2014年11月13日
筑後川昇開橋(しょうかいきょう)
菩提寺にお墓参りに行き、秋の好天に誘われ、その足で筑後川昇開橋に散策……と事務局から写真が届きました。
筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)は、旧国鉄佐賀線の、筑後川をまたいで福岡県大川市と佐賀県諸富町を結んでいた鉄道用可動式橋梁だったのです。
佐賀線の廃線後歩道橋として活用され、旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋)として重要文化財および機械遺産に指定され保存されています。
この橋が、鉄道橋梁「筑後川橋梁(ちくごがわきょうりょう)」として建設されたのは、昭和十年(1935)竣工、同年五月二十五日に開業。舟運との共存のため、橋の一部が可動式となっており、橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古のものだそうです。橋の全長は507.2 メートル、可動部分の長さは24.2メートル、昇降差は23メートルとなっています。(参考 公財・筑後川昇開橋財団HP)
では、短歌を二首あげておきます。
碇 弘毅(『姫由理』2009)
山門を出でて見渡す大川のかすめるかなた昇開橋の影
碇 弘毅(『姫由理』2014)
大川の流れ暮れつつ新装の昇開橋のライトに浮かぶ
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