汚染、公害で私たちはそれこそ″寿命が縮む″ほど痛めつけられているわけですが、残
念ながら行政はアテにできないですね。厚生省の薬品公害を例にとれば、みんながさんざ
ん騒いで、誰が考えても害があるということになって、やっと条例が作られたりしていま
す。役所は率先して何かをやるのではなく、ひとりでに結論が出るまで動かないですね。
国民の自然治癒力にまかせると言えば聞こえはいいですが、ではその間に犠牲になった人
はどうするのですか。
だから、私たちは知恵を働かせて、犠牲者にならないよう自己防衛すべきなのです。
では、水平空気、食物の汚染からどう自己防衛するかとなると、やっぱり栄養学しかな
いですね。食物で丈夫な体を作っていくしかないわけです。例えば、脳の老化を防ぐには
レシチン、中でも大豆に含まれるレシチンがいいのです。私は毎日レシチンを飲んでいま
すが、栄養食品に頼るのが嫌だという人は、大豆を毎日必ず食べるといいでしょう。
レシチンは老化を防ぐだげでなく、精神も活性化させます。だから、うつ病などにも効
きます。他にもビタミソEとかカロチンのA類、B類などもたくさんとっていれば、若々しく活動できるのです。
昔、奉行所の熟練した役人は、極悪非道の絶対白状しない確信犯に対しては拷問しなか
ったそうです。食物から塩を抜いて放っておいたのです。これを塩抜きというのですが、
一週間もするとどんな確信犯でも″もうどうでもいいや”という気持ちになって、白状し
てしまうというのです。
精神と食物はそれほど関係が深い。私は自分の体を一つマシーン、精密機械とみなし、
どういう燃料を使うべきか、どういう潤滑油を使うべきかと考えてきました。生き残るには栄養で自己防衛
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