前作「てのひらまぼろし」から1年半、EPとしては1st EP「FORK」から5年半ぶりとなる、
全5曲という多くはない曲数で構成された本作だが、故にリリックも一字一句までもが洗練されていて、EPだからこそ出来たと言える聴き応えのある作品となっている。
プロデュースには鋭くも暖かいビートが活きる"TACT."、掌幻が自主製作したアルバム「瞬間CLIP」から共に制作しており、今回は異色とも言えるトラックを作り上げた"W4N"、そのW4Nより"u-Joe"がソロでも参加。
フリースタイルのイメージが先行している掌幻だが、それとは違う「歌詞」にも注目だ。
5月13日には収録曲「テルカラ」のミュージックビデオも公開。
掌幻 / テルカラ (Official Music Video)
https://youtu.be/WXkqxdWl7kg
■掌幻プロフィール
東京は下町・墨田区が生んだ正統派MC「掌幻」。
2007年、活動を開始。
これまでに「THE 罵倒」をはじめとする数々のMCバトルで優勝。
また、長年代々木公園で開催されてきたヒップホップの "聖地" 「B-BOYPARK」や、
日比谷野外大音楽堂で開催されたライブイベント「SUMMER BOMB」といったビッグイベントにもライブ出演を果たす。
2014年、ACEらと共に渋谷サイファーとして路上ライブをゲリラ開催。それまでのサイファーの形を覆すモノとなり、現在各地のサイファーのベースとなっている。
そうした実力を買われ舞台「TOKYO:PUNCH-LINER」にRAP指導として参加する。
2015年、所属レーベルをWiesに移し、シングル「PRIDE」を424枚限定でリリース、前作「FORK」に続き完売。
2016年、現在話題沸騰中のテレビ朝日「フリースタイルダンジョン」に出演。
AbemaTV「フリースタイルダンジョン特別編 Monsters War」では、TEAM DOTAMA(DOTAMA・掌幻・Dragon One)として出演・優勝し賞金100万円を獲得。
年末にアルバム「てのひらまぼろし」をリリース。
2017年、地元・墨田区にある「両国SUNRIZE」にて初単独ライブ「オレがやらなきゃ、誰がやる!!」を開催。満員御礼で、成功を納める。
2018年、主催ライブイベント「CATAPULT」がスタート。初開催の際にサプライズで2nd EP「PLAY a CHAPTER」を当日リリース。
活躍の場をライブハウスやクラブ、路上のみならず、野外フェス、舞台やラジオ、テレビにまで広げている。
掌幻公式ウェブサイト
http://shogen.wies.jp
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