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2016年05月05日

甲冑・赤備えの赤は何で染めた?

今日は子供の日なので、鎧に関する雑学です。

赤備え

image.jpeg
(画像引用 丸武産業株式会社)

いやあ男のロマンですね。
朱塗りの甲冑のインパクトはさすがです。

もともと、赤備えは武田信玄の重臣
飯富虎昌に許されたもの。

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(画像引用 Wikipedia)

ちなみに「備え」とは部隊編成のことで、
独立した作戦行動がとれる武装集団を意味します。

虎昌の没後、弟・山県昌景が赤備えを引き継ぎ、
戦国最強の武田軍団の中核を担います。

image.jpeg
(画像引用 Wikipedia)

山県昌景は長篠の戦いで討ち死にしてしまい、
武田家もその後滅亡。

赤備えの系譜はとぎれるかに思われました。
しかし武田と激闘を繰り広げた徳川家康が
家臣、井伊直政に武田の遺臣を再編成させ、
赤備えを復活させます。

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(画像引用 関ヶ原合戦屏風)

さて、滅ぼされた側の武田方でも独自に
赤備えを復活させた者がいました。
NHK大河ドラマ・真田丸でおなじみ、
真田幸村(信繁)

大阪の陣において、武田遺臣の誇りを胸に
赤備えを率い大阪城に入城。
圧倒的優位にあった徳川軍の本陣に迫り、
家康を自害寸前まで追い詰めます。

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(画像引用 大阪夏の陣図屏風)

赤備えは、軍団最強の部隊にのみ
着用が認められた、精鋭の証。
その鮮やかな色彩はきっと
幾たびもの合戦のたびに自軍を鼓舞し、
敵を震撼せしめたことでしょう。

....ところで。
赤備えの甲冑の赤、
あれは、何の赤なのでしょうね?
まさか返り血で......いいえ。

正解は、辰砂(しんしゃ)という鉱物。

image.jpeg
(画像引用 Wikipedia)

辰砂(しんしゃ、cinnabar)
は硫化水銀(II)(HgS)を主成分とする鉱物。
化学的には「赤色硫化水銀」、
古典作品においての表記は丹砂、朱砂など。
日本では古来より「丹(に)」と呼ばれたようです。

辰砂の名の由来は、中国の辰州(湖南省)で
多く産出したことによります。
日本国内でも、西日本を中心に産出。

現代でも、辰砂は押印用朱肉に利用されています。

image.jpeg
(画像引用 Wikipedia)

史上、真田家の赤備えと井伊家の赤備えは
大坂の陣で激突しています。
朱色の甲冑がぶつかり合うさまは壮観だったことでしょう。

ということで語呂合わせにいきましょう。

備え」「辰砂」「井伊」「田」なので

新車いいさ、なあ!」

ということで、子供の日特別企画でした!


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posted by nessy at 13:08| 歴史
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