2018年01月05日
尻を振るから「シリフリン」?
シリケンイモリ。
漢字で書くと、尻剣イモリ。
そう、尻尾が剣のように見えるイモリです。
主に奄美、沖縄に分布。
(画像引用:Wikipedia)
繁殖期になると、オスの尻尾は幅が広くなります。
そして、フェロモンを出しながら尾を振るわけですね。
メスよ、こいこ〜い‥‥。
ん?
似たような話、前にもしましたね。
アカハライモリも同じことするんでした。
袖を振るような動作で尾をフリフリ。
<参考>
「アカハライモリ」と「額田王」の意外な接点
https://fanblogs.jp/huun/archive/178/0
このとき分泌されるフェロモンが
「ソデフリン」
と命名されたのでしたね。
じゃ、シリケンイモリもソデフリン出すの?
ブブー!!です。
シリケンイモリがオシリを振りつつ出すのは、
「シリフリン」
です!
ダジャレじゃないか!
いや、待って下さい。
科学的根拠に基づいた命名です。
シリフリン ( silefrin )
はアミノ酸がつながってできていますが、
つながりの最初の部分のアミノ酸は
・セリン ( Serine )
・イソロイシン ( Isoleucine )
・ロイシン ( Leucine )
で始まるのです。
そう!
・セリン(S)、イソロイシン(I)、ロイシン(L)で始まる
・ソデフリン(sodefrin)類似物質
なので
シリフリン( SILefrin)
です!
‥‥ということで、
「シリケンイモリ」
「シリフリン」
で語呂合わせしておきましょう。
「私利・権威に私利・不倫」
人間的に最低の語呂が完成。
価格:3,998円 |
<参考>
猫の分泌する「コーキシン」とは
https://fanblogs.jp/huun/archive/146/0