2017年10月08日
海釣り2017年10月 ヒラメ
【海釣り 10月】
10月に入り秋本番、日増しにヒラメのサイズが上がってきています。今日は晴天に恵まれましたが、波浪注意報が発令されていたので、安全な場所で釣りを楽しみ、約35センチのヒラメを釣りました
秋は、寒さに備えて脂がのってくる時期なので、ヒラメ釣りに適した時期です
【食中毒に注意】
『クドア・セプテンプンクタータ』という、ヒラメの寄生虫による食中毒の被害が増えています。アニサキスのように肉眼では確認できないので厄介な寄生虫で、生食用のヒラメに関連する食中毒として事例が多いそうなので、煮付けにして美味しくいただきました
今日は外海が荒波だったので、穏やかな波の港湾に避難してきたスナメリが、楽しそうに遊んでいました
【スナメリとは】
スナメリ(砂滑、Neophocaena phocaenoides)は、クジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカ科スナメリ属に属する小型のイルカである。主に海水域に生息するが、淡水である中国の長江に生息する個体群も見られ、中国では江豚と呼ばれている。 スナメリ属はスナメリ1種のみからなり、ネズミイルカ科の現生群の中では比較的早期に分岐した群である
スナメリはアジアの沿岸海域に生息していて、特にインド、中国、インドネシア、日本の沿岸の、水深50m以内の浅い海域で、海底が滑らか、もしくは砂地になっている場所を好んで生息しています
日本の沿岸で生息しているのは、銚子沖、瀬戸内海などでの生息が確認されているほか、個体数は少ないが伊勢湾や三河湾などでも生息していることがが確認されています
成体の体長は1.5〜2m、体重50〜60kgで、クジラ類では最も小型の種の一つです
スナメリの食性は、エビやカニなどの底生の甲殻類から、コノシロ、イカナゴ、カタクチイワシなどの群集性の小魚、イカなどと、さまざまな餌を食べていると言われています
【海の『もしも』は118番】
海上でのSOS、事件、事故などの緊急通報用電話番号です
海で釣りをしていて、落水してしまった、落水した人がいた場合は118番へ、海上保安庁へつながります
◆海難人身事故に遭遇、または目撃した
◆油の排出等を発見した
◆不審船を発見した
◆密航・密輸事犯等の情報を得た
『いつ』『どこで』『なにがあった』などを簡潔に落ち着いて通報してください
【離岸流を知ろう】
毎年夏になると、離岸流による事故が起こり、犠牲者が絶えません
海岸に向かって強風が吹くと、海水は波となって沖から海岸へ打ち寄せられ、岸にたまった水は、沖に戻ろうと離岸流が発生します
白波が立っている間の一部ほとんど波が立っていない箇所、周囲よりも波の砕けかたが小さい、海水の色が濁っている、ゴミが集まり沖に流れている、海面が穏やかな時に波紋が現れる
防波堤や防潮堤、打ち寄せる波の力を弱めるために沖合に造られた人工構造物『離岸堤』がある離岸流付近は、微生物が多く集まりやすいので魚も多く生息する釣りポイントです
離岸流の強い流れによって海底が削られる為『カケアガリ』や『ヨブ』と呼ばれる深くなった場所は、魚にとって絶好の隠れ家です
離岸流に流されたら、パニックにならない、岸と平行に泳ぐ、無駄に体力を浪費するより、冷静に流されるほうが安全のようです
予備知識、ライフジャケットを持って離岸流の事故を未然に防ごう
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