2019年04月03日
デキる営業ほど、自分から買わない客はバカだと考える理由とは?
こんにちは!
ぺぎそんです。
さて、トップ営業マンと呼ばれるような人々は、営業活動に対する強いポリシーを持っている。実際に話を聞いてみると、人がよさそうな営業マンでも、「自分から商品を買わない客はバカだ」と考えている人が意外にも多いのである。その理由、、
営業マンとしての
ポリシーを持っているか
個人コンサルティングをさせていただく際、「営業活動において最も大切なことは何ですか?」と質問をする。
この質問によって、その営業マンがもっている営業に関する方向性や考え方が見えてくる。いわゆるポリシーである。
このポリシーは、営業活動において極めて大きな影響力を持つ。
どんなに凄いトークだとしてもポリシーがズレていれば、あまりいい方向には機能しない。逆に、ちょっと物足りないトークだとしても、ポリシーさえしっかりしていれば結果が出たりするものだ。
先日お会いした営業マンは、この質問に対して「やはりダントツの数字を上げることですね」と回答した。
営業は数字の世界。どんなにキレイごとを言っていても数字が残せなければ負けという厳しい世界である。
「私の活動はお客様の役に立っています!」と声高々に叫んでも、ノルマを3ヵ月も下回れば肩叩きされる可能性が高くなる。
多くの営業マンにとって数字は特別であり、モチベーションの源であることは否定しない。
などなど。
目標の数字をクリアした時、上回った時は格別だ。勝利の美酒を味わえる瞬間でもある。
しかし、「数字ばかりを追っかけていれば、それでいいのか」といえば、それほど単純ではない。
数字だけを追いかけていると?
トップ営業マンでも燃え尽きてしまう?
目標の1億円を達成した次の期は“目標1億2000万円”になる。それを達成すれば次は“目標1億5000万円”に。フッと《いつまでこんな
のが続くのか…》と思ってしまうもの。
ある時点を境に“燃え尽き症候群”に陥ってしまうトップ営業マンも少なくない。
数字だけを追いかけてきた営業マンは、ある時点でどこかで《これ本当にやりたい事だったのだろうか…》と疑問に思う時がくるものだ。
会社を辞めた人たちと会うと、必ず「あのころ、なぜあんなにムキになって数字を出そうとしていたのか意味が分からない」といった話になる。さらには「数字ではなくお客様ともっと良好な関係を築けばよかった」という話す人も多い。
長く活躍するトップ営業マンは「営業活動を通じて人に役立ち、結果を出す」と考えて仕事をしているか?
このようなポリシーを持っているからこそ、お客様といい関係を構築できるのだ。
この話を聞いて《なんだ、そんな道徳的な話かぁ》と思った方はぜひこの続きを聞いてほしい。
善良な営業マンがただ謙虚だけかというとそうではない。人のよさそうなトップ営業マンの多くが《自分から商品を買わないお客様はバカだ》などと、思っていることもまた事実なのである。
この言葉を表面的に捉えると《“買わないお客様がバカだ”なんて傲慢な考え方だ》と感じるかもしれない。
しかし、それには歴然たる理由がある。
トップ営業マンは
誰よりもいい提案ができる自信がある
トップ営業マンは誰よりも商品について熟知している。
自社商品はもちろんのこと、他社の商品についても詳しく知っている。もちろん商品知識だけではない。お客様の深い部分まで要望を聞き取り、ベストな提案をする。
もちろん金額面もしっかりカバーしている。自分の成績のためと決して高いものを売りつけたりしない。それどころか話を聞いて「このお客様には必要ない」と判断すればお客様が「欲しい」といっても売ってもくれない。
他の営業マンの誰よりも、いい提案をできる自信を持っている、、
これは「傲慢」ではなく、むしろ「自信」の表れと言えよう。
こうした自信は、お客様には「なんだか頼りになる」という空気感として伝わるものだ。
同じトークでもお客様は思わず納得する。お客様は営業マンの言葉だけで判断しているわけではない。
さて、あなたの営業活動のポリシーは?
お客様のためにどのように行動しているのか、自分から買わない人をどう考えているのだろうか?
この機会に一度チェックしてみてほしい。少しずれていたポリシーを修正しカチッとかみ合った瞬間、一気に結果が出始めるだろうぺんっ!
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