自転車乗りの方には周知の用語ですが、レースイベントなどの「ここ一番」の際に使う、軽量で高性能な自転車用ホイールのことです。
「勝負パンツ」の同類ですが、自転車競技は「機材スポーツ」の側面もあるので、より高価で高性能な「決戦ホイール」を用意できた方が有利です。「パンツ」はイベント終盤では「使用しない」ので、機材としての性能はあまり求められない点が異なります。
管理人が持っている「決戦ホイール」は、SHIMANO WH-RS81-C35です。
2017年にWiggleで購入しています。当時で6万円位。
「決戦ホイールに6万円はしょぼくない?」と言われそうですが、まあ無理のない範囲でのお買い物でした。
当時は年に数回、自転車イベントに参加していました。エンデューロ系(耐久レースだと思ってください)がメインで、それ以外だと各地で行われるグランフォンド(主に山岳系のロングライド)などにちょこちょこ。
自分的には日常使いのZONDA(カンパニョーロの定番ホイール)で十分だったのですが、友人が強烈に「決戦ホイール」の導入を薦めるので、お値段が手ごろで、エンデューロで役立ちそうなセミディープモデルの WH-RS81-C35を選びました。
せっかく買ったので、イベントなどで数回使い、とくにスズカサーキットでのエンデューロではかなり役立ちました。
軽くてよく回り、時速30km以上から本領を発揮します。スピードがのると安定し、速度が落ちにくく、ディープリムほど横風の影響を受けないので、基本的に万能選手でした。
このRS81シリーズはすでに廃版かと思いますが、確かRS-700がその後継で出ているはずです。ただし35mmのセミディープは無くなったはずです。うむ、残念。
貴重な品ですが、じつはひとつだけ惜しい点があります。
はい、「もうちょっとデザインがカッコよければなあ」って思いませんか、皆さん。
日本製って、品質は良いのですが、なんかデザインが、ちょっとね。
管理人は1年程前から自転車イベントへの積極的な参加はしておりません。
コロナの影響でイベントが中止や延期になることが増えたのと、自分自身の体力的な衰えを自覚して、あまりハードな乗り方は避けるようにして、のんびりとご近所を走るようにしているからです。
ということで、「決戦ホイール」は現在では日常使い用になりました。
出番が増えてよかったかな。
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