2013年12月24日
A347・「冬至」って何に?
1、「冬至」って何に?
「今年の冬至は何日?」
今年は12月22日ですが、こんな会話は絶えて久しく聞かなくなりました。
冬至に限らず春分・夏至・秋分などは、ほぼ4年に1度1日ずれるので、子供の頃は毎度毎度こんなやり取りがあったことを思い出します。
「今年の冬至は何日?」
今年は12月22日ですが、こんな会話は絶えて久しく聞かなくなりました。
冬至に限らず春分・夏至・秋分などは、ほぼ4年に1度1日ずれるので、子供の頃は毎度毎度こんなやり取りがあったことを思い出します。
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”医療と健康(全般)” 19位/474人中
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「冬至ってなに?」
後期高齢者世代の私の答えは「カボチャの入った小豆のしる粉食が食べられた日」です。
敗戦後の食べ物がなかった時代、どうやって工面したのか小豆を焚いて、砂糖はあったのどうか?サッカリンなどの甘味料だったか?カボチャの甘みだったか?
小学生や学齢前だった子供たちが料理する母親の傍で出来るのを待ちかねたものでした。
12月はクリスマスとかにマインドコントロールされている今の子供や若者世代の答えは?と思うと、聞くのが怖いような気もします。
「知らない!」が多いのではないだろうか?
2、「冬至」とは
余計な危惧かもしれません。小学生などは学校でしっかり理論的に教わっていて、我々よりずっと上を行っている様にも思います。そうあってほしいと願いもします。
孫が小学生だったとき、夜道で月を見ながら「今日は新月だね」と言い、月齢の話を続けたのに驚かされたものでした。子供の学習能力の凄さ、可能性を改めて思い、この時期の教育の大切さを考えさせられたものでした。
二十四節気、干支など日本に古くから伝えられる文化、風習もしっかり学んでほしいと思います。きっと人生を豊かにしてくれることでしょう。
話を戻します。
冬至とは;
(記憶が薄らいだこともあって、少し頭の体操〜お勉強?を致しました)
二十四節気の一つで、北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日。
この日に、柚子(ゆず)湯に入り小豆粥や南瓜(かぼちゃ)を食べると、風邪をひかないと言われています。
冬至の日は、
「日の出・日の入りの位置が最も南寄りになり、太陽の南中高度が最も低くなる」
と説明されています。しかし、
「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い」とは限りません。
2012年〜2013年について見ると、
(日の入りが最も早くなるのは)、 (日の出が最も遅くなるのは)
札幌; 12月初め〜中頃 / 16時0分 12月末〜1月上旬 / 7時6分
東京; 11月末〜12月上旬 / 16時28分、 1月上旬 / 6時51分
福岡; 11月末〜12月上旬 / 17時10分、 1月前半 / 7時23分
(日の入りが最も早くなるのは)冬至よりも早く、
(日の出が最も遅くなるのは)冬至より遅いところが多く、東京でも夜明けが最も遅い日は年が明けてから。
つまり、冬至の日には「夕方は徐々に明るくなり始めるけれど、日の出が遅くなる日がもう少し続く」という時期で、そのズレの兼ね合いによって昼間の時間が最も短くなるという訳です。
3、「冬至」で思う言葉
「カボチャを食べ、ゆず湯に入る」というのが一般的です。
何故「カボチャ」であり「ゆず」なのかは別としても、寒い時期に体を温め、ビタミンを補給する昔の人の生活の知恵なのでしょう。
これにもう一つ「一陽来福」を加えると、ぐっと教養豊かな気分になりそうです。
冬至は1年で1番太陽の力が弱い日で、
「これ以上陰が極まる日はない=これからは陽に転じる」という中国の言い伝えから
「悪いことが去り、良い方向に転じる」と解されます。
ヨーロッパでも太陽復活の祭りが行われていたとの説明もあります。
より良い明日を願う心は洋の東西を問わないようです。
「冬至」は陰から陽に転じる日。
明日からだんだん日が伸び、明るさが増していく!
と考えると、何となく楽しくなってきます。
最後に言葉の遊び。中学の頃だったか?その後会社などでも、同音異義の言葉を書き出して遊んだことを思い出しました。
Q「冬至」
A「当時」「杜氏」「答辞」「湯治」「陶磁」「東寺」「当寺」「統治」
もっとありそうですが、なかなか出てきません。辞書を引きますと確かにまだまだありました
「蕩児」「田路」「刀自」「悼辞」「等時」
今年も残すところあと一週間です。大晦日から元旦にかけて初詣に出かける人も多いことでしょう。
晴れた冬の夜など、放射冷却によって一番気温が下がるのは日の出前!ということになります。
風があると「体感温度」が更に下がります。温かくしてお出かけ下さい。
私は例年のごとく、元旦の朝、鎌倉の鶴岡八幡宮に初詣の予定です。
身も心も温かい新年であってほしいと願っています。
バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。
1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
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後期高齢者世代の私の答えは「カボチャの入った小豆のしる粉食が食べられた日」です。
敗戦後の食べ物がなかった時代、どうやって工面したのか小豆を焚いて、砂糖はあったのどうか?サッカリンなどの甘味料だったか?カボチャの甘みだったか?
小学生や学齢前だった子供たちが料理する母親の傍で出来るのを待ちかねたものでした。
12月はクリスマスとかにマインドコントロールされている今の子供や若者世代の答えは?と思うと、聞くのが怖いような気もします。
「知らない!」が多いのではないだろうか?
2、「冬至」とは
余計な危惧かもしれません。小学生などは学校でしっかり理論的に教わっていて、我々よりずっと上を行っている様にも思います。そうあってほしいと願いもします。
孫が小学生だったとき、夜道で月を見ながら「今日は新月だね」と言い、月齢の話を続けたのに驚かされたものでした。子供の学習能力の凄さ、可能性を改めて思い、この時期の教育の大切さを考えさせられたものでした。
二十四節気、干支など日本に古くから伝えられる文化、風習もしっかり学んでほしいと思います。きっと人生を豊かにしてくれることでしょう。
話を戻します。
冬至とは;
(記憶が薄らいだこともあって、少し頭の体操〜お勉強?を致しました)
二十四節気の一つで、北半球では太陽が最も低く、夜が最も長くなる日。
この日に、柚子(ゆず)湯に入り小豆粥や南瓜(かぼちゃ)を食べると、風邪をひかないと言われています。
冬至の日は、
「日の出・日の入りの位置が最も南寄りになり、太陽の南中高度が最も低くなる」
と説明されています。しかし、
「日の出が最も遅くて、日の入りが最も早い」とは限りません。
2012年〜2013年について見ると、
(日の入りが最も早くなるのは)、 (日の出が最も遅くなるのは)
札幌; 12月初め〜中頃 / 16時0分 12月末〜1月上旬 / 7時6分
東京; 11月末〜12月上旬 / 16時28分、 1月上旬 / 6時51分
福岡; 11月末〜12月上旬 / 17時10分、 1月前半 / 7時23分
(日の入りが最も早くなるのは)冬至よりも早く、
(日の出が最も遅くなるのは)冬至より遅いところが多く、東京でも夜明けが最も遅い日は年が明けてから。
つまり、冬至の日には「夕方は徐々に明るくなり始めるけれど、日の出が遅くなる日がもう少し続く」という時期で、そのズレの兼ね合いによって昼間の時間が最も短くなるという訳です。
3、「冬至」で思う言葉
「カボチャを食べ、ゆず湯に入る」というのが一般的です。
何故「カボチャ」であり「ゆず」なのかは別としても、寒い時期に体を温め、ビタミンを補給する昔の人の生活の知恵なのでしょう。
これにもう一つ「一陽来福」を加えると、ぐっと教養豊かな気分になりそうです。
冬至は1年で1番太陽の力が弱い日で、
「これ以上陰が極まる日はない=これからは陽に転じる」という中国の言い伝えから
「悪いことが去り、良い方向に転じる」と解されます。
ヨーロッパでも太陽復活の祭りが行われていたとの説明もあります。
より良い明日を願う心は洋の東西を問わないようです。
「冬至」は陰から陽に転じる日。
明日からだんだん日が伸び、明るさが増していく!
と考えると、何となく楽しくなってきます。
最後に言葉の遊び。中学の頃だったか?その後会社などでも、同音異義の言葉を書き出して遊んだことを思い出しました。
Q「冬至」
A「当時」「杜氏」「答辞」「湯治」「陶磁」「東寺」「当寺」「統治」
もっとありそうですが、なかなか出てきません。辞書を引きますと確かにまだまだありました
「蕩児」「田路」「刀自」「悼辞」「等時」
今年も残すところあと一週間です。大晦日から元旦にかけて初詣に出かける人も多いことでしょう。
晴れた冬の夜など、放射冷却によって一番気温が下がるのは日の出前!ということになります。
風があると「体感温度」が更に下がります。温かくしてお出かけ下さい。
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