2011年02月22日
弟”よわし”
私の弟は子供の頃、色白でヒヨドリのような可愛い男の子でした
喘息で体が弱く、何かと病院通いをしていました。
そして何かと、良く泣いていました。゜(p´ロ`q)゜。
”つよし”という名前ですが、玉に”よわし”と呼んでいて
”つよこ”の私の後をいつも、
「お姉ちゃ〜ん、お姉〜ちゃん」と、くっついて来ていました。
小児喘息が発生すると、
本当に苦しそうで、死にそうでいつも背中を擦ってあげていました。
そんな弟はよく「犬になりたい」と言っていました。
「何言ってるの」と、私は笑い飛ばしていましたが
大人になって気が付いたことは、
とっても苦しくて苦しくて
死にそうだ、死ぬかもしれないと思っていて〓
犬なら死んでも解らないと、子供心に思ったのかもしれない・・・と
(犬好きの方々には申し訳ありません)
そんな”よわし”だった弟も思春期の頃は相当やんちゃになり
親、特に母親は悲しみにくれていました
色々なことがありましたが、
20年前に自分で会社を興し、まあまあ成功しているようです。
小さい頃は体が弱かったですが、
我が強く、自分の筋道ばかりを通そうとする
そんな人で、周りにいる人間を追い込むような人でした。
きちんと、することさえすればいいだろう。
そのきちんとすることが、彼の範疇と他の人の範疇の違いに
周りはオタオタするばかり。
それでも、なにかしら彼には魅力があるらしく、
いつも、周りに人が集まっています。
私の母は絶対に離婚をしてはいけない、と言っていましたが、
まず、弟が先に離婚し私が6年後に離婚してしまいました。
私は養育費等一切もらっていませんが、
(養育費を払ってくれるような人なら離婚しませんが)
弟は2人の娘が成人するまで
一人につき月20万円づつ計40万円の養育費を支払っていました。
子供は育てていない、と自分でも自覚しているようですが、
その他に、旅行・留学費用なども支払い
男の甲斐性としては
今時珍しいほど、きちんと行っています。
下の娘が今年成人を迎えるので、それも終了。
そんな、男のプライドと見栄で生きてきた人なので、
周りの人間にもとても厳しく、
時にその自分の法則に周りを苦しめ、自分も苦しむことがあるようです。
それが今回、伯父が亡くなった事により、
母の郷里で色々な方に声をかけて頂き、
親をはじめ親族達に沢山の愛情をもらっていたこと。
私たち姉弟は本当に皆さんに可愛がってもらったことを
実感したようです。
東京に戻ってきて、現在一緒に暮らしている彼女に
「ちゃんと、親孝行しなければ」と言っていたとのこと、
「だけど、どうすればいいんだろう」と。
それを聞いた父は、とっても喜んでいました。
私としては、「そんなことで喜んでもらえるなんて」と思いますが、
彼なりに歳を重ねた大人の男の気持ちを、
正直に話せるようになったことに、
少しばかり、お祝いの〓の気持ちをあげたいと思いました
私にとっては、いつまでも”よわし”なのです
喘息で体が弱く、何かと病院通いをしていました。
そして何かと、良く泣いていました。゜(p´ロ`q)゜。
”つよし”という名前ですが、玉に”よわし”と呼んでいて
”つよこ”の私の後をいつも、
「お姉ちゃ〜ん、お姉〜ちゃん」と、くっついて来ていました。
小児喘息が発生すると、
本当に苦しそうで、死にそうでいつも背中を擦ってあげていました。
そんな弟はよく「犬になりたい」と言っていました。
「何言ってるの」と、私は笑い飛ばしていましたが
大人になって気が付いたことは、
とっても苦しくて苦しくて
死にそうだ、死ぬかもしれないと思っていて〓
犬なら死んでも解らないと、子供心に思ったのかもしれない・・・と
(犬好きの方々には申し訳ありません)
そんな”よわし”だった弟も思春期の頃は相当やんちゃになり
親、特に母親は悲しみにくれていました
色々なことがありましたが、
20年前に自分で会社を興し、まあまあ成功しているようです。
小さい頃は体が弱かったですが、
我が強く、自分の筋道ばかりを通そうとする
そんな人で、周りにいる人間を追い込むような人でした。
きちんと、することさえすればいいだろう。
そのきちんとすることが、彼の範疇と他の人の範疇の違いに
周りはオタオタするばかり。
それでも、なにかしら彼には魅力があるらしく、
いつも、周りに人が集まっています。
私の母は絶対に離婚をしてはいけない、と言っていましたが、
まず、弟が先に離婚し私が6年後に離婚してしまいました。
私は養育費等一切もらっていませんが、
(養育費を払ってくれるような人なら離婚しませんが)
弟は2人の娘が成人するまで
一人につき月20万円づつ計40万円の養育費を支払っていました。
子供は育てていない、と自分でも自覚しているようですが、
その他に、旅行・留学費用なども支払い
男の甲斐性としては
今時珍しいほど、きちんと行っています。
下の娘が今年成人を迎えるので、それも終了。
そんな、男のプライドと見栄で生きてきた人なので、
周りの人間にもとても厳しく、
時にその自分の法則に周りを苦しめ、自分も苦しむことがあるようです。
それが今回、伯父が亡くなった事により、
母の郷里で色々な方に声をかけて頂き、
親をはじめ親族達に沢山の愛情をもらっていたこと。
私たち姉弟は本当に皆さんに可愛がってもらったことを
実感したようです。
東京に戻ってきて、現在一緒に暮らしている彼女に
「ちゃんと、親孝行しなければ」と言っていたとのこと、
「だけど、どうすればいいんだろう」と。
それを聞いた父は、とっても喜んでいました。
私としては、「そんなことで喜んでもらえるなんて」と思いますが、
彼なりに歳を重ねた大人の男の気持ちを、
正直に話せるようになったことに、
少しばかり、お祝いの〓の気持ちをあげたいと思いました
私にとっては、いつまでも”よわし”なのです
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