2011年10月10日
震災から7ヶ月
ご訪問ありがとうございます。
震災から、7ヶ月が経ちました。
もう7ヶ月も経ってしまったのか。
まだ、7ヶ月しか経っていないのか。
皆さんにとって、この7ヶ月はどんな日々でしたでしょうか?
そんな事言っている、お前はどうなんだ!と思いますよね。
そうです、
私も偉そうに震災について書いてきていますが、
してきたことなんて、本当に微々たる物。。。。
人様にどんな日々でした?なんて聞ける立場ではないのですが。。。
先日も友人と話したことは、
震災直後、自分が何にもしていない、
出来ないことに焦りを感じ、なんだか落ち込んでしまった、と。
でも、恐らく殆どの方が震災以降
そう思って日常生活を送っているのではないでしょうか?
沢山の尊い命を奪った天災・馬鹿げた人災により家を失い、追われた方々。
故郷を去らなければならず、いまだに住所が定まっていない方々。
仮設住宅でも、これから冬を迎える準備が
まだまだ整っていない、など。
ボランティアに定期的に通っている方々。
復興支援も一緒に行う、
ボランティアをしながら観光し、特産物を購入する方々。
多くの著名人による、
持続的に続いているチャリティー・慰問・コンサートなど。
”忙しい”という日々流れていく時間にかまけて、
何も出来ない時間が流れるのを悔やんでいく方の方が
きっと、多いと思います。
でも、国民として一番の憤りは
日本の国という機関が、7ヶ月も時間が経っているのに、
復興への道筋が、国民に何にも形で見えないこと。。。だと。
私利私欲・保身・政権交代。
日本が直面している未曾有の大惨事に、この大変な時に
どうしてそのようなことをしているのか。
公僕=公衆に奉仕すべきものとして、役人、公務員をいう語。
もう一度、真剣に
その職業を選んだ理由を考え、行動してください。
役目が終って、お遍路さんなんか回っているようなこと、
許していいのでしょうか?
特に上の方を批判しているのではなく、
一事が万事、公僕と言われる方々、
皆、同じ穴の狢だと思います。
一日も早く復興の道筋が見え、
皆様の健康を心よりお祈りいたします。
震災後、ひどい略奪が起きない日本を世界は称賛したが、
人影が消えた被災地は出店荒らしや空き巣にやられていた。
どさくさこそ稼ぎ時とみるのは、こそ泥ばかりではない
▼「人々が精神的なよりどころも物理的な居場所も失って、
無防備な状態にあるそのときこそ、
彼らにとっては世界改変の作業に着手するチャンスなのである」。
近刊『ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著、幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店)の一節だ
▼彼らとは、戦争や内乱、災害などの混乱に乗じ、
改革と称してひともうけを企(たくら)む勢力を指す。
筆者のカナダ人ジャーナリストは、
イラク復興に群がるグローバル企業を取材して執筆を決めたという
▼茫然(ぼうぜん)自失の人々をよそに、
彼らは権力に取り入り、白紙に好きな絵を描く。
惨事便乗の商売は途上国に限らない。
財政難で強まる官から民へ、市場任せの風潮も好機らしい。
俗耳になじんだ「小さな政府」への異議に、ざらりとした読後感が残った
▼震災も「彼ら」には商機だろう。
そこには生活と街と産業の再建にもがく住民がいて、
予算がつけば総額十数兆円の復興計画が動き出す。
東北3県は、スーツ姿の火事場泥棒にもご用心である
▼「強欲の自由」は、各国で貧富の差を広げ、
職なき若者の怒りは本家本元の米国にも広がった。
自由競争の功は多々あれど、過ぎた市場信仰は社会に不安定の災いをもたらす。
すでに深手を負った被災地ぐらい、
部外者の金もうけとは無縁の場所でありたい。
2011年10月10日(月)付朝日新聞天声人語より
少しづつでも、コツコツと。
震災から、7ヶ月が経ちました。
もう7ヶ月も経ってしまったのか。
まだ、7ヶ月しか経っていないのか。
皆さんにとって、この7ヶ月はどんな日々でしたでしょうか?
そんな事言っている、お前はどうなんだ!と思いますよね。
そうです、
私も偉そうに震災について書いてきていますが、
してきたことなんて、本当に微々たる物。。。。
人様にどんな日々でした?なんて聞ける立場ではないのですが。。。
先日も友人と話したことは、
震災直後、自分が何にもしていない、
出来ないことに焦りを感じ、なんだか落ち込んでしまった、と。
でも、恐らく殆どの方が震災以降
そう思って日常生活を送っているのではないでしょうか?
沢山の尊い命を奪った天災・馬鹿げた人災により家を失い、追われた方々。
故郷を去らなければならず、いまだに住所が定まっていない方々。
仮設住宅でも、これから冬を迎える準備が
まだまだ整っていない、など。
ボランティアに定期的に通っている方々。
復興支援も一緒に行う、
ボランティアをしながら観光し、特産物を購入する方々。
多くの著名人による、
持続的に続いているチャリティー・慰問・コンサートなど。
”忙しい”という日々流れていく時間にかまけて、
何も出来ない時間が流れるのを悔やんでいく方の方が
きっと、多いと思います。
でも、国民として一番の憤りは
日本の国という機関が、7ヶ月も時間が経っているのに、
復興への道筋が、国民に何にも形で見えないこと。。。だと。
私利私欲・保身・政権交代。
日本が直面している未曾有の大惨事に、この大変な時に
どうしてそのようなことをしているのか。
公僕=公衆に奉仕すべきものとして、役人、公務員をいう語。
もう一度、真剣に
その職業を選んだ理由を考え、行動してください。
役目が終って、お遍路さんなんか回っているようなこと、
許していいのでしょうか?
特に上の方を批判しているのではなく、
一事が万事、公僕と言われる方々、
皆、同じ穴の狢だと思います。
一日も早く復興の道筋が見え、
皆様の健康を心よりお祈りいたします。
震災後、ひどい略奪が起きない日本を世界は称賛したが、
人影が消えた被災地は出店荒らしや空き巣にやられていた。
どさくさこそ稼ぎ時とみるのは、こそ泥ばかりではない
▼「人々が精神的なよりどころも物理的な居場所も失って、
無防備な状態にあるそのときこそ、
彼らにとっては世界改変の作業に着手するチャンスなのである」。
近刊『ショック・ドクトリン』(ナオミ・クライン著、幾島幸子・村上由見子訳、岩波書店)の一節だ
▼彼らとは、戦争や内乱、災害などの混乱に乗じ、
改革と称してひともうけを企(たくら)む勢力を指す。
筆者のカナダ人ジャーナリストは、
イラク復興に群がるグローバル企業を取材して執筆を決めたという
▼茫然(ぼうぜん)自失の人々をよそに、
彼らは権力に取り入り、白紙に好きな絵を描く。
惨事便乗の商売は途上国に限らない。
財政難で強まる官から民へ、市場任せの風潮も好機らしい。
俗耳になじんだ「小さな政府」への異議に、ざらりとした読後感が残った
▼震災も「彼ら」には商機だろう。
そこには生活と街と産業の再建にもがく住民がいて、
予算がつけば総額十数兆円の復興計画が動き出す。
東北3県は、スーツ姿の火事場泥棒にもご用心である
▼「強欲の自由」は、各国で貧富の差を広げ、
職なき若者の怒りは本家本元の米国にも広がった。
自由競争の功は多々あれど、過ぎた市場信仰は社会に不安定の災いをもたらす。
すでに深手を負った被災地ぐらい、
部外者の金もうけとは無縁の場所でありたい。
2011年10月10日(月)付朝日新聞天声人語より
少しづつでも、コツコツと。
posted by Tako at 00:00| 東北地域太平洋沖地震