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2014年11月26日

ハートライトフェスタ2014

ハートライトフェスタ
事務局に隣接する鳥栖市中央公園では、今や鳥栖の風物詩となているハートライトフェスタが開幕したと写真が届きました。

会期は11月23日の点灯式から始まって12月27日まで、取り組みは、鳥栖商工会議所青年部の人達が構想からプランを固め、フェスタに関する作業は全てボランティアで行われている由です。
ハートライトフェスタ

ハートライトフェスタ
7回目を迎える今年のハートライトフェスタのテーマは「イルミで作る笑顔の絆」だそうで、見るだけでなく、製作の段階から参加してもらい、工夫をこらした作品を競い合うことでハートライトフェスタを盛り上げ、笑顔の輪を広げていきたいという思いが込められているのです。
(参考 鳥栖市報・2014十二月号)
ハートライトフェスタ
では、短歌を三首あげておきます。

碇 千奈美(『姫由理』2011)

未だ暮れぬ刻を待つなく灯の点り楽鳴りだしぬ光の祭典
流れなす光の幾万ともされてメタセコイアの姿耀く
濠またぐ光の橋を繋ぐ位置中之島ありハートの光る


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2014年11月22日

ルッコラ(ロケット)・黄花すずしろ

事務局の畑では十月に定植したルッコラが元気に育ち、サラダに、グリーンスムージーに美味しく味わっています、と写真が届きました。
ルッコラ

ルッコラ

ルッコラ(伊: Rucola)は地中海沿岸原産の一年草、アブラナ科、キバナスズシロ属の一種で葉野菜・ハーブです。イタリア語の発音に近いルーコラ、ルコラと書かれる事もあり、英語ではロケット (Rocket)、和名はキバナスズシロですね。

花は、アブラナ科に特有の四花弁の十字型をしています。「キバナ」という和名ながら、花色は白色ないし薄いクリーム色です。
ルッコラ

ルッコラと人との関わりは古く、古代エジプトでも食されていたそうです。ヨーロッパでは生野菜として、イタリアでは焼きあがったピザに載せる具材としても一般的に利用されているそうです。

ゴマのような風味と多少の辛み・苦みがあります。栄養素としてはカルシウム・鉄分・ビタミンCやEが豊富で胃の調子を整える作用もあるとされています。日本でも主にサラダとして、また、肉料理の付け合わせ、おひたしや炒め物にも使われます。独特の辛み・苦みは加熱によって消えるようです。 (参考:『野菜と果物図鑑』『旬の食材百科』『Wikipedia』)

ルッコラ
(花の写真は五月に撮影したもの)

では、短歌を二首あげておきます。
碇 千奈美(『姫由理』2014)
ルッコラは胡麻の風味が美味しいと畑を耕ひて幾株を植う
みどり増す春立つ朝のルッコラのにほふ一葉をすくふごとく摘む


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2014年11月19日

エンゼルトランペット・木立朝鮮朝顔

花便り、今回はエンゼルトランペットの花だと事務局から写真が届きました。
IMG_7487ccc.JPG

エンゼルトランペット、和名は木立朝鮮朝顔(キダチチョウセンアサガオ)ですね。春から秋にかけて、下向きに垂れ下がった花です。花弁の先端は、5つに分かれ反り返っています。原産地はアメリカの熱帯地方で、日本へは江戸時代の伝来とされています。大型の株に沢山の花をつけるのが魅力的だと、愛好者も多いようです。
IMG_7485aaa.JPG

このキダチチョウセンアサガオとは別のチョウセンアサガオという植物があります。

キダチチョウセンアサガオ属(Brugmansia、ブルグマンシア)が、チョウセンアサガオ属(Datura、ダチュラ)から独立し、現在は別属として扱われています。かっては、両者とも、ナス科チョウセンアサガオ属に入れられていました。その名残りからか両属をよく混同しダチュラと呼ばれていたりします。

両属の大きな違いは、次のとおりです。
キダチチョウセンアサガオ属は、高木または低木で、下向きの花をつけ、チョウセンアサガオ属は、一年草または多年草で、上向きの花をつける点です。

とはいっても両者、近縁の仲間の植物であり、同様に有毒植物です。含まれている成分はスコポラミン(ヒヨスチン)、ヒヨスチアミンなどで、薬草に使われることもありますが一般には毒草として扱われますので、取り扱いには十分注意が必要ですね。

チョウセンアサガオ(参考)
木の汁に触れないことが大切で、口に入れたり、傷口に触れたり、特に種を食べてはいけないそうです。食べたりすると、錯乱状態になったり、せん妄、幻聴、頭痛、めまい、興奮、錯乱、最悪、意識喪失、呼吸停止を引き起こし、死に至ることもあるそうですし、汁液が皮膚に付着すると炎症を起こす他、葉茎などの液汁が目に入ると瞳孔が散大し、見えなくなったり、重症の場合は失明したりするそうです。

強い毒性、麻薬的な効能もあるため、江戸時代には「まんだらけ」「気狂い茄子」と呼ばれ、「麻酔薬」として用いられました。

江戸末期、様々の苦難の末、世界初の全身麻酔手術に成功した江戸時代の医学者である華岡青洲(有吉佐和子の小説『華岡青洲の妻』があります)は、本種を主成分として精製した麻酔薬を使用したのでした。このことから日本麻酔科学会のシンボルマークに本種の花が採用されているのですね。 

近年ではオウム真理教が「ダツラの技法」と称して信者を洗脳、自白させるための薬物原料に本種を用いたため、園芸名の「ダチュラ」にもマイナスイメージが付いたため、専らエンジェルトランペット(エンジェルズ・トランペット)の名で園芸店で販売されているようですね。 (参考:『広辞苑』『ブリタニカ百科事典』『Wikipedia』)
IMG_7480aaa.JPG

では、短歌を二首あげておきます。

碇  弘毅(『姫由理』2014)
つぼみより待ちて幾日黄の色に咲きたりエンゼルトランペットの花

立冬の午の街なか目を魅する五つエンゼルトランペットの花


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2014年11月17日

もみじ(もみぢ)・紅葉・黄葉 

もみじ
事務局から、公園の木々のもみじが見事だと写真が届きました。

コメントによりますと、 今年は台風による葉の傷みがなく、ここにきて冷えてきたため美しい紅葉に仕上がったようだと。

また、公園に植えられているのは北米原産の紅葉葉楓(モミジバフウ)。別名アメリカフウというマンサク科(フウ科)、フウ属の落葉高木。日本へは大正時代に渡来したそうです。

もみじとは、「秋に、木の葉が赤や黄色に色づくこと、また、その葉をいう」と広辞苑にあります。
語源は色を揉み出すところからモミヅ(下二段活用連用形)の名詞化でモミヂが上げられています。織物の色染めをするとき揉み絞るからで、古代人の染色へのデリケートな感覚を反映しているあらわれです。(参考:『広辞苑』『植物語源辞典』)
もみじ

では、短歌を三首あげておきます。

中村 憲吉(『軽雷集』)
谷かげの紅葉のしたの片淵や瀬なみの鳴りに夕しづまりぬ

碇 千奈美(『ちごゆり』2000 )
宇治十帖語り尽きざる昏れを彩る紅葉かの屋敷あと

村田 秋夕(『姫由理』2012 )
ななかまどくれなゐ深く葉は染まり山の道々こころ和ます


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2014年11月15日

皇帝ダリア 

皇帝ダリア
事務局の前庭の皇帝ダリアが、ようやく開花したと写真が届きました。

威勢良く伸びていた皇帝ダリアですが、先頃接近した台風十八・十九号の余波で横倒しになり、傍の柿の木に結わえ直したところ勢いを挽回したとの事です。写真は柿の木に寄り添って咲いた皇帝ダリアの姿です。

皇帝ダリアは、キク科、ダリア属(テンジクボタン属)の多年草で、原産地はメキシコ〜中米ですね。メキシコから中央アメリカ、コロンビア、ボリビアに分布しています。高さは2〜6メートルにもなります。短日性で11月から12月ごろ、10〜15センチの大きなピンク色の花を咲かせます。

学名がDahlia imperialis 、英名がTree dahlia と言うこともあってか、木立ダリア、コダチダリア、帝王ダリア、ツリーダリア、インペリアルダリアなどの別名をもっています。

*因みに、「ダリア」 (dahlia) の名は、スウェーデンの植物学者で、リンネの弟子・アンデシュ・ダール(Anders Dahl )にちなむものですね。(参考:『季節の花300』『Wikipedia』) 
皇帝ダリア

では、短歌を二首あげておきます。

碇 千奈美(『姫由理』2011)
ベランダの飼猫(ねこ)の視線に仰ぐ空皇帝ダリアの高々と咲く

碇 千奈美(『姫由理』2012)
冬空の高みに赤と紫の綾なす皇帝ダリア咲き初む


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2014年11月13日

筑後川昇開橋(しょうかいきょう)

昇開橋

菩提寺にお墓参りに行き、秋の好天に誘われ、その足で筑後川昇開橋に散策……と事務局から写真が届きました。

筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)は、旧国鉄佐賀線の、筑後川をまたいで福岡県大川市と佐賀県諸富町を結んでいた鉄道用可動式橋梁だったのです。

佐賀線の廃線後歩道橋として活用され、旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)として重要文化財および機械遺産に指定され保存されています。

この橋が、鉄道橋梁「筑後川橋梁(ちくごがわきょうりょう)」として建設されたのは、昭和十年(1935)竣工、同年五月二十五日に開業。舟運との共存のため、橋の一部が可動式となっており、橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古のものだそうです。橋の全長は507.2 メートル、可動部分の長さは24.2メートル、昇降差は23メートルとなっています。(参考 公財・筑後川昇開橋財団HP)
昇開橋

では、短歌を二首あげておきます。

碇 弘毅(『姫由理』2009)
山門を出でて見渡す大川のかすめるかなた昇開橋の影

碇 弘毅(『姫由理』2014)
大川の流れ暮れつつ新装の昇開橋のライトに浮かぶ


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2014年11月11日

庭の杜鵑草(ほとどきす)

ほととぎす

九月初めに一輪、二輪と咲き始めた杜鵑草が今盛りを迎え、庭に咲き乱れています……、と事務局から写真が届きました。

前回も書きましたように、ユリ科の多年草で山地に自生。和名の由来は、秋に開く花に、白色に紫色の斑点の散在していて、その模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似ているところからです。
ほととぎす

ほととぎす

短歌三首上げておきます。

鹿児島寿蔵(『新冬』)
引きずり出し見れば油点草(ほととぎす)はいまぞ萌ゆかむれる落葉いちいちとりぬ

碇 弘毅(『姫由理』2008)
杜鵑草の分株貰ひて行きしひと花は何時かと尋ねにきたり
花の季は今かと見遣れば杜鵑草濃き紫の花芽いだけり


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2014年11月10日

柿の色

柿

たわわに実った柿が鮮やかに色づいてきたと事務局から写真が届きました。

その詞書きによりますと、柿色に色づいた柿を見ると、昔、教科書に出ていて小学校で教わった江戸時代の陶工・酒井田柿右衛門の逸話、「柿右衛門は夕陽に染まる柿を見て柿色の赤絵磁器を苦心の末に作ったという」逸話、が思い出されるそうです。

赤絵磁器は、ヨーロッパにも輸出され世界的な名声を誇ることになります。陶工柿右衛門が器に映したいと願った赤色がこの柿の赤さで、特に色々な赤の色の表現には苦心を重ねたといいます。

柿右衛門は柿色の赤があまりに有名ですが、世界的に定評のある柿右衛門の特徴としては、白磁の白を生かすための色絵と言われるくらい空間が多くすっきりとしていることです。 「柿右衛門の世界展」(佐賀・2003)氏)で第十四代柿右衛門氏が語られています。

〈簡単にいうと「余白を尊重せよ」という意味ですね。別の言葉でいうと「絵をかきすぎない」ことですね。柿右衛門の器というと、みなさん華やかな絵に目が行きがちですが、実は形と土の美しさが基本なんですよ。形を無視したり、土の美しさを損なうような絵は、いくら「絵が上手」でもいい絵付けとはいえません。〉

余白を尊重する、余白を生かす、余韻を残す、書き過ぎない、言い過ぎない……、短歌にも書にも通じることですね。肝に銘じたいお話です。では、短歌を二首あげておきます。(参考:『広辞苑』『植物短歌辞典』)
柿

島木 赤彦(『氷魚』)
楢山の窪みくぼみの村落に柿の果(み)しるく色づきにけり

香取 秀真(『天之真榊』)
鈴なりに赤玉つゞる柿のみはけだしことごとく渋きなるべし


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2014年11月04日

さくらもみじ(さくらもみぢ) 

さくらもみじ

自然が四季折々に見せる表情のなかでも殊のほか美しく見せる彩り、紅葉・黄葉(もみじ)の季節です。

新入学・入社で、輝かしい未来に心を踊らせる「さくらの花」の季節とは違った美を感じますね。「郭煕(かくき)四時山」での、眠る山に至る前の装いです。

さくらは、秋になり日照時間が短くなるとクロロフィルが分解され、葉で作られた糖類やアミノ酸類をもとに新たな色素が作られ、紅葉が始まります。花の準備は、これに先立つ夏に花芽が作られ、そのまま休眠にはいります。普通、冬の寒さで休眠から醒め、春の暖かさで開花するのです。

このようにして、さくらもみじの季節には、葉はその使命を果たし、当初の役目を終えています。やがて枝から離れ散っていくわけですが、地に舞い降りた葉は微生物に分解され、土中の養分となって再び木々の生育に貢献していくのですね。

さくらは、開花のみならず紅葉も、見ているだけでも美しさに心を奪われますし、また、散って行く儚さや潔さも、美しいものがあります。

人は、秋のさくらもみじに、凛として美しい自然の摂理、役目を全うして去りゆくものの儚さ、悲しさ、そして生命の尊さを見るのではないでしょうか。

秋の紅葉は「美しい死に様」「使命を果たして老いることの美しさ」を我々人間に教えてくれているようです。(参考:『広辞苑』『マイペディア百科事典』『植物短歌辞典)
さくらもみじ

では、短歌を二首あげておきます。

峯村 国一(『耕余集』)
音もなく落ちてさくらのくれなゐの幾葉か泛(うか)ぶみづうみの上

古泉 千樫(『青牛集』)
柿もみぢ桜もみぢのうつくしき村に帰りてすこやかにあり


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2014年10月31日

夜顔・よるがお(よるがほ) 

夕顔

ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年草で、熱帯アメリカから北アメリカのフロリダにかけての原産で、明治初年(1868)に日本に渡来し、鑑賞用に栽培されています。

茎を切ると白汁が出ます。夏、葉腋に朝顔型の直径約10〜15cmで純白の花をつけます。夕方開き翌朝萎む。通称、夕顔(ゆうがお)と呼ぶこともありますが、干瓢の原料となるウリ科の夕顔とは別ですね。別称、夜会草とも言います。

当然、『源氏物語』(紫式部)第四帖に、

心あてにそれかとぞ見る白露の光そへたる夕顔の花
寄りてこそそれかとも見めたそかれにほのぼの見つる花の夕顔


と登場する夕顔とは別種です。因みに、こちらはウリ科ヒョウタン(ラゲナリア)属ですね。
(参考:『広辞苑』『ブリタニカ百科事典』『花の履歴書』『季節の花300』)
夕顔

では、短歌を一首あげておきます。
碇  弘毅(『姫由理』2014)
宵闇に白く妖しき花問へば夜顔の花とよ声かへりくる


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