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2024年09月19日

メンタル疾患になって貧乏生活に慣れた


私は今からちょうど10年前に仕事での過労、長時間労働、責任者としての強いストレスなどが原因で

体調を崩し、胃痛、腹痛、下痢、吐き気、睡眠障害、毎日朝気分が悪い、様々な不調がおきて

その中、仕事での責任者でもあったため、そのまま4か月近く退職せずがんばった。

退職時は週に体調不良で休むことが多くなり、春の3月頃に退職した。

退職すると、前年の年収で国民健康保険、市県民税、固定資産税などの租税公課がきて

貯金も1年程度で底をつき、そこから貧乏な生活が始まった。

退職して毎日、乗り物酔いのような気分の悪さと不安発作に悩まされ外出が難しい状態が1年半は続いた。

乗り物酔いのような気分の悪さが消えたのか発病して4年経過したころだった。

時々だが気分がすっきりする日があり、気分が悪い日が少しずつ減っていた。

そのきっかけになったのは、自治会での役員での簡単な活動だ。

それと体を動かすことだ。

その当時の万歩計での1日の歩数は300歩程度だが、治った今では2000から3000歩である。

歩くことは面倒だが、歩くことで運動不足が解消すると思う。

貧乏な生活になってから、片親がもらっている、月8万円ほどの年金にすがって暮らし、

何とか5年で働けるまでに回復したが、フルタイムで毎日の労働は無理で、

入社しては退職を5回ほど繰り返した。

入社して退職すると年金や保険の加入や脱退など入社退社の手続きでが面倒で、

会社での辞め方も年下上司が性格がきつい人が多かったので、精神的に疲れて、

1年のうち2社で勤めることがやっとだった。

今考えると私が長年従事してきた職種の人は性格が厳しい人が多いので当たり前であると思う。

今は違う職種で働いているので、そんなに人間関係でストレスは感じない。

やっぱり職場の雰囲気がやさしいとところや長時間労働がない職場が社会復帰には必要だと思う。

私のように自分が長年やってきた長時間労働できつい人が多い職種が普通だと思い違いをしていると

入社でも退職でもトラブルが多く就職活動だけでストレスになる。

そのようなことで収入が安定しないため、生活苦しさは続き、店でも最低限の機能がある商品や

最低限の品物を買うようになった。

そこで、安いけど品質が高い商品とあまりかわらない商品を見つけるすべを学んだ。

いつの間にか希望給与は月額20万円から15万円ほどの最低賃金までレベルが下がった。

わが県の最低賃金は時給900円少しなので、1日8時間労働で21日稼働だと月給15万円ほど

それから健康保険や年金、雇用保険、介護保険などひかれると手取り12万円ほどである。

しかし、それでも何とか節約をして最低限の生活をすることに慣れた。

私のように慣れない人は大変な苦痛を伴うかもしれない。

今まで手取り月給30万円以上あった人が、自分の生活レベルを下げたくないだろう。

私は手取り12万円で地方に住んでいるから、自家用車も中古の軽自動車を5年の60回払いで支払い。

生活と通勤の足としている。

手取り30万円以上ある人は私のような低所得者の気持ちはわからないだろう。

特に政治家や大手企業の人は。

日本の人口は1億2000万人、そのうち働いている人は6500万人でそのうち年収が500万円以下の人は約7割であるから2100万人、

日本での高齢化率は3割であり、70歳以上で働いている人は少ない。

65歳以上の高齢者で高収入の人は極端に少なく、安い年金受給のみに依存しており、2500万程度はいるため、

2100万人+2500万人と働いていない子供や未成年は親の収入に依存する人口は2800万人で

日本人の約6割は生活やお金に余裕がない人が多いと考えられる。

その数値は政党支持率に反映され、今の政権の支持率が15%程度と低いのは

国民生活が苦しい人々の不満の表れであると感じる。

今から35年前の景気の良かったころ、日本経済が世界で席巻していたころ、

今のような生活苦の感覚は薄かったと思う。

私も若く、人生に前途に希望を持っており、未来が明るく感じたものだ。

今は国でも財政難、地方も人口減少、少子高齢化で元気がなくなり、地方の産業も衰退し

私も老人で前途が暗く、明るさがなく、希望もあまりない。

これから多くの人が一人暮らしで孤独で貧乏な生活をしてゆくのだろう。

今の少子高齢化社会は30年前にすでに論じられていたことだが、政府は抜本的な政策を実施してこなかった。

今、生活は苦しいが、自分で頑張れるところは頑張るしかない。

その頑張れる部分というのは健康でいるということだと思う。

健康でいるために頑張れることはタバコや酒や食品添加物の多い食品は控え、

体によい食べ物を食べるように気を付けること

体に悪い不規則でだらしない生活はしないこと

適度に運動すること

働けるうちは働くこと

こころになるべくゆとりをもつようにこころがけ、メンタルや健康の知識を学習して実践すること

ではと思う。



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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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