いみじのあんちの徒然なるままに

審問会に出席したオリビエに上層部は…
「残念だよ オリビエ君。我々は君にゴンドリーを秘密裏に処分しろと命じたはずだ」「ゴンドリーは10年前の事件の重要参考人です。EMS局長として生きたまま捕まえるべきと判断したまでです」「軍警察の局員だった君のお父君は10年前の事件でゴンドリーに殺されたのだったね。君にしても仇であるゴンドリーの処分は望むところじゃないのかね？」「決してそんなつもりは」
オリビエは身柄を更迭され謹慎処分に！
（十三…お願い…ゴンドリーを…）
ゴンドリーの襲撃を辛うじて撃退した十三は、メガアームド斎に狙われる理由を尋ねる。それは【ノーズスコットの悪夢】と言われる、ゴンドリーが自軍の兵士を殺害した事件にまで遡ることになる。
クローネンからオリビエの局長解任を知らされた十三。もはや十三がこの事件に関わる理由はなくなり、クローネンから手を引くように忠告されるが…
「てめぇはわかってねぇぜ クローネン。俺はあいつ自身から依頼を取り下げると聞いちゃいねぇ。理由なんざ、それで充分だ」
ゴンドリーは十三の背中に隠れていた！
「あんたのご自慢の拡張体、かなりの高負荷型だそうだが…俺の体も結構な穀潰しでよぉ、『薬』代わりのヤニが手放せねぇ有様だ。ここはひとつ…俺と我慢比べといかねぇか？タイマンはって、どっちの補助脳が先に音を上げちまうかよおおっ！」
十三は、北斗百裂拳を放つ！防御を捨てた十三の拳にゴンドリーの補助脳がオーバーヒート！たまらず逃げ出すゴンドリーにクローネンの針が！

十三とクローネンのコンビネーションで、生きたまま捕えられたゴンドリー。すると
ゴンドリーが正気を取り戻しかける…
「…残念な事だ。あの事件の真相が暴かれ責任の所在が明るみに出れば拡張技術の進歩は大きく遅れ、大戦後の疲弊したこの国を支えた経済発展はなかったやもしれん。だからこそ、ゴンドリーに10年前の真相を語られるわけにはいかんのだよ。そして君たちにも、ここでゴンドリーと共に果ててもらわねばならん」メガアームド斎は
クローネンを腹パン一発でKO！返す刀で
「私から受け継いだ力、見せてみ給え！」
　「「ヒュンケ！ファウスト！！」」

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