気のみ気のままなブログ

第3次改造内閣が発足し、また新しいスローガンを「一億総活躍社会」をぶち上げた。
またホラ吹きが始まったかという印象です・・・。

小泉内閣の後を引き継ぐ形で安倍晋三氏がはじめて総理大臣になった時には「美しい国、日本」のスローガンでしたが、何のことかサッパリわからないまま１年もしないうちに総理大臣を降りました。
その引き金になったのは年金問題、加入した時期の年金が支払われていないという問題が続出、民主党の我妻氏に指摘され表面化、当時の安倍氏はそんな問題を今公表したら政権が吹っ飛ぶ発言をしていましたね。
そして１年以内に不払いの年金問題は解決しますと国民に約束しましたが途中退場で問題は未だに解決していません。

この問題の影響を受けて自民党の支持率が急落、替わって支持率を伸ばしたのが民主党でした。
しかしまとまりのない民主党は自ら崩壊していきました。
そして再び総理大臣に返り咲いた安倍晋三氏。
その時にぶち上げたのが「アベノミックス」でした。
結果は物価を上げるだけで国民所得は増えていません。
一部のお金持ちだけがいい思いをしたという印象です。
そのことを受けて女性活用と新アベノミックスをぶち上げてと思ったら１年もしないうちに今度は「一億総活躍社会」のぶち上げ。
新しいスローガンで国民を煙に巻くつもりなのでしょうか・・・？

少なくともアベノミクス、新アベノミクス、女性活用の成果を検証する必要があると思うのですが・・・。
メディアは余り取り上げませんね・・・。
公益放送を打ち出すNHKは特にこういうことをやらなければならないと思うのですが・・・。

「一億総活躍社会」のスローガンも何をどうやっての手法が全く意味不明です。
特に少子高齢化を急速に進む人口構造でどうやってGDP６００兆円を目指すのでしょう。
介護離職者を無くすともいってますが遅すぎます。
高齢者の貧困率もどんどん増えてきて生活保護世帯が減少していません。
そちらの対応も急務だと思いますが・・・。
今では４０歳破綻説まで出てきています。

希望出生率1.8にするというのも理想が過ぎます。
政府は企業に有利なことばかりをしてきて個人所得を抑えてきました。
その為、結婚を諦めたり子供の数を減らすという結果が生まれてきているのです。
北欧のような環境ができれば生活も充実し、子供を生みたいと思えてくるでしょう。
しかし日本の政治家にこれを本気で取り込む人は見当たりません。

アベノミックスを成功させるにはまず、
　・無駄遣いの徹底的な削減
　・公務員給料を民間の平均にする
　・天下り、特定法人の廃止

が不可欠だと思いますが、そこにはメスを入れず無駄遣いは辞めない、税金は増やす、福祉はどんどん悪くなる。
税金の二重取りはするは、二重取りに消費税をかける、大臣が海外にいっては金をバラまくでは何れ日本は沈没するでしょうね・・・・。

まったく未来に明るさが見えないのが今の日本です。

もしかしたらを「一億総活躍社会」は国民を兵士にしようというのが本当の目的でしょうか・・・？
今の自民党なら強行採決でやりかねない存在ですよね・・・。