いみじのあんちの徒然なるままに

国産バイクメーカー全社協力の「ばくおん」です。
もうすぐ、夏休み。泊まりがけのツーリングを計画するバイク部の面々＋凜（部員じゃない）。
どこがいいかと悩んでいると、凜が小さい頃パパと行った北海道を推す。
「どこまでも続く道路ジンギスカン、札幌ラーメン、きたきつねそして長い長い青函トンネル」ん? バイクで行ったのに青函トンネル?
フェリーで苫小牧に着いたパパと凜、札幌に向かう途中、きたきつねの親子に気を取られたパパは、またも事故った
「で、救急車で病院運ばれて北海道終わり」
意外と悲しい話だった

「北海道行ったら助けたきたきつね達が覚えてて恩返ししてくれるかもよ〜」
羽音画伯が力作を披露するが、話には続きがあった。
事故ったパパをきたきつねが舐めたのでエキノコックス症に罹り、凜は1人寂しく長い青函トンネルを「はまなす」に揺られて帰ったのだ
その時の恨みを思い出した凜。
「道路にきたきつねが出てきたら躊躇なく轢け」（あくまでも、個人的な意見です）
画伯の力作を、破り捨てるのでした
フェリーが出る大洗港に向かうバイク部の面々
しかし、フェリーの予約時間、8時のつもりが18時と間違えて遅れそうに1人来夢先輩だけが階段を駆け昇って乗船を果たすが、他は乗れず、「さんふらわあ」は出航してしまう

わたしが北海道に行くのに乗ったフェリーは、新潟-小樽ルートの新日本海フェリー。午前10時半出航して、着くのは翌朝4時半だったな。
トラックドライバー用の船室だったけど、快適でしたよ
次が待てない面々は、青函フェリーに乗るべく、青森までの700ｷﾛを走る
って、この間免許取ったばかりじゃね?
凜と恩紗が競い合って取り残された羽音は、ガス欠を起こしバイクを押して歩いていた謎の人物に遭遇。自分のバイクの燃料が少ないのにもかかわらず、分け与える。
その人物こそ、バイクの神様だった
神様はその力で、羽音を一気に青森まで運んでくれるのだった。やっぱり、「情けは人のためならず」（正しい意味）だね
無事函館に到着した面々。
一泊するが、宿のシャワーは壊れてる
明朝、近くの温泉に行ってみる事に・・・行ってみたら露天風呂だった苫小牧から飛ばしてきた来夢先輩も合流して、みんなで入浴
羽音は、凜のおしりにスズキのマークのあざを見つけるスズキが好きすぎて、自ら焼き印を押した?　・・・のではなかったみたい。
「こんなのお尻に付いてたらお嫁に行けない」
「凛ちゃん。この広い世界のどこかにはお尻にスズキの焼き印を押した男の人がいるよ」
「そんなのいない っていうかそんな男嫌よ」
お尻にスズキの焼き印を押した女の子が好きな男はいるんじゃね?

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