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2016年06月13日

家康公認!「くらわんか舟」とは


さて、今日はNHK大河・「真田丸」視聴率好調につき、
便乗して
真田幸村関連のお話をしてみようと思います。

まずは、歌川広重の描いた
下の絵をご覧下さい。

image.gif
(出典 国土交通省HP)

何やらにぎやかな舟ですね。
これこそ、

くらわんか舟。

この絵が描かれた場所は淀川、
現在の大阪府枚方市あたり。
江戸時代の光景です。

くらわんか舟はいったい、何をしているのか....?

というわけで、今回はタイムスリップして
くらわんか舟の船頭さんにお話を伺ってきます!
とりあえず、江戸時代の初めごろに行ってみますか。

シュイイイン!

筆者「うわ〜すごい舟の数!近くの船頭さんに声をかけてみま....」
船頭「くらわんかい!くらわんかい!」
筆者「うわ。何ですかいきなり」

船頭「耳ついてへんのけ!メシ食らわんかい!酒飲まんかい!」
筆者「客商売とは思えない口調!大名の扮装でもしてくればよかった」
船頭「誰が大名じゃい!おっ!噂をすれば!
大名舟が来よったで!食らわんかい!食らわんかい!」

筆者「げっ!あの口調で近づいて行きます!
お手討ちにあってしまいますよ......。
おや何と、他の舟も『食らわんか』を連呼しながら
大名舟に群がっています!まさに無法地帯!」


船頭「ははっ、ようけ売れた!どや、お前も食らわんか!」
筆者「では、いただきます‥‥ムシャムシャ。
‥‥しかしよくお咎めなしで済みますね」

船頭「家康がな、構わん言うたさかいにな!」
筆者「つまり、乱暴な口調は家康の許可が下りてるって事ですか!」
船頭「せや!大坂の夏の陣でな、わしらちょうど見とったんや!
赤備えのワーっちゅうやつを!」

筆者「ええと、真田勢の突撃のことですか?」

さ
(画像引用 umayakonohimemiko.blog74.fc2.com)

船頭「すぐそこでな、家康の旗本衆がな、ワーってなってな!」
筆者「確か本陣が粉砕されて、家康は命からがら戦線離脱したとか」

船頭「乗ったんは、この舟や」
筆者「えっ!家康は、この舟で逃げたんですか!」
船頭「せや!ここへ家康らがワーって逃げて来よってな!」
筆者「かくまったんですね!」
船頭「船底へ隠してな、対岸まで運んだったんや!」

筆者「じゃあ、もしこの舟がなかったら‥‥」
船頭「死んどるがな!あの真田がそこへ来とんねやで!ワーって‥‥」
筆者「こりゃあ、戦後の褒美は思いのままでしょうね」
船頭「その褒美が、この売り文句や」
筆者「乱暴な言葉で売ってもいいって…?」
船頭「せや!天下御免の売り文句や!」
筆者「確かに、家康がいいと言えばどの大名も𠮟れませんね‥‥」
船頭「せやで!ほれ、また客や!食らわんか!食らわんか!」
筆者「…行ってしまいました。でも今の話、何か嘘くさいなあ…」

旅人A「イヤ、こいつらア、云わせておきゃア、途方もねえ奴らだ」
旅人B「まあまあ、弥次さん、ここの名物って話だ」
旅人A「喜多さん、それだって、あんまりな」
旅人B「さあ、大坂は目と鼻の先だぜ」

筆者「おや、あの二人は・・・」


・・・というわけで船頭の話はともかく、
乱暴な商い言葉が何らかの理由で
許容されていたことは確かなようです。

実際、十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」でも
「枚方宿のくらわんか舟」が登場するのですから…。

というわけで
真田丸に便乗して
くらわんか舟にまつわる逸話でした。

語呂合わせしておきましょう。

くらわんか舟」「淀川なので
鞍は?」「よ、胴側

この語呂、ちょっと苦しいって?
黙って覚えんか!覚えんか!


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