2020年05月05日
悲しむということ
大切な何かを失って、湧いてくる感情。
失ったものは、人、物、場所、仕事、役職、なんでも。
大切に思っていたものを失ったときに湧いてくるものは
悲しみ、怒り、罪悪感、抑うつ感、孤独感・・・etc
安心してください、それはごく普通の反応です。
そんな状態に陥って、"自分はおかしくなったんじゃないか?"
"何かで気を紛らそう" "早く克服しないと"
なんて、思わなくていいのです。
ごく普通の反応なのです。
大切なのは、克服すること、乗り越えること、を考えるのではなく
しっかりと悲しむこと。
そんな状態が、最低1年はあっていいのです。
悲しみで破れてしまった心には、
そういった縫い合わせの作業が必要なのです。
そうすることで、ちゃんと気持ちが受け入れて
たまにちょっぴり涙が出ても、
笑顔で思い出を振り返られるようになるのです。
『ペットロス』という言葉をどう捉えるか。
『ペットロスになってしまった』
『あの人ペットロスだわ』
という言葉を聞くと、私にはなんとなく
ペットロス=なってはいけないもの
なニュアンスが感じ取られます。
大事な大事な家族を見送って、
その悲しみが深いのは当然のこと。
ペットロスによる悲しみが深いのは当然のこと。
お別れをした方は
泣ける時には泣いてください。
怒りの感情が湧くのは自然なことです。
自分を責める気持ちになるのも自然なことです。
そばにいる方は
"いつまでも泣いていてはいけないよ"
"そんなに自分を責めないで"
という言葉は、慰め、励ましのつもりが
そうにはならないかもしれません。
悲しい感情にはふたをせず
悲しむことです。
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コメントありがとうございます。
今も見てくださる方がいらっしゃる事に、嬉しく思います。
チワワの女の子、お見送りされたのですね。どうか安らかに。
悲しみの波は、これからきっと、大きくなったり小さくなったり、
そうやって繰り返すことと思います。
今はとても、辛いですが、それだけ大切な存在だった証ですから
もものすけさんのペースで大丈夫ですからね。
チワワの女の子と暮らしていましたが、つい先日、天国に旅立ちました。
お迎えした時から、いつかこの時が来るとは思っていましたが、胸が潰れるほどに苦しく、涙が止まりません。
自分の気持ちに正直に悲しんで、少しずつ立ち直っていこうと思います。
こんにちは。
「ペットロス」という言葉自体は社会に浸透しつつあるのでしょうけど、その言葉の受け取り方は大きな違いがあるように思いますね。
まだまだコロナ禍、やまなみさん、お身体ご自愛くださいませ。
ペットロスになってしまった方は、『早く立ち直らなければならない。』と思ってしまいがちですよね。
しっかり時間をかけて悲しむことが大切だと改めて感じました。
そして、多くの方々がペットロスの方への理解、関心を深めることも大切なんだと思います。