2012年05月21日
A110・「50年」という年月
信長は敦盛の舞を好んだといわれ、
「人間(じんかん)五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」と謡いながら49歳の人生を本能寺の炎の中に閉じました。
「人の世の50年の歳月は、下天の一日にしかあたらない」といったところでしょうか。
「下天」とは六欲天の最下位の世で、その一昼夜は人間(にんげん)界の50年に当たるとのことですので、人の世の50年という歳月は夢幻のごとく、短いものだ!と説明されます。
前置きが長くなりました。私事ですが、この度結婚50年を迎えました。
「人間(じんかん)五十年 下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」と謡いながら49歳の人生を本能寺の炎の中に閉じました。
「人の世の50年の歳月は、下天の一日にしかあたらない」といったところでしょうか。
「下天」とは六欲天の最下位の世で、その一昼夜は人間(にんげん)界の50年に当たるとのことですので、人の世の50年という歳月は夢幻のごとく、短いものだ!と説明されます。
前置きが長くなりました。私事ですが、この度結婚50年を迎えました。
過ぎてしまうと、50年は「早いものだ!」と言えないこともありませんが、「よくぞここまできたものだ」と言うのが実感です。
健康であることを優先課題として来ましたが、それぞれに体調を損なって入院やら手術を経験してきました。
そんな病歴を持ちながら、或いは持病と付き合いながら、一病息災で、細く長く暮らしてきた結果が今日に至ったのだと思っています。
現役時代は会社勤めをしていて、工場勤務が長く、豊富な?単身赴任経験があります。
その後本社暮らしをするようになり、50歳台半ばに糖尿病と診断されました。
退職後は、日中は趣味で近郊の野山に出かけたり、在宅時は資料整理などで机に向かう時間帯が長く、殊に単身赴任での経験のお陰で?、自分の身の回りのことは自分で出来ますので、「亭主元気で留守が良い」に近い存在でであったと自己評価します。
以前、「老後に夫と同居すると、妻の死亡リスクは2倍に高まる」という論文(*)に触れましたが、この様なリスクを高めなかった事が今日に至った原因かも知れません。
己の健康管理が、家族にも良い結果をもたらす事でもあったようです。
(*)A056・「老後に夫と同居すると妻の死亡リスクは2倍になる」
https://fanblogs.jp/hapise/archive/58/0
当日、私はその記念すべき日であることを忘れて予定した作業に没頭していまた。
昼食時に「今日は何の日?」聞かれて! 「ああそうだったか」といった具合でした。
2,3年前から我が家の話題にはなっていて、家内の母と当人と娘の女3代があれこれ話してはいましたが、取り立てて仰々しいことを好まない私を思ってのことでしょう。
そっと花一輪。満足させてくれる心配りでした。
平均寿命が延びて、金婚式は今時さして珍しくもないのかも知れませんが、双方とも持病、病歴を持ちながら、一病息災で、細く長く生きてきた結果が今日に至ったのだと思っています。
思い出したからには、男子たる者無為ではおられません。日本橋三越に行き、年輪を祝ってバウムクーヘンを子供たちの家に送り、我が家でも同じ年輪で重ねてきた年輪を祝いました。
これからも、このブログ「ハッピー健康習慣」を続けていこうと思っています。
健康であることを優先課題として来ましたが、それぞれに体調を損なって入院やら手術を経験してきました。
そんな病歴を持ちながら、或いは持病と付き合いながら、一病息災で、細く長く暮らしてきた結果が今日に至ったのだと思っています。
現役時代は会社勤めをしていて、工場勤務が長く、豊富な?単身赴任経験があります。
その後本社暮らしをするようになり、50歳台半ばに糖尿病と診断されました。
退職後は、日中は趣味で近郊の野山に出かけたり、在宅時は資料整理などで机に向かう時間帯が長く、殊に単身赴任での経験のお陰で?、自分の身の回りのことは自分で出来ますので、「亭主元気で留守が良い」に近い存在でであったと自己評価します。
以前、「老後に夫と同居すると、妻の死亡リスクは2倍に高まる」という論文(*)に触れましたが、この様なリスクを高めなかった事が今日に至った原因かも知れません。
己の健康管理が、家族にも良い結果をもたらす事でもあったようです。
(*)A056・「老後に夫と同居すると妻の死亡リスクは2倍になる」
https://fanblogs.jp/hapise/archive/58/0
当日、私はその記念すべき日であることを忘れて予定した作業に没頭していまた。
昼食時に「今日は何の日?」聞かれて! 「ああそうだったか」といった具合でした。
2,3年前から我が家の話題にはなっていて、家内の母と当人と娘の女3代があれこれ話してはいましたが、取り立てて仰々しいことを好まない私を思ってのことでしょう。
そっと花一輪。満足させてくれる心配りでした。
平均寿命が延びて、金婚式は今時さして珍しくもないのかも知れませんが、双方とも持病、病歴を持ちながら、一病息災で、細く長く生きてきた結果が今日に至ったのだと思っています。
思い出したからには、男子たる者無為ではおられません。日本橋三越に行き、年輪を祝ってバウムクーヘンを子供たちの家に送り、我が家でも同じ年輪で重ねてきた年輪を祝いました。
これからも、このブログ「ハッピー健康習慣」を続けていこうと思っています。