2017年05月29日
テントウムシダマシ
【テントウムシダマシ】
空前の猫ブームですが…
お庭を荒らす野良猫…放飼猫…対策に疲れたので…
放置栽培ほったらかし家庭菜園です
《テントウムシダマシ》
テントウムシダマシとは、テントウムシ科マダラテントウ亜科に属する昆虫の俗称です。日本に約200種分布するテントウムシの仲間のうち約8種ほどがテントウムシダマシとよばれる害虫です
テントウムシダマシの幼虫は体長4mm程度のタワシ状で、クリーム色の体にはたくさんのトゲが生えています。孵化した幼虫は生まれてしばらくは集団生活をおくり、成長するにつれて単独行動をするようになります。成虫は、毛が多く見た目がザラッとしていて、くすんだ淡褐色〜橙色の羽にたくさんの斑点が入っています。体の表面にある毛が、テントウムシとテントウムシダマシを区別するポイントとなっています
テントウムシダマシの発生時期は、4〜10月頃です。秋に生まれたものは落ち葉の下や草の根元で成虫のまま冬を越し、春になると葉裏に1〜1、5mmの黄色い卵を数十個まとめて産みつけます。幼虫は孵化してから約1ケ月でさなぎ、成虫へと成長して、6月以降に親と同じように産卵します
テントウムシダマシが発生しやすい野菜の種類は、ナス・ジャガイモ・トマト・ミニトマト・キュウリ・トウガラシ・ピーマン・エダマメ・ゴボウ・ハクサイ・カラスウリなどです
テントウムシダマシは、一度にたくさんの卵がかえることから、大量発生しやすい害虫です。食欲も旺盛で、あっという間に葉っぱが食い荒らされることも少なくありません。被害を最小限に食い止めるには、産卵が活発になる春の予防が何より大切です
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