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2016年03月19日

戦国時代の謎 ! 車がかりの陣とは

今回もNHK大河ドラマ「真田丸」
つながりで書いてみたいと思います。
皆さんは、

車懸りの陣

をご存じでしょうか。

永禄四年(1561年)、武田信玄×上杉謙信が激突した
第四回川中島の戦い。

このとき上杉軍が用いたという、エキセントリックな戦法です。

まず、陣形をご覧ください。

車
(出典 NHK BS歴史館 完全再現! 川中島の戦い)

写真右手、赤が武田軍。
左手、青が上杉軍です。

上杉軍が、まるで車輪が回転するように
切れ目なく武田方に襲い掛かります。

武田側から見ると、倒せども倒せども
敵の新手が押し寄せてきます。

逆に上杉軍からすれば、陣を回転させることで
常にフレッシュな兵を絶え間なく繰り出せる上、
戦闘を終えた兵は回転中に一息整えることができるので
戦線復帰してもそこそこの働きをしてくれることになります。

武田兵
「馬鹿な!!お前はさっき倒したはずの・・・!!」


上杉兵
「フフ・・・・知らぬようだな。
我らは回転中に体力が回復することを!!」


さすが謙信!!毘沙門天の化身!!
俺たちに思いつかないことをやってのけるッ!!

しかし・・・

ほんまかいな。

確かに一理ありそうな気はしますが、
個人的には以下のような問題点があると思います。

武田兵
「あれ?俺、お前さっき倒したよね?
大丈夫?血みどろで呼吸も荒いけど?」


上杉兵
「ハアハア・・・・あのさ、これ無理。回転中に逆に疲弊。
HP低下状態で戦線復帰。この戦法ありえねー」


そうなんですよね。

回転中は戦闘に参加しないとはいえ、
休憩しているわけではありません。

武器の調整など多少の時間的余裕は生まれるでしょうが
常時移動しているわけですので
体力を消費すると考えられます。

ましてや日本は平地の少ない土地柄。
移動地帯にはたいてい、丘などの起伏があったり
林などの障害物があったりすると考えられます。

そのような地形を、重い武具に身を包んだ状態で移動。
中には戦闘で傷ついた者もいるわけで。
しかも数千人規模の軍団が回転するので、
外周の移動距離は相当なものだったはず。

実際、車懸りの陣について触れているのは
「甲陽軍鑑」だけ。
本当にやったかどうか疑わしい。

ただ、雪国の越後では
「待機中の体温低下」という問題があったはずです。
何らかの方法で解決する必要はあったかもしれません。

果たして、そのような戦い方があったのか。

とりあえず、語呂合わせ的には

車懸りの陣」「上杉謙信」

を押さえておくにとどめたいと思います。

車ガッカリ上すぎ。(価格が)」

新車はなかなか手が出ませんね!!
(結局、真田家には一切触れずしれっと終わる)

今日もまた、つまらぬものを憶えてしまった・・・。

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posted by nessy at 22:05| 歴史
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