2018年01月26日
「カノッサの屈辱」で語呂合わせ
今年の冬は寒いですね。
積もった雪もなかなか溶けません‥。
もし、こんなとき外に立っていたら。
しかも、裸足で!
しかも、ゴハンを食べずに!!
しかも、3日間も!!!
はい、ゲームオーバーですね。
ところが。
1077年の1月25日から1月27日にかけて、
まさにこれをやった人がいました。
神聖ローマ帝国皇帝・ハインリヒ4世です。
(Wikipedia)
世に言う、
「カノッサの屈辱」。
当時、教会や修道院は特別な機関でした。
ここを押さえれば、税収を管理できるからです。
さて、
その地方教会のトップを誰が任命するか?
そこを支配する王や皇帝か?
それともローマ教皇庁か?
神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世は、この
「聖職叙任権」
をめぐりローマ教皇と対立。
ちなみに、
当時のローマ教皇はグレゴリウス7世です。
(Wikipedia)
このグレゴリウス7世、何と
神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ4世を
「破門」
してしまいます。
この時代、キリスト教の最高権威者から破門されることは
社会的存在を抹消されることを意味します。
びっくらこいたハインリヒ4世は、
教皇のいるイタリアへ急行。
カノッサ城の前で赦しを請います。
雪の中、断食しながら裸足で3日間‥。
とまあ、これがカノッサの屈辱のてんまつ。
結局、頑張った甲斐あって破門は解かれます。
しかしこの後ハインリヒ4世は
「よくも屈辱を与えやがって」
と逆襲を開始…という流れになります。
ともかく今回は
「1077年」
「カノッサの屈辱」
「グレゴリウス7世」
「ハインリヒ4世」
で語呂合わせしておきましょう。
「盗難なら可能さ!暮れ頃に入んりひ」
夕暮れ頃に活動を開始。
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