2018年08月20日
うつの入り口
【うつの入り口】
うつ病は、エネルギーの欠乏により、脳システム全体にトラブルが生じ、憂鬱な気分や食欲、睡眠欲、性欲などの低下といった心理的症状、疲労感、倦怠感、頭痛など身体的な自覚症状も伴います。自然治癒力によって改善しない、あるいは悪化する場合は生活への支障が大きくなり『病気』としてとらえることになります
うつ病は『早期発見・早期治療』がベストですが『早期』に自分が鬱であることに気づくのはとても難しいことです
▽今まで好きだった趣味が楽しくない
▽今まで好きだった趣味に興味が湧かない
▽何に対しても興味が持てなくなった
▽休日にやるべきことができなくなった
これが『うつの入り口』です
【何もしない】
うつ状態のときに無理やり『何かをする』と症状は悪化します。趣味を持つことが効果的だと言いますが、思考力や活動力が低下している状態で楽しめる趣味はありません。ウォーキング、ランニング、筋トレなど運動療法が効果的だと言いますが、運動をするとストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も促進されてしまいます。趣味も運動も自身がやりたくなるまでは無理をせず『何もしない』という行動を選び『何もしない』ことの苦痛に気づこう
【五感でリラックス】
うつ病は『心の病気』ではなく『脳の病気』です。五感を通じて脳をリフレッシュさせ静かに過ごすオフラインの時間が必要です
《視覚》部屋に観葉植物を置いたり、入浴剤を緑色にしたり日常の中に緑色を取り入れて視覚をリラックスさせよう
《聴覚》ジャンルに拘らず、そのときの気分で音楽を聴こう。泣きたい気分のときは泣ける曲を聴き、その音に心を委ねて聴覚をリラックスさせよう
《嗅覚》リラックス系、リフレッシュ系など自分好みの香りを選び、アロマポット、キャンドル、芳香、お風呂、マッサージオイルなどアロマオイルで嗅覚をリラックスさせよう
《触覚》赤ちゃんが毛布やタオルやぬいぐるみを触って安心するように、もふもふモフモフ肌触りの良い素材の服や寝具やペットと触れ合い癒され触覚をリラックスさせよう
《味覚》柑橘類はストレスを抑えるビタミンCや心身の疲れを緩和するクエン酸を摂取することができます。豚肉や穀類はイライラや記憶力の低下に効果があるビタミンB1、乳製品や豆腐や小魚は神経の沈静作用があるカルシウムを摂取できます。食事を楽しみながら味覚をリラックスさせよう
【暇・退屈】
脳を五感でリラックスさせ何もしない日々を過ごして『暇だなぁ』『退屈だなぁ』と脳が感じて無意識にやるべきことをやり大好きだった趣味を楽しみはじめたら脳エネルギーの回復です。慌てず焦らずゆっくりと…
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8010910
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック