2017年09月15日
北朝鮮ミサイル発射
【北朝鮮ミサイル発射】
政府によると、北朝鮮は日本時間2017年9月15日午前6時57分ごろ、北朝鮮西岸から東北地方に向けてミサイルが発射された。7時6分ごろ、北海道上空から太平洋に抜けた模様。政府はJアラートを発令して警戒を呼び掛けた
北朝鮮のミサイルが日本に落ちる場合、発射から着弾までの時間は、早くて10分前後と考えられます
近くにミサイルが落ちた場合、爆発、爆弾、爆風、破壊された物やガラス片などに身をさらさないようにすることが生死を分けると思う
Jアラートに慣れてしまうことが一番怖いので、いつも通りの生活をして、正しく恐れようと思う
【北朝鮮ミサイルの種類と射程距離】
2017年現在、北朝鮮のミサイルは、主に短距離、中距離、長距離と分けることができ、射程が100Kmから10460Kmと幅広い飛距離になっています
《火星14》
大陸間弾道ミサイルICBMと呼ばれ、射程は10460Km、日本、アジア全域、ヨーロッパ全域、アメリカの8割近くを射程に収めています
《テポドン1・テポドン2》
2段式のミサイルとなっており、1段目にノドンロケットを4基、2段目にノドンロケットを1基積んでいます。射程は約6700Km、日本、グアム、オーストラリアの一部、アジア全域、アラスカまで射程に入っています
《ムスダン》
移動式発射台から発射できる中距離ミサイル、射程は3000Km、グアムまでぎりぎり届くかどうかの射程になっています
《ノドン》
移動式発射台から発射されるタイプの中距離ミサイル、射程は1300Km、日本がすっぽり入る飛距離です
《北極星》
北極星1は潜水艦から発射された中距離ミサイル、北極星2は核弾頭搭載可能な中距離ミサイル、射程は北極星1が900Km、北極星2が1260Km、日本がちょうど入るくらいの飛距離です
《スカッド》
短距離ミサイルで、射程が1000Km、日本の一部が入る飛距離です
《トクサ》
固体燃料推進方式の短距離ミサイルで、射程は120Km程度です
北朝鮮の最終的な狙いは、大陸間弾道ミサイルICBMで核弾頭を搭載して、アメリカ本土すべてを射程に収めることだと思われます
北朝鮮がミサイル発射と核実験を繰り返し、日本への脅威が現実味を帯びてきています
【正しく恐れる】
北朝鮮のミサイルが日本に着弾してしまった時、どのぐらいの被害が出るのだろうか…
北朝鮮のミサイルが日本に落ちる場合、発射から着弾まで6分〜8分と考えられます。北朝鮮のミサイル発射直後に米軍の早期警戒衛星が探知、米軍や自衛隊のレーダーが軌道を追跡・計算し始めると同時に、日本政府はJアラートで国民に警報を発し避難を呼びかけるまで、発射から2〜3分が経過しています。避難に残された時間は4分〜5分、どう身を守ればよいのだろうか…
【屋外にいる場合】
▲近くのできるだけ頑丈な建物や地下街に避難する
▲適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る
【屋内にいる場合】
▲できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する
近くにミサイルが落ちた場合、爆発にできるだけ身をさらさないようにします。爆弾の中身や破壊された物が爆風で飛び散れば、物陰にいるかどうかが生死を分けます
『避難して下さい』の第一報を車の中で知った場合、ミサイルの爆発でガソリンに引火する恐れがあるため、車から離れて【屋外にいる場合】の対応をとります。高速道路などで車外に出ると危険な場合は安全な所に車を止め、中で姿勢を低くするようにとしています
《Jアラート第一報》
『ミサイル発射。避難して下さい』
《Jアラート第二報》
『直ちに避難。ミサイルが落下する可能性があります』
『不審物を発見した場合は近寄らず警察や消防へ連絡して下さい』
《Jアラート第三報》
『ミサイルが○○地方に落下した可能性があります。引き続き屋内に避難して下さい』
【民間防衛】
民間防衛とは『自己防衛』自分の身を自分で守ることです。北朝鮮のミサイル問題の危険性は『他人事』ではなく、現実味を帯びてきています
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