2017年08月29日
北朝鮮ミサイル発射
【北朝鮮ミサイル発射】
政府は人工衛星を通じて自治体などに緊急に情報を伝えるJアラート=全国瞬時警報システムで、2017年8月29日午前5時58分ごろ『北朝鮮西岸からミサイルが東北地方の方向に発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい』と伝えました
政府は、人工衛星を通じて自治体などに緊急に情報を伝えるJアラート=全国瞬時警報システムで、2017年8月29日午前6時14分、『さきほど、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい』と伝えました
緊急地震速報や気象災害警報の音は何度も聞いた事がありましたが、弾道ミサイル・ゲリラ・特殊部隊からの攻撃が発生した時の国民保護サイレンの音は初めてだったので、怖かったです
北朝鮮が日本に向けてミサイル発射した場合、政府は『ミサイルが落ちる寸前に警報を出すのが精一杯』ということがわかりました
【北朝鮮の主なミサイル】
▼テポドン
射程距離1500km
▼テポドン2号
射程距離6000km〜10000km
▼ノドン
射程距離1500km〜2000km
▼ムスダン
射程距離3200km〜4000km
ムスダンはグアム諸島、テポドン2号はアメリカやオーストラリアも狙えるようです
2017年現在、日本に北朝鮮のミサイルが落ちた場合、日本には『海外での武力行使を禁ずる』という憲法9条があるので自衛隊が直接の北朝鮮への報復する事は憲法上出来ません
【ミサイル迎撃可能か?】
以前は迎撃可能と言われていましたが、北朝鮮のミサイル開発のスピードは予想よりも早く、わざと角度を付けて高く撃ち、迎撃しにくくするという発射手法を用い始めているので、2017年現在では迎撃は困難なのでは?と言われています
北朝鮮の核爆弾搭載ミサイルが日本に落ちて被爆した場合、数十万人〜数百万人単位の死者が出る可能性があります
日本にミサイルが落ちるなんてありえないと思っている人も多いかもしれませんが、北朝鮮とアメリカの緊張が高まり、朝鮮半島の有事が現実味を帯びてきています
【正しく恐れる】
北朝鮮のミサイルが日本に着弾してしまった時、どのぐらいの被害が出るのだろうか…
北朝鮮のミサイルが日本に落ちる場合、発射から着弾まで6分〜8分と考えられます。北朝鮮のミサイル発射直後に米軍の早期警戒衛星が探知、米軍や自衛隊のレーダーが軌道を追跡・計算し始めると同時に、日本政府はJアラートで国民に警報を発し避難を呼びかけるまで、発射から2〜3分が経過しています。避難に残された時間は4分〜5分、どう身を守ればよいのだろうか…
【屋外にいる場合】
▲近くのできるだけ頑丈な建物や地下街に避難する
▲適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る
【屋内にいる場合】
▲できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する
近くにミサイルが落ちた場合、爆発にできるだけ身をさらさないようにします。爆弾の中身や破壊された物が爆風で飛び散れば、物陰にいるかどうかが生死を分けます
『避難して下さい』の第一報を車の中で知った場合、ミサイルの爆発でガソリンに引火する恐れがあるため、車から離れて【屋外にいる場合】の対応をとります。高速道路などで車外に出ると危険な場合は安全な所に車を止め、中で姿勢を低くするようにとしています
《Jアラート第一報》
『ミサイル発射。避難して下さい』
《Jアラート第二報》
『直ちに避難。ミサイルが落下する可能性があります』
『不審物を発見した場合は近寄らず警察や消防へ連絡して下さい』
《Jアラート第三報》
『ミサイルが○○地方に落下した可能性があります。引き続き屋内に避難して下さい』
【民間防衛】
民間防衛とは『自己防衛』自分の身を自分で守ることです。北朝鮮のミサイル問題の危険性は『他人事』ではなく、現実味を帯びてきています
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