢で19度と、関東や北陸、東北は20度前後。日差しが少ない分、少しヒンヤリと感じられそうです。
北海道は、各地20度に届きません。札幌で18度、旭川で16度の予想で、雨の冷たさが加わり、体感温度はさらに下がるでしょうぺんっ!
ぺぎそんです。
本格的な秋の空気が流れ込んできました。今日は、西日本から晴れてきますが、気温はそれほど上がりません。暑さはなく、長袖のシャツで快適に過ごせる所が多いでしょう。
きのう広い範囲に雨を降らせた前線は東へ離れつつあり、大陸から涼しい空気をもった高気圧が張り出してきました。
今朝は、沖縄や西日本で、気温がグッと下がっています。那覇では今季初めて20度を下回っています。九州から近畿は平地も所々で10度くらいまで下がり、寒い朝となっています。晴れてくる日中も、長袖が活躍しそうです。
沖縄は海から涼しく湿った空気が流れ込むため、雲が多く、ときおり雨が降るでしょう。
九州と中国、四国はおおむね晴れる見込みです。
近畿と東海は、朝のうちは雨の所もありますが、昼頃から晴れてくるでしょう。
関東と北陸、東北は、午前中は所々で雨。午後も雲が主役で、日の差す時間は短いでしょう。
北海道は気圧の谷や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。雨が降ったり止んだりで、日本海側を中心に雷を伴いザッと強く降る所もあるでしょう。
全国的に平年並みか低いでしょう。
沖縄は朝からほとんど上がらず、那覇は23度と11月下旬並みの予想です。
晴れる九州から近畿、東海も、25度に届かないでしょう。福岡で21度、高知で24度、広島で22度、大阪で21度、名古屋で23度と、日中も長袖シャツ1枚で快適なくらいでしょう。
東京都心と仙台で21度、金沢で19度と、関東や北陸、東北は20度前後。日差しが少ない分、少しヒンヤリと感じられそうです。
北海道は、各地20度に届きません。札幌で18度、旭川で16度の予想で、雨の冷たさが加わり、体感温度はさらに下がるでしょうぺんっ!
今日は、秋本番の空気で晴れる所も長袖活躍?
おはようございます!
ぺぎそんです。
本格的な秋の空気が流れ込んできました。今日は、西日本から晴れてきますが、気温はそれほど上がりません。暑さはなく、長袖のシャツで快適に過ごせる所が多いでしょう。
きのう広い範囲に雨を降らせた前線は東へ離れつつあり、大陸から涼しい空気をもった高気圧が張り出してきました。
今朝は、沖縄や西日本で、気温がグッと下がっています。那覇では今季初めて20度を下回っています。九州から近畿は平地も所々で10度くらいまで下がり、寒い朝となっています。晴れてくる日中も、長袖が活躍しそうです。
沖縄は海から涼しく湿った空気が流れ込むため、雲が多く、ときおり雨が降るでしょう。
九州と中国、四国はおおむね晴れる見込みです。
近畿と東海は、朝のうちは雨の所もありますが、昼頃から晴れてくるでしょう。
関東と北陸、東北は、午前中は所々で雨。午後も雲が主役で、日の差す時間は短いでしょう。
北海道は気圧の谷や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。雨が降ったり止んだりで、日本海側を中心に雷を伴いザッと強く降る所もあるでしょう。
全国的に平年並みか低いでしょう。
沖縄は朝からほとんど上がらず、那覇は23度と11月下旬並みの予想です。
晴れる九州から近畿、東海も、25度に届かないでしょう。福岡で21度、高知で24度、広島で22度、大阪で21度、名古屋で23度と、日中も長袖シャツ1枚で快適なくらいでしょう。
東京都心と仙台で21度、金沢で19度と、関東や北陸、東北は20度前後。日差しが少ない分、少しヒンヤリと感じられそうです。
北海道は、各地20度に届きません。札幌で18度、旭川で16度の予想で、雨の冷たさが加わり、体感温度はさらに下がるでしょうぺんっ!
ぺぎそんです。
本格的な秋の空気が流れ込んできました。今日は、西日本から晴れてきますが、気温はそれほど上がりません。暑さはなく、長袖のシャツで快適に過ごせる所が多いでしょう。
きのう広い範囲に雨を降らせた前線は東へ離れつつあり、大陸から涼しい空気をもった高気圧が張り出してきました。
今朝は、沖縄や西日本で、気温がグッと下がっています。那覇では今季初めて20度を下回っています。九州から近畿は平地も所々で10度くらいまで下がり、寒い朝となっています。晴れてくる日中も、長袖が活躍しそうです。
沖縄は海から涼しく湿った空気が流れ込むため、雲が多く、ときおり雨が降るでしょう。
九州と中国、四国はおおむね晴れる見込みです。
近畿と東海は、朝のうちは雨の所もありますが、昼頃から晴れてくるでしょう。
関東と北陸、東北は、午前中は所々で雨。午後も雲が主役で、日の差す時間は短いでしょう。
北海道は気圧の谷や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定です。雨が降ったり止んだりで、日本海側を中心に雷を伴いザッと強く降る所もあるでしょう。
全国的に平年並みか低いでしょう。
沖縄は朝からほとんど上がらず、那覇は23度と11月下旬並みの予想です。
晴れる九州から近畿、東海も、25度に届かないでしょう。福岡で21度、高知で24度、広島で22度、大阪で21度、名古屋で23度と、日中も長袖シャツ1枚で快適なくらいでしょう。
東京都心と仙台で21度、金沢で19度と、関東や北陸、東北は20度前後。日差しが少ない分、少しヒンヤリと感じられそうです。
北海道は、各地20度に届きません。札幌で18度、旭川で16度の予想で、雨の冷たさが加わり、体感温度はさらに下がるでしょうぺんっ!