ダイソンは、ロボット掃除機の新モデル「Dyson 360 Heurist ロボット掃除機」を発表。ダイソン直営店およびダイソン公式オンラインストアなどで2月27日より、各家電量販店で3月19日より順次、発売を開始する。
進化したナビゲーションおよびセンサーテクノロジーと、ダイソンの特許技術であるサイクロンテクノロジーが融合し、従来機種「Dyson 360 Eye ロボット掃除機」と比べて、吸引力が20%向上したというモデル。
具体的には、特許技術のRadial Root Cycloneテクノロジーを採用。コードレスクリーナーやキャニスター型掃除機に採用したテクノロジーに基づき、サイクロン内部に、最大7万Gの遠心力を生み出す。「ゴミや微細なホコリを空気から分離し、クリアビンにとらえ、部屋の空気よりもきれいな空気を排出する」とのことだ。
また、毎分7万8000回転の速度に対応した「ダイソン デジタルモーター V2」を装備し、「ほかのロボット掃除機よりも、4倍の吸引力(自社試験による)を実現する」と同社では説明している。
仕様面では、「1.4GHzのクアッドコアプロセッサーを搭載したほか、8倍の短期メモリーと32倍の長期メモリーによって、20倍多くのデータを扱うことが可能になった」とのこと。これにより、ロボット掃除機が作成したマップを保存し、長期にわたって常時集約できるようになった。
加えて、パノラマレンズの形状を再設計。灯台用レンズに着想を得た、独自の6エレメント半球レンズによって、より多くの光を取り込み、室内360度全体を視認し、周囲を正確に認識するという。また、SLAM技術により、カメラが取り込んだ情報を処理することで、 ロボット掃除機の位置を計算し、常に室内における自らの位置を把握。走行中も1秒ごとに50回、走行した距離の測定を行い、現在位置とまだ掃除をしていない場所を常に把握して走行する。
このほか、長距離マッピングセンサー、段差センサー、壁面近接センサー、障害物センサーを装備。ブラシの長さは212mm。電源は、リチウムイオンバッテリーを内蔵し、稼動時間が最大約75分(静音モード使用時)、充電時間が約2時間45分。
本体サイズは230(幅)×120(高さ)×240(奥行)mm、重量は2.51kg
ダイソン ロボット掃除機(ニッケル/ブルー)dyson 360 heurist RB02BN 新品価格 |