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2021年05月07日

買取店にとって真贋鑑定は重要です。時として、お

買取店にとって真贋鑑定は重要です。


時として、お客さん本人が本物と信じていても、当然ニセモノのケースもあります。


金メッキ製品の表面にレーザーで本物同様の刻印を入れるなどして、専門家の目までも誤魔化そうとしてくる場合もあります。


しかし、鑑定士は贋物に対して無力ではありません。


比重計という道具を用いれば、それが金かどうか、純度は何%かなどが容易に判別できます。


仮に比重計で見抜けないように重さを調整された贋物であっても、試金石と呼ばれる黒い石に品物を擦り付けて色合いを見る「試金石検査」なら、硝酸や王水に融けるかどうかも検査することができ、贋物はすぐに判別できます。


「試金石」という言葉の用法の基にもなっているやり方ですね。


金やプラチナ製のアクセサリーは、昔もらったものでも、年齢に似合わなくなってしまったりしてさっぱり身に着けなくなってしまったものもあるでしょう。


そのような金やプラチナ製品をお持ちの場合、買取店に持ち込み、現金化するのもありでしょう。


ただ、それが本物の金やプラチナかどうかは気をつけないといけません。


メッキ加工の偽物の場合もあります。


買取店でそう言われてしまったときは、不運だったと泣き寝入りするしかないと思います。


一昔前と違い、今は色々なお店が金の買取サービスを実施しているので、ネットで情報収集することもお勧めです。


その時の相場に基づいて買取額は決まるため、相場の情報を定期的にチェックするようにしましょう。


手数料などのシステムも店舗によりけりなので、近所のお店に考えなしに買取を依頼すると、表向きの買取額よりずっと低い金額しか受け取れないこともあります。


ちなみに、自宅をいきなり訪問して金の買取を行う「訪問購入」の業者は、相場より大幅に安い額での買取を無理に迫ったりするので論外です。


世界的な金融危機を呼んだリーマンショックの後、今日に至るまでで、徐々にですが、市場における金の買取価格が上がりつつあります。


さらに、これも記憶に新しいことですが、経済破綻を起こしたギリシャの国内において、預金の引き出しにストップが掛けられました。


こうした事態もまた、金製品の買取価格が上がる要因として機能したのではないでしょうか。


プラチナの価格が上がっていると聞き、アクセサリーを買取店に持ち込んでみると、全く別の金属であるホワイトゴールドだと言われたなどの話は昔からよく聞かれます。


見た目は似ていますが、両者は全く違う金属で、価値も大きく異なります。


プラチナはあまりに高価で、一昔前は金の3倍ほどしたくらいですから、代わりに使われるようになったものです。


日本でも昭和50年代までは代替品の認識でした。


合金であるホワイトゴールドは、一般に18金か14金なので、K18WGやK14WGなどとあればホワイトゴールドです。


ちなみにプラチナなら「Pt」などの刻印になります。


ホワイトゴールドも金を含んでいますから、プラチナには価格で劣るとはいえ、金買取を扱っているお店ならどこでも買い取ってもらえるでしょう。
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