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2021年05月16日

高齢者へのコロナワクチン接種始まる

管理人が住むN市では、5月11日から高齢者へのコロナワクチンの接種が始まっています。
今日(2021.5.16)はちょっと離れた学区の小学校体育館まで80代の両親を送迎です。
区内では8カ所ほどで実施しており、水曜に区役所の講堂、日曜に小学校体育館、というのがこの地区のスケジュールのようです。
毎日やっているわけではないのですが、いずれ対象を一般にまで広げた時は、大規模会場で連日開催になるのかなと思います。N市では高齢者と幼年層を除いた接種予定者がまだ150万人ぐらいいるので、年内に終わらせようとすると、毎日1万人ぐらい接種しないと間に合わない。これが東京だともっと件数が増えるので、計算するのが恐ろしい。
会場は完全予約制だったので、とくに行列ができたりはしません。わりと穏やかな雰囲気です。
予約した時間通りに接種するので、早く行っても待たされるだけです。
接種後はアナフィラキシーなどの反応が出ないかを見きわめるため、20分ぐらいは待機しないといけません。接種は一瞬ですが、終わった後の待ち時間が長い。会場に駐車場が無いので、車で送迎する際は要注意です。
ワクチン接種は2回行うので、次回は6月6日とのことでした。
2回目の接種後はわりと発熱などの副反応が出る人が多いので、高齢者の親に関してはちょっと心配。
それでも1回目はとりあえず終わったので、すこし安心しました。

2021年05月09日

春宵一刻値千金

5月も半ばになろうとしています。
この季節は気候も暖かい日が多いので、猫がいつも以上によく寝ます。
日中のベッドは主に猫が自由にくつろいでいます。フォウさんはだいたいこんな感じです。
IMG_1251.JPGIMG_1252.JPG

IMG_1254.JPGIMG_1255.JPG

気温が上がるにつれて長くなって寝ます。
横で一緒に寝ていると、ときどき寝返りを打ったはずみに目があいます。
猫は寝ているだけで場が和むので、ちょっとずるいと思います。

IMG_1264.JPGIMG_1265.JPG

数日前の夕方、仕事から帰ってきて家に入ろうとしたら、庭先で「なつかな」さんと遭遇しました。
最近、夜中にエサを食べに来ているのですが、珍しく夕暮れ時に出現しました。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』
という、朔太郎的な会話を交わした後、エサをあげたらガツガツ食べて、さっさと立ち去りました。
春の宵には花の香りと猫のしっぽが似合うのですよ。
posted by ゆうすけ at 20:31 | TrackBack(0) | ペット

2021年05月07日

あつもりくんのお嫁さん(←未定)(byタアモ)

2021年のGWも終わってしまいましたが、皆さん連休を満喫されましたか?
管理人は、GW期間中は隔日ぐらいの勢いで仕事が入っていたので、全く休んだ気がしません。
コロナの影響もあって、どのみち外出もままならないと思っていたので、大量にマンガを借りてずっと読んでいました。とくに休日に宿直が当たると、全く外出できないので読書がはかどります。
ということで、連休中に読んでいたのは以下のとおり。
「進撃の巨人」10〜20巻
「あつもりくんのお嫁さん(←予定)」(全6巻)
「クズとケモ耳」1〜6巻
atumorikun01.jpgkuzutokemomimi01.jpg


「進撃の巨人」をがんばって読み進めています。アニメは1期しか見ていません。先に原作を制覇したい。

「あつもりくんのお嫁さん」は、タアモさんの最新作です。
 1巻の紹介文はこんな感じ。
「田舎で暮らす中学生の錦は、勉強が大好き。でもじつは、親が決めた許婚がいて地元での生活にちょっと息苦しさを感じている。そんなある日、東京からやってきた高校生の敦盛と出会う。独特の価値観を持つ敦盛は、地元から逃げ出す方法としてまさかの結婚を提案! 敦盛に強く惹かれていく錦は、猛勉強の末、彼を追いかけて東京の高校に進学するけど…!?」
 敦盛(あつもり)君のお嫁さんになりたい!という女の子が、めっちゃがんばってあつもりくんのお嫁さんになるお話です(ネタバレ)。いや、タイトルそのままじゃん。
 タアモさんの描くヒロインは、健気でちょっと変で可愛い。嫁にしたい。
 この作品のヒロインは三島由紀夫も驚くぐらいの行動力がある子で、1巻から最終巻まで全力疾走していきます。とてつもなく前向きなので、人生に迷ったときは、これを読むと良いです。最終巻は、油断していると泣きそうになります。いや、泣きました。なんでだろう。がんばった人が幸せになるのは嬉しいからかな。
 ということで、幸せのおすそわけをしてくれるので、幸せになりたい人は読んでみてください。

「クズとケモ耳」は、杉しっぽ先生の問題作。
 倫理的にも生物学的にもいろいろ問題が多い作品。
 1巻の紹介文はこんな感じ。
「――通称”ミミ付き”。原因不明で動物の耳をもって生まれてくる。それ以外は普通の人間と変わりないが、彼らに人権はない。貴族の九晟(くじょう)は、あるとき目に止まった”ミミ付き”・メルをメイドとして飼うことに決めたが、日に日に心が惹かれていって…。社会最底辺の存在であるメルを踏みにじりながら、それでも気持ちがざわつく九晟。究極の身分格差ラブ、二人の行方は…!?」
 最初に言っておきますが、「異世界」のお話です。「ミミ付き」という謎の生物?がいる世界です。
 ミミ付きは頭頂部付近に「獣の耳」が付いていますが、人間の耳の位置にも「耳」があるか否かは不明。
 そうです、「どんぎつね」さんがいっぱいいる世界なのです。吉岡里帆ファンは全員集合!
 その「どんぎつね」さんに、あんなことやそんなことをする不埒なマンガです。じつに良いですね。
 ちなみに登場人物は全員20歳未満です。
 全員あとで職員室まで来るように。

 ということで、わりと楽しいGWでした。

 

2021年04月29日

地球のおわりは恋のはじまり(byタアモ)

管理人のゆうすけです。
マンガを読むのが好きなのですが、わりと守備範囲は狭い方だと自覚しています。
基本的にメジャーな少年誌や青年誌に連載されているものがメインですし、そういったマンガ雑誌も無数にあるのですべて網羅できるわけもない。最近はネット配信というか電子連載形態のマンガも増えているので、それらをすべておっかけていたら寝る暇もない。
あとはコミックレンタルをしているGEOやツタヤとか、ネットカフェでたまたま目についたタイトルを読むぐらいです。マンガを含めた書籍の売り上げは落ちているようですが、タイトル数は増えているんじゃないかな。
ということで、今回は管理人の守備範囲外の「少女漫画」のご紹介ですよ。

タアモさんの作品でいちばん有名なのは、講談社漫画賞をとった「たいようのいえ」でしょうか。
管理人も大好きな作品ですが、全13巻なので、タアモさん入門用としては後に残しておきたい。
いちばんの推しは、言うまでもなく「アシさん」ですが、ちょっと普通の人にはハードルが高い。
アシスタントをやっているヒロインが、ヘルプ先のBLマンガ家さんに、いきなりちん〇んのモザイクトーン処理とか、「汁」描きをやらされたりするステキな作品です。でも「月刊フラワーズ」連載ですよ。スゴいですね。
そんなわけで、最近読み直した「地球のおわりは恋のはじまり」(全5巻)ぐらいが一番よろしいかと。
紹介文は、こんな感じです。
「かわいい双子の妹と比較され「じゃない方」扱いを受けてきた柳瀬真昼。だから「いいことがあっても悪いことが起こる」と人生に期待せずに生きてきた。でも高校入学早々、謎のイケメン里見蒼が急接近! しかも告白!? 「だめだ、こんないいことばかりじゃ地球が滅ぶ」――累計170万部以上の『たいようのいえ』タアモ最新作は王道初恋ストーリー! 恋に踏み出せないネガ少女と×押せ押せイケメンの追いつ追われつラブ開幕です!」
・・・如何でしょうか。「王道初恋ストーリー!」ですよ、奥さん。
chikyuunoowariha01.jpg
ヒロインの柳瀬真昼さん。
ネガティブ思考で常にお守りを大量に携帯してます。
イケメンとパン屋デート?しているシーンです。

タアモさんの作品に出てくる子は、どの子も皆、なんか応援したくなる子が多いです。
ハリウッドの脚本術のように、物語のはじまりと終わりでは主人公に確実に変化が生じていて、それがタアモさんの作品では基本的に「成長」となっています。
最初は自分に自信がない子が、いろいろな人と触れ合うなかで成長を遂げていくという、基本的かつ王道のストーリーを紡いでいます。
読後感が良いのは、あまりに胸糞悪い展開や根源的に悪いやつが出てこないからでしょうか。
登場人物たちは、それぞれにトラウマや葛藤を抱えつつ、青春の蹉跌を乗り越えてゆきます。
ときどき入るギャグも冴えています。
日頃あまり少女マンガを読まない方にも、比較的安心してお勧めできる作家さんがタアモさんです。
昔の短編集も面白いので、見かけたら手に取ってみてください。


2021年04月24日

なつかなさんalive

2020年の4月に「まつろわぬネコ(なつかなさん)」という表題で、管理人宅から出奔した「なつかなさん」のことを書きましたが、それから1年が経ちました。
なつかなさんはどうしているだろうか。
折に触れてそんなことを思うわけですが、じつは生きています。
数日前の夜に、庭にネコの気配がしたのでカーテンを開けて見ると、茶トラのネコが逃げてゆきました。
そのシルエットが「なつかな」に似ていたので、久しぶりにやって来たのかと思い、洗濯台のテラスのわきにエサを置いてみました。
朝になってみると、エサは無くなっていたので、深夜にこっそりやって来ているのかと考えました。
なつかなさんであることを確認したかったので、ネコ監視用カメラを設置しました。
スマホと通信接続できて、遠隔でモニタリングできるカメラです。
カメラが写す範囲内に動きがあると、アラートで知らせてくれて、動画記録も残ります。
とりあえず試験的に設置してみた結果がこんな感じです。
IMG_1206.JPGカメラ設置初日の映像。
ネコが来ているのは分かりますが、個体識別するのは難しい映像。

IMG_1211 (編集済み).JPGカメラ設置2日目の映像。
カメラ横に人感センサーが付いた照明を置いてみました。
ライトが光量不足。カメラ自体から照射されている赤外線の方が優位で、そのため白黒の画像です。

IMG_1214 (2).JPGIMG_1219 (2).JPG

カメラ設置3日目(本日)の映像。
カメラ横の照明を、光量の大きいLEDに替えました。ネコが接近すると明るくなり、自然光に近い光が当たってカラーで捉えることが出来ました。
カラー動画を確認して、なつかなさんである確証を得ました。
ネコのテリトリーは案外狭いので、おそらく半径100mぐらいの中で生活しているのではないかと思われます。
捕獲は困難で、再度逃走する可能性が高いので経過観察です。
すでに不妊手術を行っているので繁殖することはないのですが、ケガや事故が心配です。
じつは当家には、このほかにも時々顔を見せるノラネコ(?)が何匹かやって来るのですが、それについてはまたいつか機会があれば。

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posted by ゆうすけ at 20:51 | TrackBack(0) | ペット

2021年04月18日

インスマスを覆う影

2021年4月18日の日曜は天気がいまいちでしたが、朝7時に自転車で家を出て、45kmほど走りました。
途中でサボってネットカフェでモーニングセットを食べながらマンガを読んだりするという、のんびりライドです。
そのお店ではネット席を利用したのですが、なんとなくTver(ティーバー)という民放のTV番組ポータルサイトを見ておりましたら、懐かしい番組が「まもなく配信終了」と書かれていました。

ということで、コーヒーを飲みつつぼんやり見ていたのがこの「インスマスを覆う影」
この作品は2時間弱の単発TVドラマで、1992年にTBSの「ギミア・ぶれいく」という番組内で放送された、特撮ホラードラマです。原作は、我らの怪奇幻想作家、H・P・ラヴクラフト先生。同名の小説を、舞台を日本に変え、佐野史郎主演(!)で映像化したものです。
「雑誌の企画のために寂れた港町・蔭洲升(=インスマス)を訪れたカメラマンの平田(佐野史郎)。町の住人たちに不気味さを感じつつも、なぜか町の様子に既視感を覚える平田は、美しい浴衣の女性・藤宮佳代(眞行寺君枝!)と知り合う。その夜、浜辺を歩いていた平田は奇妙な宗教行事に遭遇し…。不気味な魚影うごめく恐怖と戦慄と超自然のゴシック・ホラー!」・・・という内容です。

ラヴクラフト先生の原作なので、もちろんクトゥルー神話ものです。インスマスを蔭洲升(いんしゅうます)と無理やり置き換えたセンスがナイスです。じつは脚本はクトゥルー神話が大好きな小中千昭君です。小中君は他の作品でもちらほらとクトゥルー風味の脚本を書いています。
ドラマとしては、派手さはないのですが、いい雰囲気を出していて、カルト的な人気がある作品です。
管理人的には、佐野史郎のキャスティングが秀逸。ネタバレですが、魚類的な風貌がインスマスです。
さらにポイントが高いのが、謎の女性に「眞行寺君枝」さんを配したこと。
眞行寺君枝。
この名前を知っている人が今どれだけいるのか?
ちなみに管理人が好きな女優ベスト10に入っています。
資生堂 秋のキャンペーン「ゆれる、まなざし」(1976年)のCMがいちばん有名かな。
憂いとか翳りのある女性です。
蔭洲升(インスマス)の町に佐野史郎と眞行寺君枝を配置した、というだけでこのドラマは勝利しています。
ものすごくお勧めはしませんが、基本的にクトゥルーものは、こんな感じなんです。
「ニャル子」からクトゥルーに入った人は、地味すぎて驚くかもしれない。
インスマス01.jpg「インスマスを覆う影」
佐野史郎と眞行寺君枝

posted by ゆうすけ at 20:57 | TrackBack(0) | 映画・TV

2021年04月11日

決戦ホイール/SHIMANO WH-RS81-C35

「決戦ホイール」という言葉をご存知でしょうか。
自転車乗りの方には周知の用語ですが、レースイベントなどの「ここ一番」の際に使う、軽量で高性能な自転車用ホイールのことです。
「勝負パンツ」の同類ですが、自転車競技は「機材スポーツ」の側面もあるので、より高価で高性能な「決戦ホイール」を用意できた方が有利です。「パンツ」はイベント終盤では「使用しない」ので、機材としての性能はあまり求められない点が異なります。
管理人が持っている「決戦ホイール」は、SHIMANO WH-RS81-C35です。
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2017年にWiggleで購入しています。当時で6万円位。
「決戦ホイールに6万円はしょぼくない?」と言われそうですが、まあ無理のない範囲でのお買い物でした。
当時は年に数回、自転車イベントに参加していました。エンデューロ系(耐久レースだと思ってください)がメインで、それ以外だと各地で行われるグランフォンド(主に山岳系のロングライド)などにちょこちょこ。
自分的には日常使いのZONDA(カンパニョーロの定番ホイール)で十分だったのですが、友人が強烈に「決戦ホイール」の導入を薦めるので、お値段が手ごろで、エンデューロで役立ちそうなセミディープモデルの WH-RS81-C35を選びました。
せっかく買ったので、イベントなどで数回使い、とくにスズカサーキットでのエンデューロではかなり役立ちました。
軽くてよく回り、時速30km以上から本領を発揮します。スピードがのると安定し、速度が落ちにくく、ディープリムほど横風の影響を受けないので、基本的に万能選手でした。
このRS81シリーズはすでに廃版かと思いますが、確かRS-700がその後継で出ているはずです。ただし35mmのセミディープは無くなったはずです。うむ、残念。
貴重な品ですが、じつはひとつだけ惜しい点があります。
はい、「もうちょっとデザインがカッコよければなあ」って思いませんか、皆さん。
日本製って、品質は良いのですが、なんかデザインが、ちょっとね。

管理人は1年程前から自転車イベントへの積極的な参加はしておりません。
コロナの影響でイベントが中止や延期になることが増えたのと、自分自身の体力的な衰えを自覚して、あまりハードな乗り方は避けるようにして、のんびりとご近所を走るようにしているからです。
ということで、「決戦ホイール」は現在では日常使い用になりました。
出番が増えてよかったかな。
posted by ゆうすけ at 17:29 | TrackBack(0) | 自転車

2021年04月08日

脱出航路(byジャック・ヒギンズ)

人生には課題図書というものが存在します。
「読書感想文」を書かされる訳ではないのですが、人が生きていくうえで、最低でもこれぐらいは読んでおかないと恥をかくよ、という本です。映画や音楽や絵画にも同様の作品が存在しますが、管理人はこれらの課題をサボってきたので恥の多い人生を歩んでまいりました。
ということで、人生の課題図書のひとつ、「脱出航路」をようやく読了しました。
ジャック・ヒギンズ(「鷲は舞い降りた」で有名な英国作家です)の書いた冒険小説の中でも屈指の作で、海洋冒険小説のオールタイムベスト10に必ず入る名作です。
あらすじはこんな感じ。
「第二次大戦末期、豪雨をついて一隻の老朽帆船がブラジルのベレンを出港した。搭乗者は、ベルガー船長以下29名のドイツ人男女。その目的は、なんとしても祖国に帰り着くことにあった。だが、連合軍の制圧下に置かれた嵐の大西洋は、越えるべくもない鉄壁に等しい。敵艦に砲撃される危険の中、荒波に抗して進む彼らは果たして祖国の土を踏めるのか? 男の熱い心意気を、雄渾の筆で見事に描き上げた海洋冒険小説の最高峰!」
dassyutukouro1.jpg「脱出航路」ハヤカワ文庫
ジャック・ヒギンズ/佐和誠 訳
1982年発行
表紙は我らの生頼範義画伯だ!

この作品の原題は「STORM WARNING」(暴風警報)です。
「脱出航路」のほうが100万倍カッコいいのですが、内容を正確に表しているのは原題の方です。
あらすじにも書かれていますが、ブラジルから北大西洋を越えてドイツへ向かうお話です。しかもボロボロの「帆船」で。19世紀ではなく、1944年(第二次世界大戦終戦間近)のお話です、念のため。
その老朽帆船「ドイッチェラント号」の予定航路はざっくりと下図のとおり。
dassyutukour2.jpgブラジルのベレンから大西洋を横断してドイツへ向かいます。
1944年8月26日に出発し、約1か月の航海の物語です。
原題が「暴風警報」である通り、ものすごい嵐に翻弄されます。

この小説、主人公がいるようでいない、群像劇です。強いて言えば、主役はドイッチェラント号。3本マストの漢の船。型は古いが時化には強い。オレとお前のよォ、夢のゆりかごYO。
などと書いていますが、ボロい船が延々と航海するだけの話かと思わせて、実はそうではないのです。
序盤から中盤にかけては、いくつかのストーリーがバラバラに始まり、読書や映画鑑賞に慣れた人でないと誰がどこで何をしているのか分からなくなります。
いろいろとツッコミどころのあるエピソードが続き、その間に船は北大西洋を進みます。
物語の終盤に向けて、各地の登場人物たちが、運命に導かれるように、とある島に集結します。
そしてやってくる超ド級の嵐。ドイッチェラント号は果たしてドイツへ辿り着くことができるのか?
という感じで、最後は盛大なスペクタクルシーンの連続です。大自然と戦う人間賛歌の物語でもあります。

読後に思ったことをちょっとだけメモしておこう。
1 本編が始まる前に、合衆国海軍少将の日記抜粋とドイッチェラント号の航路図が載っているんだけど、いきなりネタバレしているのがスゴイ。ジャック・ヒギンズの大胆さに度肝を抜かれる。
2 翻訳が古い。佐和誠氏には悪いが、新訳で出し直すべき傑作なので、早川書房さんヨロシク。
3 映画化されていると思ったらされていませんでした。今ならチャンス。じつはアニメで12話完結にしてもOK。制作は「ヴィンランド・サガ」のWIT STUDIOにお願い。

2021年04月03日

2021年春アニメ

気が付けばもう4月が始まっているではないですか。
職場構内の桜も満開を過ぎ、駐車場脇の菜の花も花が咲いてしまってもう食べられない。春爛漫ですね。
IMG_1173.JPGIMG_1174.JPG

ということで、2021年の春アニメが次々と始まっています。
冬アニメはあまり熱心に見ていなかったのですが、春からはなんか怒涛のように新作が押し寄せてきます。
全部見ていたら仕事や学校に行っているヒマがない。旧作の再放送も多いので、録画してもきりがない。
そんな方には簡単な「傑作」の見分け方をお伝えします。
本当に簡単です。
タイトルやスタッフなどで気になる作品があったら、録画しておいて「最初の5分」だけ見ればよいのです。
たった5分で何が分かるのか、と思うのは尤もですが、基本的に1クール(12〜13話)しか放送しない作品であれば、第1話に全力投球するのは当然で、しかもその初球(最初の5分)にボンクラ球を投げているような作品は無視して良いのです。初球を見極めてくださいね。
てなわけで、2021年4月3日現在で、管理人が見た春アニメの傑作候補はとりあえず次の2本。

「ゴジラSP」
あの「ゴジラ」の完全新作TVアニメです。劇場版アニメでは虚淵君がやらかしましたが、今度は違います。
シリーズ構成・脚本が、あの円城塔です。「スペース・ダンディ」でもガッツリとSFをやってくれた円城センセイです。これを見ないで何を見る。

「SSSS.DYNAZENON」
2018年放送のアニメ『SSSS.GRIDMAN』のメインスタッフ陣が参加し、突如現れた怪獣と巨大ロボット・ダイナゼノンとの戦いに巻き込まれていく少年少女たちの姿を描きます。
『SSSS.GRIDMAN』が大好きな貴方にお勧め。でもダイナゼノンのデザインはヤケクソです。21世紀にこのセンスはねえだろうと思いますが、1周回って「アリ」なのか? 超合金変形合体するZE。
ゴジラSP01.jpgssss dynazenon01.jpg

このあとも次々と新番組が始まるはずなので、お楽しみはこれからです。
posted by ゆうすけ at 22:25 | TrackBack(0) | 映画・TV

2021年03月28日

猫のカリカリ

管理人のゆうすけです。花粉症で目が痒いです。
土曜は仕事だったので、日曜に敷き毛布の洗濯とか掃除とかをやろうと思っていましたが、朝から雨です。
にもかかわらず、洗濯はしました。さすがに外に干すのは無理なので、ご近所のコインランドリーでほかの洗濯ものと併せて乾燥機に放り込んでやりました。
管理人のベッドでは、日中は基本的に猫が寝ているので稼働率が高いです。
(夜も寝ているので、ほぼ一日中猫が寝ているともいえる)
IMG_1157.JPGだいたいこんな感じで寝ています。
もう一匹、フォウさんが布団の中に潜り込んで寝ています。かなり猫の毛がつくので、週一ぐらいでカバーやシーツを洗うのがルーチンです。


休日のTODOとして忘れてはいけないのが、猫のエサの買い出しです。いわゆる「カリカリ」ですね。
管理人宅では猫缶は特殊イベントか病気でもしない限り与えないので、毎日カリカリを食べさせます。
IMG_1156.JPGカリカリに群がる猫。
群れから離れるフォウさんは、エサ箱を自分で開けて勝手に食べるので、食事時間をあえて避けています。

現在、5匹の家猫がいるので、カリカリが猛烈な勢いで消費されていきます。
2kg入りの袋がだいたい1週間で無くなります。与えると無限に食べるので、基本は朝と夜です。
エサ入れを勝手に開けて盗み食いする奴もいるので、気が付くと激減しています。
しかも、食べ過ぎてゲロを吐いたあとで、改めて食べ直す奴もいます。古代ローマの皇帝かよ。
そんなわけで、管理人は日曜になるとカリカリの買い出しに行くのですが、その際に心がけている点があります。
ズバリ、ときどき「まずい」カリカリを買うこと。
猫は個体にもよりますが、わりと好き嫌いがあります。カリカリはどれも似たように見えますが、「おいしい」やつと「そうでもない」やつがあります。主にお値段で分かれます。
中国産のカリカリなどは、安いのですが「まずい」うえに何かヤバいものが入っているみたいで、与えると確実に猫が体調を崩します。
仕方ないので「国産」の「おいしい」やつと「まずい」やつを交互に与えます。
「まずい」やつを与えると、あからさまに態度に出るのですが、気にしてはいけません。
その時は食べずに残しますが、時間が経ってお腹が空くと、こっそりと食べます。
人間と同じです。
おいしい料理ばかり食べている人は、ときどきマズ飯を味わってください。
相当マズい料理でも、お腹が空いていると、意外と食べられます。
海原雄山に教えてやろうかな。

タグ:カリカリ
posted by ゆうすけ at 17:02 | TrackBack(0) | ペット
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