2014年11月07日
長渕剛とブルース・ハープ(ハーモニカ)。
長渕剛さんと言えば、TOMBO(トンボ楽器)の
メジャー・ボーイというハーモニカを使用している
ことで有名なんですが、これは1982年のアルバム
『時代は僕らに雨を降らしてる』からで、このころに
トンボ楽器から「MAJOR BOY」「MINOR BOY」と
いう10ホールズ・ハーモニカが発売されているのです。
では、それ以前はどうだったのか、何を使用していた
のか?初期の長渕剛さんのハーモニカを見ていきたい
と思います。
その前に、一般的に10穴のハーモニカのことを
「ブルース・ハープ(Blues Harp)」と呼びますが、
実はこれHORNER(ホーナー)社の10穴ハーモニカ
の商標名なんです。
長渕剛さんもデビューしたころは、このホーナーの
「ブルース・ハープ」を使用していました。
長渕剛さんの1980年のツアーパンフレットの写真を
見てみると、現在の「ブルース・ハープ」とは違い、
本体の側面、背面が黒になっている。現行品は
オレンジ色で背面には「HORNER」と記されて
います。「ブルース・ハープ」とは違うモデル
なのかも知れない。
LIVE ’81のツアーパンフレットの表紙にもホーナー
「ブルース・ハープ」が。
81年のパンフレットには長渕剛さんご本人使用の
ハーモニカ・ケースも掲載されています。
キーが「A」のものから「A♭」まで12本が順に
並べられています。
さて、同じ時期に本体部が赤いものを使用していた
のを雑誌等で確認している。これはトンボ楽器の
「Folk Blues(フォーク・ブルース)」という商品名
の機種で「ブルース・ハープ」同様の木製で赤い本体。
私が最初に買ったハーモニカが、これでした。
「メジャーボーイ」の登場以降は、販売されて
いなかったと思うのですが、最近では
「Folk Blues MarkU」が発売されています。
ということで、このあと1982年にトンボ
「メジャー・ボーイ」が発売され、現在も
「メジャー・ボーイ」を使用されています。
「メジャー・ボーイ」は本体が樹脂製で、
それまでの「Folk Blues」より穴が大きく、音量も
あり、吹きやすいですね。ただ、カバー・プレート
に厚みがあり、唇をあてた時に薄い「Folk Blues」や
「Blues Harp」とは最初は若干ですが、違和感を
感じます。
では、動画。この音源は長渕剛さんのハーモニカの
テクニックが凝縮されていると思うこちらの曲。
1981年リリースのシングル「夏の恋人」の
カップリングなので、まだ「メジャー・ボーイ」
は使用していないと思います。
長渕剛 「クレイジー・ボーイ」
メジャー・ボーイというハーモニカを使用している
ことで有名なんですが、これは1982年のアルバム
『時代は僕らに雨を降らしてる』からで、このころに
トンボ楽器から「MAJOR BOY」「MINOR BOY」と
いう10ホールズ・ハーモニカが発売されているのです。
では、それ以前はどうだったのか、何を使用していた
のか?初期の長渕剛さんのハーモニカを見ていきたい
と思います。
その前に、一般的に10穴のハーモニカのことを
「ブルース・ハープ(Blues Harp)」と呼びますが、
実はこれHORNER(ホーナー)社の10穴ハーモニカ
の商標名なんです。
長渕剛さんもデビューしたころは、このホーナーの
「ブルース・ハープ」を使用していました。
長渕剛さんの1980年のツアーパンフレットの写真を
見てみると、現在の「ブルース・ハープ」とは違い、
本体の側面、背面が黒になっている。現行品は
オレンジ色で背面には「HORNER」と記されて
います。「ブルース・ハープ」とは違うモデル
なのかも知れない。
LIVE ’81のツアーパンフレットの表紙にもホーナー
「ブルース・ハープ」が。
81年のパンフレットには長渕剛さんご本人使用の
ハーモニカ・ケースも掲載されています。
キーが「A」のものから「A♭」まで12本が順に
並べられています。
さて、同じ時期に本体部が赤いものを使用していた
のを雑誌等で確認している。これはトンボ楽器の
「Folk Blues(フォーク・ブルース)」という商品名
の機種で「ブルース・ハープ」同様の木製で赤い本体。
私が最初に買ったハーモニカが、これでした。
「メジャーボーイ」の登場以降は、販売されて
いなかったと思うのですが、最近では
「Folk Blues MarkU」が発売されています。
TOMBO NO. 1210 Folk Blues Mark-II フォークブルース・マークII 価格:3520円 |
ということで、このあと1982年にトンボ
「メジャー・ボーイ」が発売され、現在も
「メジャー・ボーイ」を使用されています。
「メジャー・ボーイ」は本体が樹脂製で、
それまでの「Folk Blues」より穴が大きく、音量も
あり、吹きやすいですね。ただ、カバー・プレート
に厚みがあり、唇をあてた時に薄い「Folk Blues」や
「Blues Harp」とは最初は若干ですが、違和感を
感じます。
では、動画。この音源は長渕剛さんのハーモニカの
テクニックが凝縮されていると思うこちらの曲。
1981年リリースのシングル「夏の恋人」の
カップリングなので、まだ「メジャー・ボーイ」
は使用していないと思います。
長渕剛 「クレイジー・ボーイ」
HOHNER(ホーナー)Blues Harp XMS 532/20XMS 【532/20 ブルースハープ】【キーをお選びください】 価格:5632円 |
TOMBO NO.1710CX MAJORBOY C CDセット ハーモニカ入門セット 価格:4200円 |
TOMBO (トンボ)MAJOR BOY No.1710 【No.1710 メジャーボーイ】【キーをお選びください】 価格:4400円 |
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TOMBO 10ホールズ・ハーモニカ専用ケース 10HC-12 価格:7543円 |
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