串本町で『エルトゥールル号記念館/慰霊碑』視察。
1890年オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」が台風による強風で和歌山県串本町冲で遭難。
500名を越える犠牲者が出ました。
知らせを受けた串本町住民が、総出で救助と介護にあたりました。
結果、69名が救出され生還することができました。
さらに明治天皇の指示により、政府としての支援活動も加わりました。
これにより日本・トルコ両国の友好関係が始まりました。
そして、1985年[イラン・イラク戦争]により危機的状況にあった在イラン邦人215名は、協力依頼を受けたトルコ大使から「トルコ人なら誰でもエルトゥールル号の恩義を知っています。ご恩返しをさせていただきます!」との決断により、トルコ航空機で無事に帰国できました。
次に「紀伊半島大水害」の現場である熊野川〜十津川村周辺を視察。
凄まじい被害現場に私達は声を失うほど・・・。
粉雪降る中を全員で現場に立ち、改めて自然災害の驚異と防災・治水対策の大切さを知らされました。
夜は京都に入りました。
明日も防災について学んでまいります。
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