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2017年07月12日

夕方まで寝込む 〜 アルコール依存症のこと

眼が覚めたのは朝 5 時くらいだったが, 抑鬱感と疲労感が強い.
頓服を飲んだら眠ってしまった.

強い喉の渇きで再び眼が醒める. 午後 2 時過ぎ.
部屋の中が異常に暑くなっている. 喉の渇きがひどかったので水を飲んだ.
ふらふらする. 頭が痛い.
外気温が高くなっていた上に部屋の窓を閉め切っていた. 危ない状態になっていた.

冷房を付けて扇風機を回し, 横になって休む. 鬱もやや残っているが, ふらふらの状態と頭痛のほうが辛い.

頓服を飲んで 5 時過ぎに起きる.

数学を少しやる. 30 分程度だったがかなり集中できた.
今日みたいに, 深く集中した思考を行えるようになってきたのはとても良いことだ.

それからアルコール依存症の自助グループのミーティングに参加するために家を出た.
近所の教会の小さな一室でやっている.
これに参加すると気持ちが安らぐ.

自分が酒をやめられないのは意思が弱いからでも自己管理ができないからでもない.
アルコール依存症というれっきとした病気であって, 意思や自己管理でどうなるものでもないのだ.
最初に見学で参加したとき, そう言われて肩の荷が降りた.
のんびりした, 静かな集まりだった.

鬱の苦しみと対人恐怖から逃れるために朝起きて飲み, 仕事中に飲み, 食事をしながら飲み, 飲み疲れて眠っていた.
酒にまみれていた.
その時期のことは振り返ることができない. 記憶が閉ざされている.
思い出そうとすると心が激しく抵抗して, 恐怖と不安で動けなくなってしまう.
この症状は 2014 年の暮れから 3 年近く変わらない. 回復していない.

すべて自分の愚かさが招いたことだが, これからどうなっていくのだろう.

そういう状態のときに自助グループに参加した.
上に書いたような雰囲気のお蔭か, 酒に頼ることだけは現在まで止まっている.
数学と絵はその頃から自分を救ってくれているが, これらに少しずつ深く集中できるようになってきたのも, おそらく酒を飲まないで生きているからだと思う.

ただし明日以降どうなるのかはわからない. アルコール依存症は治らない.
posted by 底彦 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活
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