2017年07月18日
『コード・ブルー 』の意義
【『コード・ブルー 』の意義】
1995年、多数の犠牲者を出した阪神淡路大震災で消防、警察、自衛隊など多数のヘリコプターが派遣されたが救急医療活動への直接的な利用は皆無に等しかったことを機に『ドクターヘリ試行的事業』がスタートした
ドラマ『コード・ブルー』が誕生したのは「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」(ドクターヘリ特別措置法)が公布された2007年の翌年
まだドクターヘリの認知度が世間一般に高くない中、配備を促進することを目的とした同法公布後に『コード・ブルー』が放送されたことは意義深いことでした
2007年当時全国で14機しかなかったドクターヘリが現在は50機になりドラマ『コード・ブルー』の反響がドクターヘリの普及促進の一助を担ったことは明らかです
【コードブルーとは】
code blueとは、患者の容態急変などの緊急事態が発生した場合に用いられる、救急コールのことである
コードブルーが全館放送でコールされた場合は、手が空いている医師や看護師に至急全員集合してほしい場合である。スタットコールやドクターコールなどと言われることもある
ドラマ「コード・ブルー」で使われる隠語は病院外の出来事で巻き込まれた緊急患者に対して医師がドクター・ヘリで現場に向かって処置をして病院に搬送しますが、実際のコードブルーは病院内での隠語なのでドラマの様に病院の外に出ることはありません
【コードゴールドとは】
脳死ドナー(臓器提供者)の発生を知らせる、医療従事者の専門用語である
【コードレッドとは】
院内の火災発生を知らせる医療従事者の専門用語である
【コードイエローとは】
「患者搬入依頼あり」「緊急事態発生・関係者集合」「患者や患者家族の横暴(モンスターペイシェント)あり」などを知らせる、医療従事者の業界用語である
【コードグリーンとは】
テロなどによって、多数の死者が出そうな状況を指す、医療従事者の専門用語である
【コードホワイトとは】
病院内で不審者等が暴れたり、暴言を発する等のトラブル発生を知らせる緊急コールです。患者ではないので主に警備員やガードマンが召集の対象となります
【ドクターヘリとは】
医師や看護師が同乗して事故現場にかけつけ、即座に治療に当たる救急救命システムを備えもつヘリコプター、半径50km圏内なら15分以内で現場に到着し、患者に対する「初期治療」までの時間を大幅に短縮でき、救命率を高めることができる
列車衝突事故、航空機墜落事故、船舶事故、爆発事故などの重大な事故をはじめ、自動車事故やオートバイ事故などであってもドクターヘリが必要と消防、警察、医療機関が判断した際に出動が要請される
ドクターヘリは有視界飛行に限られた運行のため、出動時間は午前8時半〜日没前までと定められているので、夜間に出動することはできない。悪天候の場合、通常の出動時間内であっても飛べない場合がある
《山下智久さんのコメントより》
ドクターヘリの配備もスタート当初の14機から50機になったという事で、ドラマを通して、実際に多くの方にドクターヘリの存在を広められた事は誇りであり、素直に嬉しいです。新シーズンを通して、また少しでも貢献出来たらと思います。全情熱を注いで頑張ります
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