宇宙航空研究開発機構(JAXA=ジャクサ)の金星探査機「あかつき」が9日、金星を回る軌道に入ったことがわかりました。
日本の探査機が、惑星の周回軌道に入るのは初めてで、あかつきは金星の大気現象の解明をめざし、2016年春から本格的な観測に入る予定です。
あかつきは2010年5月に種子島宇宙センターから打ち上げられ、同年12月に軌道投入に挑戦したが、主エンジンが故障して失敗。JAXAは今月7日、4台の小型エンジンを使って、5年ぶりとなる軌道投入に再挑戦していました。
金星は地球と質量や大きさが似ていて「双子星」と呼ばれていますが、環境は大きな違いがあります。
上空は風速100メートルの猛烈な風が吹いていて、硫酸の雲で覆われていて、大気のほとんどが二酸化炭素(CO2)で、温室効果で地表付近の気温は約460度にもなります。
「あかつき」によって、金星のいろいろな謎が解明されていく事が、本当に楽しみです。
それでは、また・・・
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