BUFFALO HD-PA500TU3.
ちょうどいいので, このディスクをデータのバックアップ用に使うことにする.
macOS は Time Machine でバックアップをとっている.
しかし OpenBSD は 1 月から使い始めて, これまで一度もバックアップをとっていなかったのだ.
システムが無事だったのは運が良かったからに過ぎない.
ところで, このディスクはシステム全体のバックアップ用としては容量が少ない.
そのためとりあえず, ホームディレクトリー以下のデータのバックアップをとる.
システム全体のバックアップは, 将来的に容量の大きなディスクを用意できてから考えることにする.
ディスクを Mac Pro に接続してデバイス名を調べる.
$ sysctl hw.disknames
hw.disknames=cd0:,wd0:,wd1:,wd2:679e66ee5fcc058d,wd3:1442b512f723ffb5,sd0:
sd0 が新しく接続したディスクに相当する.
MBR (マスターブートレコード) を sd0 に書き込む.
# fdisk -iy sd0
パーティションエディターを使って sd0 にパーティションを切る.
ディスク全体を一つのパーティションとして使う設定にする.
disklabel -E sd0 # パーティションエディターの起動
sd0> a a # パーティション 'a' の作成
offset: [64]
size: [976773104] * # ディスク全体をパーティション 'a' に割り当てる
FS type: [4.2BSD]
sd0*> p # 作成するパーティションの設定の表示
OpenBSD area: 64-976773168; size:976773104; free:48
# size offset fstype [fsize bsize cpg]
a: 976773056 64 4.2BSD 4096 32768 1
c: 976773168 0 unused
sd0*> w # 設定をディスクに書き込む
sd0> q # パーティションエディターの終了
sd0a 上にファイルシステムを作成する.
# newfs sd0a
/dev/rsd0a: 476940.0MB in 976773056 sectors of 512 bytes
586 cylinder groups of 814.44MB, 26062 blocks, 52224 inodes each
. . . .
マウントするディレクトリーを作成して se0a をマウントする.
# mkdir -p /backup
# mount /dev/sd0a /backup
システムのブート時に sd0a が自動的にマウントされるように /etc/fstab ファイルに
ee9c872d81c082ca.a /backup ffs rw,nodev,nosuid 0 2
という行を追加する.
設定したバックアップ用のディスクに, ホームディレクトリーのバックアップをとる.
ホームディレクトリー /home/sokohiko は, それ自体を 1 つのファイルシステムにしている.
dump コマンドが使用できる.
# dump -a -0u -f /backup/2022-06-13-1-home-sokohiko.dump /home/sokohiko
最初なので, レベル 0 を指定してフルバックアップをとっている.
-u オプションは dump が成功したら /etc/dumpdates に dump 情報を書き込む指定である.
$ cat /etc/dumpdates
1442b512f723ffb5.a 0 Mon Jun 13 06:58:44 2022
いずれはスクリプトを作成して毎日自動的にバックアップをとるようにしたい.
それまでは手動でバックアップ処理を行う.
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