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2014年04月30日
歌誌「姫由理」のタイトルは、実在する〇〇だった!
短歌文学会が毎月発行している歌誌「姫由理」のタイトル。
このタイトルは、日本最古の和歌集「万葉集」におさめられている歌が、由来になっているそうです。大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)という女性歌人の恋の歌です。
↓ ↓ ↓
夏の野の繁みに咲ける姫百合の知えぬ恋は苦しきものを(そ)
(巻8-1500)
意味:夏の野の繁みにひっそりと咲く姫百合(ひめゆり)のように、ひっそりと心に秘めた恋は、苦しいものです。
「姫百合」は、ユリのお花の名前だったんです。でも、漢字が違いますよね。
「万葉集」の原文は、万葉仮名といって、下記のように全部漢字で書かれていました。
↓ ↓ ↓
夏野乃繁見丹開有姫由理乃不所知戀者苦物乎
なつのののしげみにさけるひめゆりのしらえぬこひはくるしきものを
歌誌「姫由理」は、原文の万葉仮名を使っていたんですね。
鳥栖市にある事務局の庭には、このヒメユリが植えられているそうです。どんなユリの花か、気になります!お花が咲いたら、写真アップしますね。お楽しみに〜♪
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このタイトルは、日本最古の和歌集「万葉集」におさめられている歌が、由来になっているそうです。大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)という女性歌人の恋の歌です。
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夏の野の繁みに咲ける姫百合の知えぬ恋は苦しきものを(そ)
(巻8-1500)
意味:夏の野の繁みにひっそりと咲く姫百合(ひめゆり)のように、ひっそりと心に秘めた恋は、苦しいものです。
「姫百合」は、ユリのお花の名前だったんです。でも、漢字が違いますよね。
「万葉集」の原文は、万葉仮名といって、下記のように全部漢字で書かれていました。
↓ ↓ ↓
夏野乃繁見丹開有姫由理乃不所知戀者苦物乎
なつのののしげみにさけるひめゆりのしらえぬこひはくるしきものを
歌誌「姫由理」は、原文の万葉仮名を使っていたんですね。
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2014年04月27日
事務局だより〜エビネも咲く庭
事務局より、季節のお花のたよりが、続々と届いています。
こちらは、エビネというラン科のお花。
昨日アップした、ツヅジの紫やピンクに、エビネの黄色、そして新緑の緑も加わって、美しい彩りのお庭になっていますね。
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2014年04月26日
事務局だより〜ツツジが満開です
鳥栖市大正町にある事務局の門をくぐると・・
今、ツツジが満開です。まぶしい!
鳥栖市中央公園側にある北庭にも、紫やピンクのツツジが咲き乱れています。
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2014年04月25日
事務局だより〜桜の頃
春には、鳥栖市中央公園の桜を、事務局(主宰者宅)から楽しむことができます。
この場所は、かつて歌人 碇登志雄が書斎として使っていたお部屋です。
この美しい景色を見に、事務局を訪れる方もいらっしゃるとか・・・
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2014年04月24日
「短歌文学会」って何してるの?
前回のブログでは、「短歌文学会」の壮大な目的をご紹介しました。
では、「短歌文学会」が具体的に何をしているか?というと・・・
1 短歌会・講習会・研究会などの開催
2 歌誌『姫由理』の編集・発行
3 他の文化団体との交流
4 会員のすぐれた業績にたいする顕彰
などがあります。
特に、会員の日常的な活動とつながりが深いのが、歌誌『姫由理』の編集・発行。
ここに、会員は、自分がつくった短歌を毎月五首まで投稿することができます。
また、「歌を磨き、心を磨く、ひとつの場」として「競詠(きょうえい)」というコンテストみたいなものも毎月あります。選ばれれば、「特選」「秀逸」「入選」の作品として、投稿した短歌と名前が、『姫由理』の中で発表されるのです。
(歌誌『姫由理』には、定価1000円で送料込みと書いてありますが、会費以外に別料金の徴収はありません。五首の投稿も、競詠に参加するのも、追加料金なしなんです!)
毎月「ここに五首出そう」ということが、創作意欲になるし、自分の作品が活字になって、毎月一度ポストに届くのは、私にとっての楽しみです。
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1 短歌会・講習会・研究会などの開催
2 歌誌『姫由理』の編集・発行
3 他の文化団体との交流
4 会員のすぐれた業績にたいする顕彰
などがあります。
特に、会員の日常的な活動とつながりが深いのが、歌誌『姫由理』の編集・発行。
ここに、会員は、自分がつくった短歌を毎月五首まで投稿することができます。
また、「歌を磨き、心を磨く、ひとつの場」として「競詠(きょうえい)」というコンテストみたいなものも毎月あります。選ばれれば、「特選」「秀逸」「入選」の作品として、投稿した短歌と名前が、『姫由理』の中で発表されるのです。
(歌誌『姫由理』には、定価1000円で送料込みと書いてありますが、会費以外に別料金の徴収はありません。五首の投稿も、競詠に参加するのも、追加料金なしなんです!)
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2014年04月22日
1933年に創立した「短歌文学会」の壮大な目的
「短歌文学会」は、1933年歌人・碇登志雄(いかりとしお・故)により創設された会です。
「短歌文学会 会則」には、その目的が以下の通り、書かれています。
「第二条 本会は会員相互の親睦と融和を図り、短歌の実作と短歌文学の進展に資すると共に、会員の資質の向上を図ることを目的とする。」
つまり・・・
・短歌を通じて、会員同士が、お互いにうちとけ、親しくなる
・短歌を鑑賞するだけでなく、会員自ら短歌を詠むことで、芸術作品としての短歌の発展に役立つ
・会員の能力を向上させる
ということを、目的としているのですね。
1年半の間、会員でありながら、会の目的を知ったのは初めて。
ここで、目的の中に、「短歌の進展」でなく、「短歌文学の進展」と、「文学」をつけたことが、気になります。
祖父の気持ちを勝手に推測するに、短歌を「思想や感情を言語で表現した芸術作品」として、発展させようとした、祖父の壮大な目的が、隠れていたように思うのです。
短歌文学会 事務局は、鳥栖市にある主宰者宅↓です。
(短歌文学会 事務局入口にて)
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「短歌文学会 会則」には、その目的が以下の通り、書かれています。
「第二条 本会は会員相互の親睦と融和を図り、短歌の実作と短歌文学の進展に資すると共に、会員の資質の向上を図ることを目的とする。」
つまり・・・
・短歌を通じて、会員同士が、お互いにうちとけ、親しくなる
・短歌を鑑賞するだけでなく、会員自ら短歌を詠むことで、芸術作品としての短歌の発展に役立つ
・会員の能力を向上させる
ということを、目的としているのですね。
1年半の間、会員でありながら、会の目的を知ったのは初めて。
ここで、目的の中に、「短歌の進展」でなく、「短歌文学の進展」と、「文学」をつけたことが、気になります。
祖父の気持ちを勝手に推測するに、短歌を「思想や感情を言語で表現した芸術作品」として、発展させようとした、祖父の壮大な目的が、隠れていたように思うのです。
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(短歌文学会 事務局入口にて)
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短歌文学会へようこそ!の前に
はじめまして。
本日、「短歌文学会」のブログを開設させていただきました。
「短歌文学会」とは・・というお話をする前に、まずは自己紹介から。
私は、本会の会員で、主宰者の娘aqua(アクア)と言います。(もちろん本名ではありません。ネット上の名前です。)毎月発行されている歌誌『姫由理』では、「多珂子」というペンネームで、歌を出しています。
「多珂子」という名前は、私が生まれたとき祖父がつけてくれたものです。(写真は、祖父・碇登志雄と私)
亡き祖父が歌人だったこともあり、小さいころから詩歌に触れる機会が多かったような気がします。幼稚園児のときの絵日記に始まり、日々印象に残ったことや思いを、日記などに綴ることもありましたが、その中に短歌や詩が登場することがよくありました。
でも、意識して短歌を詠みはじめたのは、2012年の秋から。
母の勧めで、「短歌文学会」の会員になったことがきっかけでした。それから、毎月1回、5首の投稿を欠かさず行っています。
短歌を詠むことで、ありふれた日常生活の中に、たくさんの素敵なシーンが隠されていることに気がつきます。人生に、二度と訪れない一瞬を、自分の言葉で切り取って、とっておける。私にとって、短歌はそんな魅力があります。
短歌の魅力は、人それぞれだと思いますが、「短歌文学会」の活動を紹介する中で、「短歌っていいね」って思う方との、つながりができたら素敵だなと思い、本ブログを開設することにしました。
・・・あとは、ちょっとだけ親孝行になるかなって。
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本日、「短歌文学会」のブログを開設させていただきました。
「短歌文学会」とは・・というお話をする前に、まずは自己紹介から。
私は、本会の会員で、主宰者の娘aqua(アクア)と言います。(もちろん本名ではありません。ネット上の名前です。)毎月発行されている歌誌『姫由理』では、「多珂子」というペンネームで、歌を出しています。
「多珂子」という名前は、私が生まれたとき祖父がつけてくれたものです。(写真は、祖父・碇登志雄と私)
亡き祖父が歌人だったこともあり、小さいころから詩歌に触れる機会が多かったような気がします。幼稚園児のときの絵日記に始まり、日々印象に残ったことや思いを、日記などに綴ることもありましたが、その中に短歌や詩が登場することがよくありました。
でも、意識して短歌を詠みはじめたのは、2012年の秋から。
母の勧めで、「短歌文学会」の会員になったことがきっかけでした。それから、毎月1回、5首の投稿を欠かさず行っています。
短歌を詠むことで、ありふれた日常生活の中に、たくさんの素敵なシーンが隠されていることに気がつきます。人生に、二度と訪れない一瞬を、自分の言葉で切り取って、とっておける。私にとって、短歌はそんな魅力があります。
短歌の魅力は、人それぞれだと思いますが、「短歌文学会」の活動を紹介する中で、「短歌っていいね」って思う方との、つながりができたら素敵だなと思い、本ブログを開設することにしました。
・・・あとは、ちょっとだけ親孝行になるかなって。
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