〓　注意！ネタバレ！ 〓

そのビルの所有者は投資家であり、ニックが盗んだとされたダイヤモンドの所有者、デイヴィッド・イングランダーだった。 ジョーイとアンジーはビルに侵入し、セキュリティーをかわしながら金庫を目指すのだった。

ニックは無実を晴らすために、盗まれたとされたダイヤモンドが実は盗まれておらず、 所有者であるデイヴィッドが持っていることを公にするために、自殺のふりをしてビルの縁にいるのだった。 そしてその騒ぎに乗じて、弟ジョーイにダイヤモンドを盗ませる計画をたてていたのだった。
交渉人のマーサーはそんなことはいざ知らず、ニックの身元を洗い出すことと、自殺を止める説得に必至だった。

やがてニックの身元が割れ、元刑事で今は脱獄反であることが判明。 ニックはマーサーに自分はダイヤを盗んでいない、信じて欲しいといい、ビルの縁から戻ろうとはしなかった。 マーサーはニックについてさらに調べ、警察の内部監査の事情に行き着いた。
ニックは汚職に関する内部監査に協力しており、それが原因ではめられた可能性がでてきた。 汚職警官の中にはニックの元相棒アッカーマンも含まれていた。 そんな中、汚職警官がデイヴィッドの指示のもと、事態収拾のため強硬手段に移り始めるのだった。

ジョーイたちは何度かピンチを迎えるが見事金庫をあけることに成功する、しかしそこにはダイヤはなかった。 それを聞いたニックは次の作戦へと切り替えるよう指示した。
すでにジョーイたちの侵入はばれており、デイヴィッドたちは急いで金庫に駆けつけるのだった。

デイヴィッドはダイヤを別の隠し金庫に保管していた。 そのダイヤを隠し金庫から取り出し、オフィスに戻るとそにはジョーイとアンジーがいた。
ジョーイたちはデイヴィッドからダイヤを奪い、ホテルのフロントマン(ニックの部屋の給仕係)にカバンごと預けた。 しかしホテルを出ようとしたところ、マーカスに見つかってしまうのだった。

その頃ニックは、警察の強行突入をかわして逃げていた。 途中、ホテルの給仕係の男からホテルの制服を受け取り、逃走を続けた。 制服の中には盗み出したダイヤが入っていた。
隣のビルの屋上まで逃げたところで、警察に包囲されてしまう。 そこへマーカスが出てきて、他の警官を引き上げさせた。 そしてジョーイを連れたデイヴィッドが現れるのだった。

ジョーイが人質にとられ、仕方なくダイヤをデイヴィッドに渡したニック。 デイヴィッドはマーカスに2人を始末するよう指示する。
絶体絶命の危機を救ったのはアッカーマンであった。 しかしアッカーマンは被弾してしまい、また危機となるが、駆けつけたマーサーがマーカスを射殺し危機を脱する。

デイヴィッドはすでに地上へ下り、下から余裕の表情を屋上のニックへ向ける。 ここまでやって引き下がれないニックは意を決し、地上の飛び降り救助用のマットめがけ、屋上からダイブするのだった。
しかしデイヴィッドを目の前にしながら警官に行く手を阻まれるニック。 だが、野次馬の1人の男がニックの味方をし、警官に殴りかかった。 その隙にニックはデイヴィッドを捕まえダイヤを取り返すことが出来た。 そして報道陣もいる中、大きな声で無実を叫ぶのだった。

無実を証明できたニックはマーサーを連れ、ニック復帰のパーティが開かれているバーに入った。 そこでバーテンダーをしていたのは、ホテルの給仕係としてニックを助けていた男だった。
ニックはマーサーにそのバーテンダーは父親のフランクだと紹介する。 今回の計画はすでにニックが脱獄した父親の葬式という時点から始まっていたのだった。
そして弟のジョーイはアンジーにプロポーズするのだった。

End