シリーズ23作目、ダニエル・クレイグのボンドは3作目となる本作、今回は"M"ことジュディ・デンチを目に焼き付けろ！って感じですか。 脚本は最近の『007』シリーズの常連ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイドに加え、『グラディエーター』、『アビエイター』、『ヒューゴの不思議な発明』で3度アカデミー賞脚本賞にノミネートされたジョン・ローガンが加わり3人の共同執筆となった。 すでに続編の企画が進行中で、次回作は2部構成になる予定。ジョン・ローガンが脚本を担当することも決まっているらしい。 "ボンド"役もあと2、3作はダニエル・クレイグが続投すると報じられています。

2012年10月23日にヨーロッパ各地、世界25カ国で上映が始まり、イギリスではオープニング記録を樹立、他上映国でも初登場1位を獲得しビッグスタートとなっています。 また主題歌をアデルが担当したことでも話題となり、2013年のアカデミー賞においては授賞式でアデルが「Skyfall」を披露することになっています。
監督はサム・メンデス、出演はダニエル・クレイグ、ジュディ・デンチ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、トニア・ソティロポロス、ベレニス・マーロウ、他。


サム・メンデスの代表作は『アメリカン・ビューティー』(1999)、『ロード・トゥ・パーディション』(2002)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)などがあり、長編デビュー作の『アメリカン・ビューティー』ではいきなりアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の「監督賞」を受賞し、母国イギリスからは勲章も授与されています。
シリーズの『ゴールデンアイ』から"M"を演じてきているジュディ・デンチ、御年77歳。 目の病気を患い台本が読めないにも関わらず、今後も出演作が何本かあります。

本作での敵ボス"シルヴァ"を演じるのはスペインの俳優ハビエル・バルデム。といえばやっぱり『ノーカントリー』(2007)とペネロペ・クルスですか。 今後の出演作としてマイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、そして妻のペネロペ・クルスも出演するリドリー・スコット監督の『The Counselor』に出演します。2013年11月全米公開予定です。

『ハリー・ポッター』のヴォルデモートことレイフ・ファインズは政府の強力な権限を持つ"マロリー"を演じます。 最近の出演作品では『タイタンの逆襲』があります、"ハデス"役です。 次回作は自ら監督・出演を務めた『The Invisible Woman』(2013)、フェリシティ・ジョーンズ、クリスティン・スコット・トーマス等です。 フェリシティ・ジョーンズ出演のロマンス映画『今日、キミに会えたら』が2012年11月9日にリリースされます。

今回ボンドを取り巻く女性人"ボンド・ガール"は3人。 イギリスの女優ナオミ・ハリス、フランスの女優ベレニス・マーロウ、ギリシャの女優トニア・ソティロポロスだ。 ナオミ・ハリスは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの魔女"ティア・ダルマ"役が有名で、他ビッグタイトルにも多く出演しています。 ベレニス・マーロウはまだまだ無名だが、もともとモデル出身でグッチの広告塔にも起用されているグラマーさん。 そして大抜擢はギリシャの25歳の無名女優トニア・ソティロポロス。かなり目鼻立ちのはっきりした美人さん、今後が楽しみです。

ダニエル・クレイグは本作より先に、今の妻であるレイチェル・ワイズと共に出演している『ドリームハウス』が2012年11月23日に全国公開されます。 今後は『ドラゴン・タトゥーの女』の続編、『火と戯れる女』(仮)や『007』シリーズの第24作、第25作が撮影される予定です。

ボンドが参加していたトルコでの作戦で、工作員情報が入ったHDが奪われてしまった。 奪ったのはパトリスと言う傭兵だった。 ボンドは奪い返そうとするが、MI6長官Mの強行な命令のため、ボンドは深手を負い行方不明となってしまう。 数日後、ネット上に工作員の情報がアップされ、さらに多くの情報をアップするという予告がある。 そしてMI6の本部が狙われ、爆破されてしまう。

行方不明となっていたボンドは生きており、本部爆破の真相を突き止めるためロンドンに戻った。 そしてパトリスを捕らえるため上海に向かう。 パトリスを見つけたが、格闘の際パトリスはビルから落ちて死んでしまう。 パトリスの背後に潜む黒幕の正体を聞き出すことは出来なかったが、所持品から手がかりをつかんだ。 また、上海で知り合った謎の女性サヴェリンからの情報により、黒幕がシルヴァという男であることが分かった･････

満場一致でサクラグランプリを決定

第25回東京国際映画祭の授賞式が10月28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、9日間の日程をすべて終了し閉幕した。 そして最高賞の「東京サクラグランプリ」は、フランス映画『もうひとりの息子』が受賞した。 同作は「最優秀監督賞」と合わせ、2冠となった。 審査員特別賞は韓国映画『未熟な犯罪者』、日本からのコンペ出品作である松江哲明監督初の3D作品『フラッシュバックメモリーズ 3D』は観客賞を受賞した。

「東京サクラグランプリ」を受賞した『もうひとりの息子』は、兵役用健康検査の結果、両親の実子でないことを知ったイスラエル人の青年を主人公に、イスラエルとパレスチナふたつの家庭を通し両国の根深い憎しみからの解放を描いたドラマ。 「最優秀監督賞」と2冠を手にしたレビ監督は「これは本当でしょうか？最高の日です。 この賞をイスラエルとパレスチナの子どもたちに捧げたい」と喜びを語った。

審査委員長のロジャー・コーマンは「かなりの数の国際映画祭をこなしてきたけれど、これだけフレンドリーな環境のもとでスムーズに審査が行えた映画祭は珍しい。 それぞれの作品が文化、政治的な価値観の違い、宗教の違い、信じていることの違いなどを表現していたが、満場一致で審査が決まった」と総評。
また、「イスラエルに行くたび、いまだずっと小さな土地に対しての戦いが続いていることに驚く。 この映画は両国を平等なバランスで見ている作品で、繊細な問題を扱いながら人間は平等であるということをシンプルにしっかりと観客に伝えた」とグランプリ作品を称えた。

≪第25回東京国際映画祭 各受賞一覧≫

・☆ 東京サクラグランプリ ☆
　『もうひとりの息子』 (フランス｜2012)

・＝ 審査員特別賞 ＝
　『未熟な犯罪者』 (韓国｜2012)

・＝ 最優秀監督賞 ＝
　ロレーヌ・レビ監督『もうひとりの息子』 (フランス｜2012)

・＝ 最優秀女優賞 ＝
　ネスリハン・アタギュル『天と地の間のどこか』 (トルコ,ドイツ｜2012)

・＝ 最優秀男優賞 ＝
　ソ・ヨンジュ『未熟な犯罪者』 (韓国｜2012)

・＝ 最優秀芸術貢献賞 ＝
　撮影監督パンカジ・クマール『テセウスの船』 (インド｜2012)

・＝ 観客賞 ＝
　『フラッシュバックメモリーズ 3D』 (日本｜2012)

・＝ アジアの風・最優秀アジア映画賞 ＝
　『沈黙の夜』 (トルコ｜2012)

・＝ アジア映画賞スペシャル・メンション ＝
　『兵士、その後』 (スリランカ｜2012)
　『老人ホームを飛びだして』 (中国｜2012)
　『ブワカウ』 (フィリピン｜2012)

・＝ 日本映画・ある視点部門作品賞 ＝
　『GFP BUNNY　タリウム少女のプログラム』 (日本｜2012)

・＝ TOYOTA Earth Grand Prix ＝
　『聖者からの食事』 (ベルギー｜2011)

・＝ TOYOTA Earth Grand Prix審査員特別賞 ＝
　『ゴミ地球の代償』 (イギリス｜2012)

[ 参照記事 ： 映画.com ]

２０１２年１１月１日 公開予定

パラノーマル・アクティビティ4

Paranormal Activity 4

ホラー　｜　2012　｜　アメリカ

ケイティとハンターはどこへ消えたのか･････あれから5年―――
事件は急展開を迎える･････

2012年10月19日、全米公開初登場第1位を飾った本作は『パラノーマル・アクティビティ2』のその後を描いた作品です。
低予算も低予算、わずか15,000ドル(150万円※$1.00=¥100換算)で製作され、現在(2012/10/12時点)まで150億円以上の興行収益を叩き出し、話題となったシリーズ1作目。 この大ヒットを受け2作目は300万ドル(3億円※$1.00=¥100換算)、3作目は500万ドル(5億円※$1.00=¥100換算)、本作も500万ドル(5億円※$1.00=¥100換算)という大幅な予算アップで製作されてきています。 予算アップといっても他のハリウッドの作品群の中では少ない方です。 キャスティングの傾向も一緒。 ほぼ無名の俳優を起用した1作目に比べて、今は多少、名の知れた人たちを起用しています。

またかという感じですが････1作目ほどの新鮮さはもちろんありません、しかしシリーズを通しで見ている方はやっぱり見てしまうのではないでしょうか。
確かにケイティのその後が気になりますし、個人的にはケイティがどうなったかよりも、連れ去られたまだよちよち歩きのハンターが気になります。 可愛そうすぎる･････。
本作のポスター(日本版)にも起用されていますが、ケイティに手を引っ張られていく後姿が胸を締め付けられます。 子供が犠牲になるのは映画とは分かっていても、嫌です！ あぁ、そんなんこんなんでまた見てしまうんだろうなと思います。
既に第5弾の企画が進行中。またスピンオフ作品も製作される予定とのことです。

■現在(2012年10月22日時点)までのシリーズのサマリー

	トータル	オープニング	初登場ランク(全米)
1	約1億9300万ドル (約154億円)	約7万7000ドル (約620万円)	37
2	約1億7700万ドル (約141億円)	約4000万ドル (約32億円)	1
3	約2億700万ドル (約165億円)	約5200万ドル (約41億円)	1
4	約5600万ドル (約45億円)	約2900万ドル (約23億円)	1

※$1.00=¥77,873(2012年10月22日時点のレート)換算
※1作目のオープニング成績は限定(公開当初)のもの。すぐに拡大公開されます。

監督はヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン。 ヘンリー・ジューストは3作目から引き続いてのメガホンだ。 出演はケイティー・フェザーストン、キャスリン・ニュートン、マット・シヴリー、スティーヴン・ダンハム、アレクソンドラ・リー、ブライアン・ボーランド、他。
唯一、シリーズ通して出演しているケイティー・フェザーストン。 2007年のシリーズ1の時の、あのぶよぶよ感がなくなりすっきりして、きれいになったような気が･････。 今後の予定は未定ですが、続編に出演するでしょう、多分。
スティーヴン・ダンハムは2012年9月14日、心臓発作のため48歳という若さで亡くなりました。 本作には妻のアレクソンドラ・リーと一緒に出演していました。 これまで『ハムナプトラ』や『ゲット スマート』に出演している俳優さんです。
"アレックス"を演じるキャスリン・ニュートンは、キャメロン・ディアスの『バッド・ティーチャー』で長編デビューした15歳の新人さんです。

■『パラノーマル』シリーズ 時系列
1988年9月　(パラノーマル・アクティビティ3)
閑静な住宅街に幸せに暮らす家族。ある日を境に二人の娘ケイティとクリスティの周辺で次々と奇妙な現象が起こり始める。 原因を探るため、両親は監視カメラを設置するが･････ 公開された映像のラストには謎の死を遂げる両親の無残なシーン、そして幼い姉妹を連れ去る祖母の姿が･････
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2006年8月　(パラノーマル・アクティビティ2)
クリスティは郊外で夫と静かに暮らしていた。 ある日、帰宅すると家が荒らされていたため、部屋中にセキュリティカメラを設置。 しかし、それからも不可解な現象が次々と起こり始め、やがて最後に映ったの映像には、家族を襲う一人の女性、紛れもなくケイティの姿が。
そして、ケイティが幼いハンターを連れ去れる様子が映っていた。
この二人は依然行方不明である･････
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2006年9月,10月　(パラノーマル・アクティビティ1)
恋人ミカと同棲中のケイティ。彼らは夜な夜な奇妙な音に悩まされていた。 その原因を解明するべく、ミカは高性能ハンディカムカメラを購入し、昼間の生活風景や夜の寝室を撮影することにした。 記録映像が進むにつれ、説明不可能な"何か"がケイティに近づき彼女を豹変させる様子が移っていた。 そして、ついにはミカを･････。 その後、ケイティは姿を消した･････
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2011年11月　(パラノーマル・アクティビティ4)
閑静な住宅街に住む一家。両親、女子高生のアレックス、弟のワイエットと4人で暮らしている。 ある日の夜、アレックスはボーイフレンドのベンと一緒に庭を撮影していたところ、一人の少年を発見する。 ロビーという名で、隣に引っ越してきたばかりの少年だった。少年の母親が入院することとなり、少年をアレックスの家で預かることになった。 そして、ロビーが来て以来、次々と奇妙な現象が起こり始めるようになったのだ。
アレックスとベンはPCやスマホを使いながら家の内部を撮影し始める。撮影した映像には目を疑うような現象が映し出されていた。 はたして５年前の事件とどのように関連しているのか･････

■シリーズ作品情報
『パラノーマル・アクティビティ』
『パラノーマル・アクティビティ2』
『パラノーマル・アクティビティ3』

Storyline

ネバダ州の外れの閑静な住宅街に住む女子高生のアレックスは、両親と弟のワイエットと4人で暮らしていた。
ある日の夜、アレックスはボーイフレンドのベンと一緒に庭を撮影していたところ、一人の少年を発見する。 ロビーという名で、隣に引っ越してきたばかりの少年だった。 そして少年の母親が入院することとなり、少年をアレックスの家で預かることになった。 しかしロビーを預かるようになってからアレックス一家を不思議な現象が襲い始めた。
アレックスとベンは原因を突き止めるため家の中を撮影し始めるのだった。 ある時、アレックスは不思議な現象を撮影しながら、テレビ電話でボーイフレンドと話していた。 しかしロビーと目が合った瞬間、突然パソコンのディスプレイに異常が現れ、家のドアが開き始めそして･････

史上最高のロードムービーは1969年の『イージー・ライダー』

英の映画雑誌「Total Film」が、史上最高のロードムービー50本を発表した。

≪作品ランキング≫
01.『イージー・ライダー』(1969)
02.『マッドマックス2』(1981)
03.『パリ、テキサス』(1984)
04.『俺たちに明日はない』(1967)
05.『恐怖の報酬』(1952)
06.『激突！』(1971)
07.『或る夜の出来事』(1934)
08.『断絶』(1971)
09.『テルマ＆ルイーズ』(1991)
10.『ミッドナイト・ラン』(1988)
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11.『オズの魔法使』(1939)
12.『地獄の逃避行』(1973)
13.『シュア・シング』(1985)
14.『バニシング・ポイント』(1971)
15.『ボラット　栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(2006)
16.『プリシラ』(1994)
17.『ザ・ロード』(2009)
18.『天国の口、終わりの楽園』(2001)
19.『トゥルー・ロマンス』(1993)
20.『ワイルド・アット・ハート』(1990)
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21.『トランザム7000』(1977)
22.『おかしなおかしな自動車競争』(1953)
23.『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)
24.『レインマン』(1988)
25.『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004)
26.『ナショナル・ランプーン　ホリデー・ロード4000キロ』(1983)
27.『アリスの恋』(1974)
28.『ストレイト・ストーリー』(1999)
29.『ガルシアの首』(1974)
30.『ザ・マペッツ』(1911)
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31.『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)
32.『イン・ディス・ワールド』(2002)
33.『キャノンボール』(1981)
34.『モンスターズ　地球外生命体』(2010)
35.『ブルース・ブラザース』(1980)
36.『大災難P.T.A.』(1987)
37.『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』(2005)
38.『ジム・キャリーはＭｒ．ダマー』(1995)
39.『サイドウェイズ』(2004)
40.『怒りの葡萄』(1940)
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41.『ヒッチャー』(1986)
42.『ウイークエンド』(1967)
43.『オー・ブラザー！』(2000)
44.『おかしな、おかしな、おかしな世界』(1963)
45.『アバウト・シュミット』(2002)
46.『ドゥーム・ジェネレーション』(1995)
47.『アメリカの災難』(1996)
48.『ロード・トゥ・パーディション』(2002)
49.『デス・レース2000年』(1975)
50.『ロード・トリップ』(2000)

[ 参照記事 ： 映画.com ]

２０１３年 １月１１日 公開予定

96時間 リベンジ

Taken 2

アクション(サスペンス)　｜　2012　｜　フランス

2008年の『96時間』では娘が誘拐されてしまったオヤジ･････、今回は元妻と自分が拉致され、娘は追われる身となってしまう。 2人を同時に救出するために、またまたオヤジが大暴れ！製作リュック・ベッソン、主演リーアム・ニーソンのノンストップアクション第2弾。
すでに9月初頭からフランスを皮切りに世界各地で上映されており、全米では10月5日公開で初登場1位、現在(2012/10/18)まで2週連続1位をキープし、早くも興行収益は2億ドル(全世界)を叩き出しています。
前作『96時間』同様、リュック・ベッソンが製作・脚本を手掛け、自身の製作会社Europa Corpで製作。 ただ監督はピエール・モレルから『トランスポーター3』、『コロンビアーナ』のオリヴィエ・メガトンに交代しています。
主演はもちろんリーアム・ニーソン、前回誘拐された娘のキムが、今回追われる身となりますが、何か戦いに参加するような予感が･････(あくまで予想です、でもありがちなパターン)
そして前作からリュック・ベッソンと共に脚本を手掛けたロバート・マーク・ケイメン曰く、第3弾の企画が進行中とのことです。
製作・脚本はリュック・ベッソン、監督はオリヴィエ・メガトン、出演はリーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジア、リーランド・オーサー、ジョン・グリース、D・B・スウィーニー、他。

TVドラマ「Lost」のシャノン役や、『Taken』または本作でのリーアム・ニーソンの娘、"キム"役が有名なマギー・グレイス、有名な出演作として『The Fog』(2005)、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』(2011)などがあります。
そして2012年11月23日から公開予定のガイ・ピアース主演の『ロックアウト』にヒロインとなる大統領の娘"エミリー"役で出演しているほか、2012年12月28日から公開予定のシリーズ最終章となる『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』にも前作と同様、"イリーナ"役で出演しています。

オランダの女優ファムケ・ヤンセンといえば、『007 ゴールデンアイ』、『ザ・グリード』、『パラサイト』、『ラウンダーズ』など有名な作品は沢山あるが、やはり分かりやすいのは、『X-メン』シリーズの"ジーン"役だろう。
彼女の次回作のひとつにジェレミー・レナー主演で「ヘンゼルとグレーテル」を映画化したアクションファンタジー『Hansel and Gretel: Witch Hunters』(2013年1月25日全米公開予定)に出演しています。

今回の悪の親玉を演じるのはラデ・シェルベッジア、クロアチアの俳優で、出演数は長編・短編合わせるとかなりの数になります。 日本でも有名な出演作品としては『M:I-2』、『スナッチ』、『ザ・シューター／極大射程』などがあり、もっというと、『スナッチ』でロシア人の"ボリス"役、『ザ・シューター／極大射程』でダニー・グローヴァー演じる"アイザック大佐"にアドバイスする車椅子に乗った、元凄腕スナイパー"マイケル・サンダー"役の人です。

リーランド・オーサーは前作から引き続き、同役"サム"で登場。 TVドラマでの活躍が多いが、映画でも何かこの人みたことある、となる人だと思います。 最近はTVドラマ「ER」に"ルシアン・ドゥベンコ医師"役で出ていました。 最近といっても2，3年前ですが･････。
デンゼル・ワシントンの『ボーン・コレクター』や、ちょい役で『インデペンデンス・デイ』やブラッド・ピットの『セブン』にも出てます。

Storyline

イスタンブールで警護の仕事を終えた元秘密工作員のブライアンが、ホテルで元妻レノーアと娘のキムを迎え入れた。 彼の願いはこの休暇で家族の絆を完全修復することだった。 ところが、かつてブライアンに息子を殺されたアルバニア系犯罪組織のボスが密かに復讐計画を企てていた。
キムをホテルへ残し、市場へ出かけたブライアンたちは数人の男に襲撃されてしまう。 ブライアンの抵抗の甲斐もなく、レノーアが捕らえられてしまった。 ブライアンは急いでキムに連絡を取り、隠れろと指示するのだった。 おかげでキムは捕まらずに済むのだった。 そしてレノーアを人質にとられたブライアンは、自らも一味に捕らえられることを選択する･････

捕まったブライアンは隠していた通信機で再びキムと連絡をとり、大使館へ事の状況を伝えるようにと指示をだす。 そしてキムに武器の入ったスーツケースを開けさせるのだった。
はたして囚われの身のブライアンに起死回生の脱出策はあるのか。 そして重症を負ったまま地下で拘束されたレノーアと、地上で敵に追われているキムを同時に救出する手立ては見つかるのだろうか。 捨て身の反攻に転じたブライアンは、再び"無敵の父親"へと変貌を遂げていく･････

代表作は『エマニエル夫人』シリーズ、『プライベート・レッスン』、『チャタレイ夫人の恋人』など

シルビア・クリステルさん代理人の発表によると、17日、がんのため、アムステルダム市内で死去、60歳。
オランダ・ユトレヒト出身で1974年、フランスの映画『エマニエル夫人』に出演し世界的に有名になった。 その後もエマニエル夫人のシリーズ作品で演じたほか、米国でも活躍。『プライベイト・レッスン』(1981)など、50作品以上に出演した。 AFP通信によると、のどや肝臓のがんを患っていたという。今年7月からアムステルダム市内の病院に入院していた。

[ 参照記事 ： asahi.com ]

２０１２年１１月２３日 公開予定

人生の特等席

Trouble with the Curve

ドラマ　｜　2012　｜　アメリカ

大リーグの名スカウトマン、ガス。 最後の仕事をサポートするのは娘のミッキーだが、父娘の間には深い溝が･････・
稀代の名優の見納めと思われた『グラン・トリノ』以来、クリント・イーストウッド4年ぶりの主演作である本作を監督するのは、20年近く彼のもとで共に映画を作り続け、生涯でただひとりの弟子と認められた、イーストウッドDNAの継承者ロバート・ロレンツ。 本作は見る人を心の底から幸せにする、不器用な父親と、父との距離を感じていた娘のハートウォーミング・ストーリーだ。
監督はロバート・ロレンツ、出演はクリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン、ロバート・パトリック、ボブ・ガントン、マシュー・リラード、他。

娘"ミッキー"役を演じるのはエイミー・アダムス。 キャリア的にはそれほど長くはないのですが、助演女優賞に数回ノミネート、またいくつかの賞を獲得している以外と演技派の彼女。 スクリーンでは結構若く見えるが、実はアラフォーの子持ち･････。
これまでの出演作としては『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 』(2004)、『魔法にかけられて』(2007)、『ナイト ミュージアム2』、『ザ・ファイター』、最近では『ザ・マペッツ』(2011)、『ザ・マスター』(2012)等があります。 今後はスーパーマンのリブート作『マン・オブ・スティール』(日本では2013年夏、公開予定)にヒロインとして出演、また『魔法にかけられて 2』が企画中であります。

2012年10月ジェシカ・ビールと結婚したジャスティン・ティンバーレイク。ブリトニー・スピアーズやキャメロン・ディアスなどと交際していたことも有名でした。 最近の出演作は『ソーシャル・ネットワーク』、『ＴＩＭＥ／タイム』、『バッド・ティーチャー』などがあり、今後の出演作としてはベン・アフレック、ジェマ・アータートン、アンソニー・マッキー出演のクライム『Runner, Runner』(2013年9月全米公開予定)があります。

ジョン・グッドマンは2012年10月26日より全国公開の『アルゴ』にも出演しています。 次回作はロバート・ゼメキス監督作、デンゼル・ワシントン主演の『Flight』、2012年11月2日全米公開予定です。日本でも2013年3月に公開される予定です。

ロバート・パトリックの最近の出演作は、2012年9月7日より日本でも公開されている『デンジャラス・ラン』があります。 今後は映画館銃乱射事件の影響で全米公開が2013年1月11日に延期となった『Gangster Squad』、2013年2月公開予定のコメディ『Identity Thief』に出演しています。 『Identity Thief』にはGenesis Rodriguez(ジェネシス・ロドリゲス)も出演しています。『崖っぷちの男』で、ヒロインのエリザベス・バンクスそっちのけでオーラを出していたカワイコちゃんです。

クリント・イーストウッドは出演作としては2008年の『グラン・トリノ』以来、最近では2011年の製作・監督・音楽を手掛けた『J・エドガー』がありますが、 今後の活動予定は未定です。

Storyline

家庭より仕事を優先させ、長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたガスだが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。 視力が衰え目がかすみ始めた彼だが、それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向けるのだった。
そんな彼の最後のスカウトの旅に手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキー。 妻を亡くし、男手ひとつで育てようとして育てられなかった父娘の旅の最後にそれぞれが見つけた人生の特等席とは･････

ホラーの聖地となれるか？ハンパないお化け屋敷誕生！結婚式も可能････！

『ホステル』、『キャビン・フィーバー』で知られるホラーの鬼才、イーライ・ロス監督がプロデュースしたお化け屋敷（ホーンテッドハウス）が、米ラスベガスにオープンした。
9月末にオープンした"ゴアトリアム"（Goretorium）は、「60年代の幽霊ホテル＆カジノ"ザ・デルモント"」をコンセプトに、1000万ドル（約8億円）を投じて建設したホーンテッドハウス。 ハロウィンなどの季節限定ではなく、通年営業するのが売りで、ロス監督も「ホラーファンがいつでも集まれるメッカにしたい」と語っている。

アトラクションの基本テーマは「宿泊客を拷問、惨殺するホテルオーナーと犠牲者たち」。 数10名の生身の俳優たちと最新の技術を駆使したアトラクションが、多層階で展開される。 なかには、自分の体がミンチにされるところを疑似体験できるスペースもあるという。
さらに館内には、檻のなかのゾンビがダンスや食事タイムを繰り広げる60年代風ラウンジ「Baby Dolls」、カジュアルバー「Bloody Marys」、ショップ、そしてホラーファンのカップルが実際に結婚式を挙げられるチャペルも併設されている。 また"Goretorium"は、俳優、ハイテクハリウッド効果、アニマトロニクスなどの映画的特殊効果を駆使しており、通常のお化け屋敷と呼ばれているものより、一線を画しているらしい。

[ 参照記事 ： 映画.com｜examiner.com ]