2013年03月27日
ガブリエルの冒険・復活祭編その2
今日も小説の続きです
まだ、昨日の記事を読まれてない方は、
昨日の小説から読んでください
昨日のあらすじは、
天界から逃げた、羊のペコラを探すために、
太郎とガブリエルは北イタリアのアオスタ州のコーニェという村にやってきました
はたして、ペコラはこの近くに居るのでしょうか?〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日、
2人は早速、自然が残る大自然豊かな
山の方へと向かいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「あっ!
ガブリエル、見てよ!
あそこに、何かいるよ
あれがそうじゃ無い?」
そこには、こちらを見ている
変わった動物がいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「違うよ!
あれは、この辺りに住んでいるカモシカじゃ無いかな?」
「へ〜っ
可愛いね
でも、カモシカも住んでいるなら、ペコラもいるかもしれないね
もう少し、探してみようか?」
しばらく、探していると、なんと羊のペコラがえさを食べている所を見つけました
「あっ、居たよガブリエル
どうやって捕まえるの?」
「この網を使って捕まえるんだ
おいらが話をして気を惹くから、
太郎が後ろから捕まえてよ」
「えっ、僕が捕まえるの?
無理だよ、自信が無いよ」
「でも、どちらかが気を惹いて捕まえる方が捕まえやすいよ
急に人間の太郎が話しかけるより、
天使のおいらが話した方が自然だろう?」
「う〜ん?
そうかもしれないね
分かった!
それじゃ、網を貸して
後ろから回って捕まえるよ」
そういって、太郎は網を持って、
ペコラの後ろの方へゆっくりと歩いていきました
ガブリエルは、ちゃんと太郎がペコラの後ろにある
木に隠れた事を確認してから、
ペコラに話しかけました
「ねぇ、ペコラ」
「おう、誰かと思えば、
天使のガブリエルじゃないか!
俺様を天界に戻そうと思ってやってきたんだな
でも、俺様は帰らないぜ
この場所が気に入ったんだ
それに、もうすぐ復活祭だろ
その時に、俺様を食べるつもりなんだろう?
話は聞いたぜ
神様に捧げる生贄は羊だってな!」
「違うよ、
生贄にはしないよ
もちろん、人間界では復活祭に羊を食べる所もあるけど、
最近は、食べる人は少なくなってるし、
別の食べ物でお祝いしる家庭も沢山あるよ
だって、ペコラは小さい頃から
神様とかおいら達、天使が可愛がって来たじゃないか!
すでに、ペコラはおいら達にとっては、家族と一緒なんだよ
それに、もっと大事な事があるんだ!」
「へっ、俺様は自由になったんだ
それ以上に大事な事なんてあるはず無いだろ!」
「違うよ、君は天界に帰らないと
このままじゃ、死んでしまうんだよ!」
「そんな嘘を言っても無駄だぜ、
絶対にココから離れないからな!」
「嘘じゃ無いよ
天界とこの人間界の気候の違いに体がついて行かないんだよ
信じてよ!」
とガブリエルとペコラが話をしていると
木の影から、太郎が飛び出て、
ペコラを捕まえようとしました
「よし、捕まえた!」
しかし、太郎は捕まえたと思ったんですが、
ペコラはギリギリの所で網をサッとかわしてしまいました
「俺様が、後ろから来ている人間の匂いに気付かないと思ったのか?
人間なんかに捕まる俺様じゃないぜ!
天使のくせに、人間に協力してもらうなんて、
そんな天使なんて聞いた事なかったぜ
それじゃな!」
と、言いながらペコラは
川を飛び越えて、
さらに森の奥の方へ逃げてしまいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「どうしよう、ガブリエル
失敗しちゃったよ」
「仕方が無いね、今回は失敗しちゃったけど、
まだチャンスはあるよ
とりあえず一度、町に戻ろうか?」
結局、捕まえられずに町に戻って来た太郎とガブリエルでした
町に戻って来た太郎とガブリエルですが、
一度、バールに入ってこれからの計画を考える事にしました
「これからどうしようかガブリエル?
ペコラは逃げて、別の場所に行っちゃかもしれないよ」
「それは大丈夫だと思うよ
ここが気に入ったって言っていたから
暫くはこのあたりに居ると思うよ」
「それより、さっきの話は本当なの?」
「本当って?
ペコラを生贄にするって話?
それとも、ペコラがこのままだと死んじゃうって事?」
「どっちもだけど、このままだと死んじゃうってどういう事なの?」
「まず、生贄の話は、
ペコラの勘違いだと思うんだよね
人間界では、神様の生贄に羊を捧げるけど、
神様はそんな事は望んで無いんだよ
それと、ペコラが死んじゃうって話だけど、
ペコラは、生まれたのも、育ったのも天界なので、
人間界の気候に慣れて無いんだよね
だから、このまま人間界にずっと居たら、
病気になってしまうんだ
もう、逃げ出してかなり時間が経っているから
そろそろ危ないと思うんだよね」
「それじゃ、やっぱり、早く探して天界に連れ戻さないといけないね」
「でも、今日は遅くなってしまって、
周りも暗くなって危険だから、今日は探すのは諦めよう」
「そうだね、今日は仕方が無いね」
と2人は、今日の捜索はやめて、
ホテルに帰りました
ホテルでは、美味しいお菓子が用意してあって
2人は甘いお菓子で、
今日の疲れを取ることが出来ました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
そして、沢山デザートを食べた後は、
ベットにもぐりこんでぐっすり眠りにつきました
つづく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も続いてしまいました
本当は、今日で終わらせようと思っていたんですが、
小説を書いていると、ブログの書き込める文字数をすぐに超えてしまうので
仕方なく続いてしまいます
写真とかは、URLを貼り付けているので、
省いたりしたらもっと少なくし
内容も関係無いような所は無くしても良いかもしれないですが、
せっかく書いているので、色々詰め込んでしまいました
と、いう事で、明日はちゃんと終わらせますので、
明日を楽しみにしていてください
ココからは返信です、皆さん訪問&コメントありがとうございました
りょうちゃんさん
今度、ペコラを見つけたら、天使のみんなが心配しているので
網を使って、捕まえてくださいね(笑)
yumeさん
ほんとアオスタは良い所ですよ
自然が豊かで、老後などこんな所で過ごせると良いんですけどね(笑)
らくこ♪さん
ペコラは、美味しい草が生えている所に居ましたよ(笑)
しかし本当に、写真には助けられてますよね、
文字だけだと、あんまり面白くないかも(笑)
inaliさん
コーニェ、本当に良い所ですよ
小さな村なんですが、自然が豊かだし
でも、冬はスキーヤーが沢山訪れる村です
ランスロットさん
やっぱり、アオスタの写真は綺麗ですよね
小説は、最初は難しかったですが、最近は主人公が勝手に動いてます(笑)
心姫さん
アオスタと言えば、チーズフォンデュの写真を載せたかったんですが、
写真が無かったので、料理の写真は違う写真になってしまいました
でも、大自然の写真はステキですよね
蓮見さん
そうですね、イタリア料理って日本人に合いますよね
イタリアの雰囲気とかも日本人にはピッタリな感じがします
まだ、昨日の記事を読まれてない方は、
昨日の小説から読んでください
昨日のあらすじは、
天界から逃げた、羊のペコラを探すために、
太郎とガブリエルは北イタリアのアオスタ州のコーニェという村にやってきました
はたして、ペコラはこの近くに居るのでしょうか?〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日、
2人は早速、自然が残る大自然豊かな
山の方へと向かいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「あっ!
ガブリエル、見てよ!
あそこに、何かいるよ
あれがそうじゃ無い?」
そこには、こちらを見ている
変わった動物がいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「違うよ!
あれは、この辺りに住んでいるカモシカじゃ無いかな?」
「へ〜っ
可愛いね
でも、カモシカも住んでいるなら、ペコラもいるかもしれないね
もう少し、探してみようか?」
しばらく、探していると、なんと羊のペコラがえさを食べている所を見つけました
「あっ、居たよガブリエル
どうやって捕まえるの?」
「この網を使って捕まえるんだ
おいらが話をして気を惹くから、
太郎が後ろから捕まえてよ」
「えっ、僕が捕まえるの?
無理だよ、自信が無いよ」
「でも、どちらかが気を惹いて捕まえる方が捕まえやすいよ
急に人間の太郎が話しかけるより、
天使のおいらが話した方が自然だろう?」
「う〜ん?
そうかもしれないね
分かった!
それじゃ、網を貸して
後ろから回って捕まえるよ」
そういって、太郎は網を持って、
ペコラの後ろの方へゆっくりと歩いていきました
ガブリエルは、ちゃんと太郎がペコラの後ろにある
木に隠れた事を確認してから、
ペコラに話しかけました
「ねぇ、ペコラ」
「おう、誰かと思えば、
天使のガブリエルじゃないか!
俺様を天界に戻そうと思ってやってきたんだな
でも、俺様は帰らないぜ
この場所が気に入ったんだ
それに、もうすぐ復活祭だろ
その時に、俺様を食べるつもりなんだろう?
話は聞いたぜ
神様に捧げる生贄は羊だってな!」
「違うよ、
生贄にはしないよ
もちろん、人間界では復活祭に羊を食べる所もあるけど、
最近は、食べる人は少なくなってるし、
別の食べ物でお祝いしる家庭も沢山あるよ
だって、ペコラは小さい頃から
神様とかおいら達、天使が可愛がって来たじゃないか!
すでに、ペコラはおいら達にとっては、家族と一緒なんだよ
それに、もっと大事な事があるんだ!」
「へっ、俺様は自由になったんだ
それ以上に大事な事なんてあるはず無いだろ!」
「違うよ、君は天界に帰らないと
このままじゃ、死んでしまうんだよ!」
「そんな嘘を言っても無駄だぜ、
絶対にココから離れないからな!」
「嘘じゃ無いよ
天界とこの人間界の気候の違いに体がついて行かないんだよ
信じてよ!」
とガブリエルとペコラが話をしていると
木の影から、太郎が飛び出て、
ペコラを捕まえようとしました
「よし、捕まえた!」
しかし、太郎は捕まえたと思ったんですが、
ペコラはギリギリの所で網をサッとかわしてしまいました
「俺様が、後ろから来ている人間の匂いに気付かないと思ったのか?
人間なんかに捕まる俺様じゃないぜ!
天使のくせに、人間に協力してもらうなんて、
そんな天使なんて聞いた事なかったぜ
それじゃな!」
と、言いながらペコラは
川を飛び越えて、
さらに森の奥の方へ逃げてしまいました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
「どうしよう、ガブリエル
失敗しちゃったよ」
「仕方が無いね、今回は失敗しちゃったけど、
まだチャンスはあるよ
とりあえず一度、町に戻ろうか?」
結局、捕まえられずに町に戻って来た太郎とガブリエルでした
町に戻って来た太郎とガブリエルですが、
一度、バールに入ってこれからの計画を考える事にしました
「これからどうしようかガブリエル?
ペコラは逃げて、別の場所に行っちゃかもしれないよ」
「それは大丈夫だと思うよ
ここが気に入ったって言っていたから
暫くはこのあたりに居ると思うよ」
「それより、さっきの話は本当なの?」
「本当って?
ペコラを生贄にするって話?
それとも、ペコラがこのままだと死んじゃうって事?」
「どっちもだけど、このままだと死んじゃうってどういう事なの?」
「まず、生贄の話は、
ペコラの勘違いだと思うんだよね
人間界では、神様の生贄に羊を捧げるけど、
神様はそんな事は望んで無いんだよ
それと、ペコラが死んじゃうって話だけど、
ペコラは、生まれたのも、育ったのも天界なので、
人間界の気候に慣れて無いんだよね
だから、このまま人間界にずっと居たら、
病気になってしまうんだ
もう、逃げ出してかなり時間が経っているから
そろそろ危ないと思うんだよね」
「それじゃ、やっぱり、早く探して天界に連れ戻さないといけないね」
「でも、今日は遅くなってしまって、
周りも暗くなって危険だから、今日は探すのは諦めよう」
「そうだね、今日は仕方が無いね」
と2人は、今日の捜索はやめて、
ホテルに帰りました
ホテルでは、美味しいお菓子が用意してあって
2人は甘いお菓子で、
今日の疲れを取ることが出来ました
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
アオスタ (トリップアドバイザー提供)
そして、沢山デザートを食べた後は、
ベットにもぐりこんでぐっすり眠りにつきました
つづく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日も続いてしまいました
本当は、今日で終わらせようと思っていたんですが、
小説を書いていると、ブログの書き込める文字数をすぐに超えてしまうので
仕方なく続いてしまいます
写真とかは、URLを貼り付けているので、
省いたりしたらもっと少なくし
内容も関係無いような所は無くしても良いかもしれないですが、
せっかく書いているので、色々詰め込んでしまいました
と、いう事で、明日はちゃんと終わらせますので、
明日を楽しみにしていてください
ココからは返信です、皆さん訪問&コメントありがとうございました
りょうちゃんさん
今度、ペコラを見つけたら、天使のみんなが心配しているので
網を使って、捕まえてくださいね(笑)
yumeさん
ほんとアオスタは良い所ですよ
自然が豊かで、老後などこんな所で過ごせると良いんですけどね(笑)
らくこ♪さん
ペコラは、美味しい草が生えている所に居ましたよ(笑)
しかし本当に、写真には助けられてますよね、
文字だけだと、あんまり面白くないかも(笑)
inaliさん
コーニェ、本当に良い所ですよ
小さな村なんですが、自然が豊かだし
でも、冬はスキーヤーが沢山訪れる村です
ランスロットさん
やっぱり、アオスタの写真は綺麗ですよね
小説は、最初は難しかったですが、最近は主人公が勝手に動いてます(笑)
心姫さん
アオスタと言えば、チーズフォンデュの写真を載せたかったんですが、
写真が無かったので、料理の写真は違う写真になってしまいました
でも、大自然の写真はステキですよね
蓮見さん
そうですね、イタリア料理って日本人に合いますよね
イタリアの雰囲気とかも日本人にはピッタリな感じがします
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posted by ガブリエル at 22:38| ヴァッレ・ダオスタ州