LIFEBOOKのBIOS Ver.1.23から1.24に書き換えた!
Ver.1.23→1.24への書き換えだ。
LIFEBOOK AH77/W,Y AH78/W,Y WA3/W,Z,A3 AH53/X,A3 AH50/X,A3 AH90/X AH58/A3が対象となっています。
購入したばかりなのにBIOSの書換えか・・・。
少し憂鬱になります。
BIOSといえば、パソコンの基幹となるシステムであり、Windowsやその他のソフトウェアは全てBIOSをベースにして動いている大切なシステムともいえる。
このシステムが万一、書換え時に失敗やクラッシュなどしたりするとパソコンは動作しなくなります。
リスクの伴うので素人としては余り触りたくないものです。
しかし今回のBIOSの書換えでは以下のものが更新される。
(1.24)
・バッテリーの管理機能を改善
バッテリーは大事に使いたい。
更新の仕方を確認する限り、必要なアップデートプログラムをダウンロードしてダブルクリックと簡単な操作で更新ができるようなので試みることにした。
以下が、その内容です。
********************************************************************************
** LIFEBOOK
** AH77/W,Y AH78/W,Y WA3/W,Z,A3 AH53/X,A3 AH50/X,A3 AH90/X AH58/A3
** BIOS書換データ バージョン1.24
** 説明書
** 富士通株式会社
********************************************************************************
--------------------------------------------------------------------------------
本「BIOS書換データ」は、「1.ご使用条件/対応機種」に記載されている対象機種の
BIOSをバージョン「1.24」に書き換えます。
本書の書き換え手順のとおりにBIOSの書き換えを行わなかった場合、パソコンが起動
しなくなり修理が必要になることがあります。BIOS書き換えを行う前に、本書を必ずお
読みいただき、正しくBIOSの書き換えを行っていただきますようお願い申し上げます。
本テキストは、「BIOS書換データ」について記述しています。本テキストの構成は、
以下のようになっています。
1.ご使用条件
2.本テキストをお読みになる上での注意
3.動作環境
4.注意事項
5.改版履歴(修正項目)
6.インストール手順
7.インストール確認手順
8.アンインストール手順
9.サポート
10.商標および著作権
--------------------------------------------------------------------------------
■ 1.ご使用条件/対応機種
本BIOS書換データのご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。
ご使用条件を遵守できない場合には、本BIOS書換データは使用しないでください。
・ご使用条件
(1) 下記の対象機種でのみ、本データをお使いになることができます。
(2) 本データはバックアップ目的でのみ複製することができます。他の目的での
複製はできません。
(3) 本データの改造、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行うことは
できません。
(4) 本データに関するいかなる著作権表記も変更できません。
(5) 本データを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。
・対象機種
- LIFEBOOK AH77/W, AH78/W, WA3/W, AH53/X, AH50/X
AH77/Y, AH90/X
--------------------------------------------------------------------------------
■ 2.本テキストをお読みになる上での注意
・お使いのパソコンの設定によっては、本テキスト内の「ダブルクリック」を
「クリック」に読み替える必要があります。
・タッチ操作の場合は、「クリック」を「タップ」または「ダブルタップ」に
読み替える必要があります。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 3.動作環境
本データをお使いいただくには、以下のシステムが必要です。
・OS
- Windows 10 Home 64ビット版
- Windows 10 Pro 64ビット版
※ご購入のパソコンでのみご使用頂けます。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 4.注意事項
・一度BIOSを変更しますと、元のバージョンに戻すことはできません。ご了承下さい。
・アプリケーション画面の表記の一部が英語で書かれている箇所がございます。
┏━━┓BIOS書き換えを行う前に、現在のBIOSバージョンを必ず確認し、書き留
┃重要┃めてください。本データのBIOSよりバージョンが新しい場合は、BIOS書
┗━━┛き換えはできません。また、問題発生時の復旧に役立ちます。
※BIOSバージョンの確認手順
(1) デスクトップ画面左下にあるスタートボタンを右クリック
します。
(2) メニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。
(3) 「ファイル名を指定して実行」のウィンドウで「msinfo32」
と入力して「OK」ボタンをクリックします。
(4) 「システム情報」ウィンドウの「システムの要約」の
BIOS バージョン/日付」の項目の右側に、BIOSバー
ジョンがn.nn形式(「1.24」など)で表示されます。
または、下記の手順で確認します。
(1) 画面左下のスタートボタンの隣にある
「Cortanaに何か聞いてみてください」をクリックします。
(2)「Cortanaに何か聞いてみてください」に、「msinfo32」と
入力して、Enter キーを押します。
(3)「システム情報」ウィンドウの「システムの要約」の
「BIOS バージョン/日付」の項目の右側に、BIOSバー
ジョンがn.nn形式(「1.24」など)で表示されます。
・BIOS書き換えにはACアダプタが必要です。パソコン本体の
DC-INコネクタにACアダプタを接続してください。
┏━━┓BIOS書き換え中は、絶対にパソコン本体の電源を切らないでください。
┃重要┃BIOS書き換え処理が正常に終わらなかった場合、パソコンが起動しなく
┗━━┛なり、修理が必要となります。また、電気工事や落雷発生時など、停電
の可能性があるときにはBIOS書き換えを行わないでください。
┏━━┓パソコンを修理するとBIOSが古くなることがあります。その場合は
┃重要┃再度BIOSを書き換えてください。
┗━━┛
・作業を行う前に、作業中のデータを保存して、起動している他のプログラムは
すべて終了させてください。
・BIOS書き換えを行う場合は、管理者権限のアカウントでWindowsにログイン
してください。ユーザー権限のアカウントでログインした場合、注意メッセージ
が表示され、BIOS書き換えができない場合があります。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 5.改版履歴(修正項目)
(1.24)
・バッテリーの管理機能を改善しました。
(1.23)
・スリープから復帰後、インテル(R) ディスプレイ用オーディオ機能が動作しなく
なることがある問題を修正しました。
(1.20)
・パソコンの安定性を改善しました。
・ごく稀に、4月と10月にパソコン内蔵の時計が1時間ずれることがある問題を修正
しました。
(1.16)
・ハードディスク用パスワードを入力するときに、キーボードのキー入力が一部
反映されない問題を修正しました。
(1.15)
・高負荷時の電源制御の最適化を行いました。
(1.13)
・バッテリー駆動時間が正しく表示されない問題を修正しました。
(1.12)
・LIFEBOOK AH53/Xに対応しました。
(1.09)
・初版
--------------------------------------------------------------------------------
■ 6.インストール手順
┏━━┓「BitLockerドライブ暗号化」機能を有効にしている場合は、かならず
┃重要┃「BitLockerドライブ暗号化」機能を無効にしてからBIOSの書き換え
┗━━┛をおこなってください。「BitLockerドライブ暗号化」機能を有効にした
ままでBIOSを書き換えると、ドライブがロックされ、ロックを解除す
るには、専用のBitLocker回復パスワードが要求される場合があります。
「7.インストール確認手順」でBIOS書き換えが正常に完了したことを
確認した後、設定を「オン」に戻してください。
┏━━┓
┃重要┃BIOS書き換えの際には、ACアタプターを接続してください。
┗━━┛
(1) 起動中のアプリケーションなどは全て終了して下さい。
(2) ホームページからダウンロードしたBIOS書き換えデータ(BIOSUPD.exe)をクリッ
クまたはダブルクリックしてBIOS書き換えアプリケーション(BIOS Flash)を起動
してください。
※「ユーザーアカウント制御」の画面が表示される場合は、「許可」または
「はい」をクリックしてください。
(3) 「Warning: You are about to update your system firmware.」と表示されます
ので、「OK」をクリックしてください。
(4) アップデート準備画面が表示され、Windowsが自動的に再起動し、BIOSのアップ
デート処理が始まります
※アップデート準備画面が表示されない場合、誤った機種のBIOSデータファイル
を選択しているかBIOSデータファイルが壊れている可能性があります。
対応機種をご確認の上、本パソコンのBIOSデータファイルをダウンロードして
下さい。
※アップデート中は絶対にマウスやキーボードを操作しないでください。
※アップデート中は絶対に電源を切断しないでください。
(5) BIOSのアップデート処理が終わり、システムが自動的に再起動します。
再起動中「ピー」という電子音(Beep音)が鳴るまでF2キーを長押しして下さい。
※Beep音が鳴らず、そのままWindowsが立ち上がった場合は、再起動して、F2キー
を長押しして下さい。
(6) Beep音が鳴ってBIOS画面が表示された後にF9キーを押すと、「Load default
configuration now?」と表示されるので、「Yes」を押すと、アップデートした
BIOSの設定が反映されます。
(7) F10キーを押すと、「Save configuration changes and exit now?」
と表示されるので、「Yes」を押すと現在の設定を保存し、BIOS画面を抜けて
Windowsが立ち上がります。
※Windowsパスワードを設定している場合はパスワードを入力してください。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 7.インストール確認手順
(1) BIOS書き換えが正常に完了したことを確認するために、先の「4.注意事項」で説明
した方法により、BIOSのバージョンが「1.24」であることを確認してください。
バージョンが異なる場合は、書き換えが正常に完了していませんので、
「6.インストール手順」を繰り返してください。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 8.アンインストール手順
・一度BIOSを変更しますと、元のバージョンに戻すことはできません。ご了承下さい。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 9.サポート
BIOSデータはパソコンの基本制御に関わる重要なデータのため、データの書き換え中に
誤操作や何らかの理由による書き換えの途中の中断等で失敗した場合、パソコン装置が
正常に動作しなくなります。BIOSデータの書き換えを行う場合は、十分な注意を払って
ください。書き換え手順以外での作業で正常な動作をしなくなった際は、お客様の責任に
なる場合もございます。(保証期間中でも有償修理となる場合がございます。)
[個人のお客様]
┌────────────────────────────┐
│●故障や修理に関する受付窓口 │
│ 0120-926-220 (通話料無料) │
│ │
│ 携帯電話、PHS、IP電話、海外などからご利用のお客様 │
│ 045-514-2260 (通話料お客様負担) │
└────────────────────────────┘
[法人のお客様]
┌────────────────────────────┐
│●富士通ハードウェア修理相談センター │
│ 0120-422-297 (通話料無料) │
└────────────────────────────┘
上記お問い合わせ先にお電話をおかけいただくと、音声ガイダンスにより、操作に
関するご相談または故障・修理に関するご相談窓口へご案内いたします。
--------------------------------------------------------------------------------
■ 10.商標および著作権
Windows は、米国 Microsoft Corporation および/またはその関連会社の商標です。
その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
All Rights Reserved, Copyright (C) FUJITSU LIMITED 2017
--------------------------------------------------------------------------------
ここでよく分からなかったのがバージョンアップしたいパソコンが、
「BitLockerドライブ暗号化」機能が有効なのか無効なのかである。
ネットやサポートページを見る限り、この設定の確認方が見つからなかったのでサポートに電話して聞いてみた。
通常は、BitLockerドライブ暗号化は無効になっているそうです。
この機種もはじめから無効になっているとのこと。
問題なく更新できるとのことでした。
念のため為、ネット接続を停止してウィルスソフトも停止、起動しているソフトも停止してからダウンロードしたファイルを実行しました。
5分程で更新が完了です。
Biosの変更でハラハラしましたが問題なくできました。
更新時には最新の注意を払って作業をしてください。
ちなみに今回、富士通のサポートを初めて利用しました。
利用するときにはサポートIDがないとつながらないのでIDを準備してから電話をしましょう。
この記事へのコメント