2024年01月04日
日本の不評、生きにくさの原因
近年、外国人観光客が増えて日本の何度も訪れる中で、外国人の意見として、日本にはたくさんの魅力と良いところ、素晴らしいところは盛りだくさんであることは知られるようになった。
その多くが我々日本人にとっては普通で日常的なことであることが多い。
あまり日本がべた褒めされるので飽きてしまいそうでない動画も見るようになった。
外国人の本音の動画や外国人に対する日本に対するネガティブな面を質問する動画を多く見るようになってなるほどと思った。
私は仕事でのストレスが原因でうつ病と不安障害を発症して、治るのに数年を要した。
外国人からすれば、日本の労働環境が大変不評であるのだ。
一つ目は仕事での上下関係がきついとのことだ。
日本では社長や上司の命令に従わなくてはいけないし、上司に対して気軽に話をできない雰囲気だ。
外国ではオーナー以外、人間関係で上下がなくフラットだと多くの国の方が述べられていた。
例えば、私が現場での改善方法など提案することは難しい場合が多い。
特に役所の場合それがもっと厳しい。
二つ目は、完全主義のため、仕事での小さなミスも許されない雰囲気だ。
小さなミスでも怒られたり、責任を取らされたりだ。
三つ目は残業が普通であることだ。
多くの海外の会社では時間になったら仕事が途中でも帰ることが普通だそうだ。
日本のようにサービス残業があることは少ないという。
それと、長いバカンスがあるが、日本で仕事をしていると10日以上の連続した休日をとることは困難で
長期の旅行をすることは難しい。
このようなことが外国からすると世界標準ではないのだ。
地理的に見ても日本は大陸の国ではなく小さな島国で独自な文化を育んできた。
過去に戦争で大敗して国土が焦土と化しても、その後20年程度で世界有数の経済大国にのし上がり
大地震や大きな自然災害に何度もあっても、何度も復活してきた。
それは日本国民の外国人からすれば大変だと思われる労働環境のたまものであっただろう。
しかし、日本人の国民性や精神文化が悪い面で働くと労働環境に悪化や生きづらさになっていたり、
精神的な病気の原因になっていたりするのだと、外国人に気づかされることが最近多いと思った。
だから日本人は物質的に豊かで先端技術の中で生きていても 生きづらく、私のようにメンタル疾患になったり
日本では年間2万人以上の自殺者がいるのだと思う。
私も中高年になって思うが、日本の労働環境や働きやすさ、仕事での上下関係は国を挙げて改善する必要があると思う。