広島グルメんクエスト

｢麺の家（めんのや）こりく｣の｢こりくつけ麺｣（南区翠県立広島病院近くの行列店）

2009年2月オープンされた行列店｢麺の家（めんのや）こりく｣です。

お店の場所は、県立広島病院とイオン（旧ジャスコ）みゆき店のちょうど中間あたりになります。近くに｢おじやうどん｣で有名な｢太閤（たいこう）｣や、錦糸たまご入り広島ラーメンの老舗｢来頼亭｣があります。週末はいずれのお店も行列必至ですので、いわゆるプチ麺ロードといったところですかね。

ここ「こりく」の店主の修業先は広島の有名店｢我馬｣と｢麺屋元就｣だそうですが、以前食べた｢こりくラーメン｣は魚介の香りが強く、明らかに｢麺屋元就｣のラーメンに近いものでした。

今回は｢こりくつけ麺｣（700円、大盛り1.5玉で800円）を初めて食べました。

つけだれは、鶏がら、豚骨、魚介を合わせたスープで、濃厚な味わいですがとろみは少なく感じます。ネギがしっかり入っており、わずかに柑橘系の香りもしてサッパリといただけました。

過去の記事でもご紹介した佐伯区の｢平の家｣と同様、魚介の風味が強いです。
個人的には豚骨の味が強い方が好みなのですが、十分美味しかったです。

つけ麺に関しては、たまご麺と全粒粉麺を選ぶことができるとのことでしたので、まずはたまご麺を注文してみました。メニューによると中太麺らしいのですが思ったよりも細い印象で、たまごの香りが強い他には特徴を感じられませんでした。

具は大きめの炙りチャーシュー１枚に、メンマ、もみのりで、チャーシューはとても香ばしくて美味でした。

さらにうれしかったのは角状に刻んだ炙りチャーシューがつけだれの中にもゴロゴロ入っていたことです。これにより最後まで香ばしさと脂の甘味を楽しめました。

このお店は、つけ麺の替玉ができるので全粒粉麺を注文（150円）です。

こちらも中太麺とのことでしたが、｢平の家｣よりもやや細く感じました。その割にかなりコシがあり、小麦粉の香り豊かな麺を楽しめました。私の好みなのですが、たまご麺よりも全粒粉麺をおすすめしますね。

比較的塩分の濃いスープですので、もっちりとした太麺もこのスープに合うような気がします。

過去の記事でも触れましたが、ここ「こりく」のラーメンは「和田党」や｢陽気｣、｢ずずめ｣、｢遊山｣、つけめんの｢新華園｣などでも使用されている原田製麺を使用しています。つけ麺に関しも原田製麺を使用されているのかどうかはわかりませんでした。

期間限定の｢煮こごり冷やし麺｣は今回食べませんでしたが彩り鮮やかですね。中国地方も梅雨明けしましたし、猛暑の夏にぴったりのメニューです。