2016年03月14日
予期悲嘆Aサリーとの時間
「一緒の時間を、思い出作りを。。。」
そういわれても、どうすればいいのかわからない。
私の気分が落ち込んでいるとき
サリーは自分のお気に入りの骨のおもちゃを私の足元にもってきて
そっと置いてくれたことがあった
バズがどんどん衰弱していって、つらそうなとき
バズの下痢を体に受けながらも
サリーはずっとバズの傍にいてくれていた
バズがいなくなった悲しみを分かり合えたのはサリーで
みんなが辛いときにいてくれたサリー
そのサリーが辛くなる時に、放っておけない
朝しんどそうにしている姿を見て、
サリを置いて仕事に行けるだろうか
病院に預ければいいということではない
一緒にいてあげられないことが無理だと思った
前立腺がん
血尿が発端で、手術をすることで見つかった。
手術しなかったら見つからなかった。
見つからなかったら、見つかった時にはほんとにもう遅かった。
先生といろいろとお話をして、すぐに1回目の化学療法、
そして、手術、そして2回目の化学療法をすることにしました。
投与の日は入院。
この化学療法は、ほんとにこたえるようで、
お水も飲めないほどぐったりします。
帰宅しても食欲が正常に戻るまで4、5日かかりました。
手術は成功。それでも前回の手術の後の癒着が多かったようで
長時間となりました。よくがんばったサリー。
術後は失禁状態になることを覚悟していましたが
数日の間は変化なく、それからはおしっこよりも
うんちが数ミリ、ポロポロと漏れるようになりました。
一緒に寝ているので、朝起きるとシーツにうんちの粒だらけでした。
それから数日、うんちが漏れなくなったらおしっこがぽたぽたと、
そのぽたぽたも、徐々に量が増えて常時オムツが必要となりました。
そんなサリーのいろんな変化を目にするたびに涙が出て
元気にしている姿を見ても涙が出て
「犬は感じ取るから、悲しんでいたらだめだよ」
と、そんなことを周りの人に言われても、
言われなくてもわかっていることで
だからといってどうにかできるものでもなかった
"サリーは手がかからなかったから" という言い訳で
あまり手をかけなかった
"仕事が忙しいから" "疲れてるから" "時間がないから"
言い訳ばっかりだった
元気に動くことができなくなる前に、
今だからできることはしてあげたいと思いました。
ほとんどいかなかったお散歩にも毎日のように出るようになりました。
仕事は業務を別の人に引き継ぎ、時間をうんと減らしました。
数か月で、いろいろ思うこともあり、仕事は辞職しました。
私ができることは、できるだけサリーが嬉しい、楽しいと思えることをしてあげたい
それで内側から元気になって、病気を吹き飛ばしてくれることを願うだけ
ガンの転移がないかのレントゲン検査が、1か月おきから数カ月おきになりました。
統計の壁はあるかもしれないけれど、見つかったのは早かったのだから
そんな統計はあてにならない・・・・と私は思っています。
きっと、どんな過ごし方をしても、後悔することはあるんだろうな
人間の何倍ものスピードで流れる犬の時間。
どれだけの間ひとりぼっちにさせていたんだろう。
でも一人ぼっちで留守番する時間が多かったのが
それがほとんどなくなったことはきっと喜んでくれているだろうと
そんなのは自己満足かもしれませんが
そう信じるしかない
毎日優しく体を撫でてあげるたびに
身体の中の細胞が元気になっていっていると信じるしかない。
今は、ほんとに贅沢な時間。
いろいろと、自分の気持ちも落ち着いてきた。
サリーは今日も元気。
ペットへの手紙、募集中です
そういわれても、どうすればいいのかわからない。
私の気分が落ち込んでいるとき
サリーは自分のお気に入りの骨のおもちゃを私の足元にもってきて
そっと置いてくれたことがあった
バズがどんどん衰弱していって、つらそうなとき
バズの下痢を体に受けながらも
サリーはずっとバズの傍にいてくれていた
バズがいなくなった悲しみを分かり合えたのはサリーで
みんなが辛いときにいてくれたサリー
そのサリーが辛くなる時に、放っておけない
朝しんどそうにしている姿を見て、
サリを置いて仕事に行けるだろうか
病院に預ければいいということではない
一緒にいてあげられないことが無理だと思った
前立腺がん
血尿が発端で、手術をすることで見つかった。
手術しなかったら見つからなかった。
見つからなかったら、見つかった時にはほんとにもう遅かった。
先生といろいろとお話をして、すぐに1回目の化学療法、
そして、手術、そして2回目の化学療法をすることにしました。
投与の日は入院。
この化学療法は、ほんとにこたえるようで、
お水も飲めないほどぐったりします。
帰宅しても食欲が正常に戻るまで4、5日かかりました。
手術は成功。それでも前回の手術の後の癒着が多かったようで
長時間となりました。よくがんばったサリー。
術後は失禁状態になることを覚悟していましたが
数日の間は変化なく、それからはおしっこよりも
うんちが数ミリ、ポロポロと漏れるようになりました。
一緒に寝ているので、朝起きるとシーツにうんちの粒だらけでした。
それから数日、うんちが漏れなくなったらおしっこがぽたぽたと、
そのぽたぽたも、徐々に量が増えて常時オムツが必要となりました。
そんなサリーのいろんな変化を目にするたびに涙が出て
元気にしている姿を見ても涙が出て
「犬は感じ取るから、悲しんでいたらだめだよ」
と、そんなことを周りの人に言われても、
言われなくてもわかっていることで
だからといってどうにかできるものでもなかった
"サリーは手がかからなかったから" という言い訳で
あまり手をかけなかった
"仕事が忙しいから" "疲れてるから" "時間がないから"
言い訳ばっかりだった
元気に動くことができなくなる前に、
今だからできることはしてあげたいと思いました。
ほとんどいかなかったお散歩にも毎日のように出るようになりました。
仕事は業務を別の人に引き継ぎ、時間をうんと減らしました。
数か月で、いろいろ思うこともあり、仕事は辞職しました。
私ができることは、できるだけサリーが嬉しい、楽しいと思えることをしてあげたい
それで内側から元気になって、病気を吹き飛ばしてくれることを願うだけ
ガンの転移がないかのレントゲン検査が、1か月おきから数カ月おきになりました。
統計の壁はあるかもしれないけれど、見つかったのは早かったのだから
そんな統計はあてにならない・・・・と私は思っています。
きっと、どんな過ごし方をしても、後悔することはあるんだろうな
人間の何倍ものスピードで流れる犬の時間。
どれだけの間ひとりぼっちにさせていたんだろう。
でも一人ぼっちで留守番する時間が多かったのが
それがほとんどなくなったことはきっと喜んでくれているだろうと
そんなのは自己満足かもしれませんが
そう信じるしかない
毎日優しく体を撫でてあげるたびに
身体の中の細胞が元気になっていっていると信じるしかない。
今は、ほんとに贅沢な時間。
いろいろと、自分の気持ちも落ち着いてきた。
サリーは今日も元気。
ペットへの手紙、募集中です
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