米マサチューセッツ工科大などの研究チーム「LIGO(ライゴ)」は昨年12月26日、米国内2カ所の大型観測装置で、ブラックホール同士の合体で放出された重力波を検出しました。
重力波の検出は昨年9月14日に続き2例目です。
今回の重力波は地球から約14億光年離れた所から届きました。
質量が太陽の14倍と8倍のブラックホールが合体する直前に放出され、太陽1個分の質量が重力波のエネルギーに変わったと推定されています。
アインシュタインが約100年前に予言し、昨年9月に初めて検出された重力波は、質量が太陽の36倍と29倍のブラックホールの合体で放出されたものです。
より小規模な合体を捉えたことで、今後も数多くの検出が期待でき、ブラックホールの謎の解明が進む可能性があります。
LIGO観測装置のデータ解析には、欧州チーム「VIRGO(バーゴ)」も参加しました。
フランス国立科学研究センターによると、昨年10月2日にもブラックホール同士の合体で放出された重力波の可能性がある信号が検出されたといいます。
イタリアにあるVIRGOの装置や、岐阜県にある東京大の装置「KAGRA(かぐら)」で観測が始まれば、ブラックホール合体の発生場所を高い精度で突き止め、X線や電波などの望遠鏡で観測できる可能性があります。
ブラックホールが合体するって、凄いですね。
太陽1個分の質量が重力波のエネルギーに変わるって、どれほどのエネルギーなのかよく解らないほどです。
またアインシュタインが、今から100年も前に予言していたことにも、驚きました。
アインシュタインが、相対性理論を発表したした当時、理解できる人が世界でもほとんどいなかった事からも、本当に天才だったんですね。
それでは、また・・・
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